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こな的定点観測

関野こなた(せきの・こなた)が書いております。
更新頻度:いつになるやら。
アホはアホなりに考えようと思ってます。

もしかしたらこれは、戻れない自爆道?(さらに亀田問題で思うこと)

2006-08-07 23:03:52 | こな的定点観測

まだまだ尾を引きそうな「亀田『疑惑の判定』問題」
いろんな人が前から言っているように、「作られた部分」があまりに多く、そこの強調が過ぎると、中身にちょっとでも齟齬が感じられた時に世間様から大バッシングを受けるということなんだろうと思います。

かと言って、じゃあ今から変えられるのか、と言ってもかなり難しいんじゃないかとも思えます。
もはや「ギミックレスラー」ならぬ「ギミックボクサー」化してしまっているので今更しおらしくなったところでバッシングを通り越して呆れられてしまうでしょうし。

そこへ、今朝、パパ亀田こと史郎トレーナーとやくみつる氏(この人は前から「亀田流」に強い嫌悪感を持つことを隠していませんでした)がTV(元から「亀田兄弟」のあり方にかなり批判的だったテレ朝)でやりあったとか。見たかったなぁ。^^
ネット上の記事でしか見てませんけど、やっぱり「亀田側」の方が旗色悪そうですね。
「息子のやってること」を『再現するため』に、やく氏が挑発すると「オモテ出るか!?」とけんか腰。そりゃ普段アンタがたが相手にやってることでしょう。^^
(ランダエタに対しても挑発したし、ランダエタの挑発に向かって行った)
「やる前から勝負は始まってる」とは言え、やっぱり大人気(おとなげ)ないでしょう。興毅「チャンピオン」(19歳)はともかく、「これって41歳の大人がやることだろうか?」と考えたら、ねぇ?
一緒に出ていたガッツ石松氏(この人も亀田のボクシングには批判的)に対しても史郎トレーナーは「一生懸命やって世界王者になったのに、なんでそんなことを言うのか」と懇願に近い感じだったようですが、記事の言葉が口調を再現しているとしたら、その言葉一つ取ったって、「元世界王者(この場合、ガッツ氏)に対するリスペクト」が感じられません。それで「世界王者になったんだからリスペクトしてくれ」って言ったって「じゃあお前らはどうなんだ?」と言われておしまいじゃないの?、ってことですしね。

今となっては「亀田流パフォーマンス」は、ギミックであるかどうかは問題ではなくなってしまっています。続ければ「世間をナメとんのか?」と思われ、やめれば「だったら最初からやるなよ」と言われてしまうでしょう。
とはいえ、今後は階級を戻すにしてもひとたび獲った「世界王者」の肩書きはどこまでもついてまわり、パフォーマンスはすべて「これは世界王者になった人間のやることか?」という基準で見られます。史郎トレーナーが件の番組で
あれ(パフォーマンス)は性格上だから。このスタイルを崩すつもりはない。青春時代なんだからいいじゃないか。悪いこととしても、世間の迷惑をかけなきゃいいじゃないか」
と発言したようですが、本気で言ってるならちょっと見方が甘くないかという気がします。

もっとも、彼ら以上にあわてなくてはならないのはTBSでしょうか。
確かに一時的に「数字」は取ったけど、行きがかり(亀田兄弟のデビュー前から、コンテンツとして売り込む仕込みをしていた関係)上、試合内容を批判するわけにも行かず、疑惑の片棒を担いだ格好になって、こちらもバッシングの嵐です。
そのうえ、大晦日に試合を組んで放送したい意向を持っているようです。というより「疑惑」を晴らすに世間の耳目を集める舞台として十分であり、そしてそれはレコ大を失った穴埋めとなり、かつ紅白のウラとして強力なコンテンツになりうる、という目算があるのでしょう。どうやら亀田サイドが嫌がっているのにしつこくやれないかどうか検討しているらしい(そのためにどうあっても世界タイトルをかけた試合を組まなくてはならない)とも聞きます。
これが本当なら、ここまでの「煽り」のやり方、もう少し考えられなかったか?という気もします。(それより、亀田兄弟のコンテンツとしての育て方、もっと良いやり方はなかったのか、とも思えますが、それはもう手遅れです。)
「亀田兄弟に『価値』がなくなったら、捨てるのでは?」というウワサもあります。まぁ、もしそうなったら、そのときこそ世間は「亀田を捨てた」TBSを捨てる(見捨てる)でしょうけど。もっとも、関野は火曜19:00に○○ン子さんが出るたびに、「終わってんじゃないの?この局」と思えて仕方ないですが。


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