こな的定点観測

関野こなた(せきの・こなた)が書いております。
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アホはアホなりに考えようと思ってます。

割と普通? (第92回天皇杯全日本選手権 3回戦)

2012-10-13 01:48:14 | Football(さっかー)

遅れ投稿ですが、10月10日、天皇杯の3回戦がありました。
結果は以下の通り。

No.57 柏レイソル(J1)2-1湘南ベルマーレ(J2)
No.58 AC長野パルセイロ(長野)0-0(PK9-10)横河武蔵野FC(東京)
No.59 ジュビロ磐田(J1)1-1(延長1-1、PK5-3)京都サンガF.C.(J2)
No.60 SAGAWA SHIGA FC(滋賀)0-0(PK6-7)ジェフユナイテッド千葉(J2)
No.61 ベガルタ仙台(J1)1-2(延長0-1)ロアッソ熊本(J2)
No.62 大宮アルディージャ(J1)3-1アビスパ福岡(J2)
No.63 横浜F・マリノス(J1)2-1横浜FC(J2)
No.64 セレッソ大阪(J1)2-1モンテディオ山形(J2)
No.65 ファジアーノ岡山(J2)2-3名古屋グランパス(J1)
No.66 カマタマーレ讃岐(香川)1-2浦和レッズ(J1)
No.67 FC今治(愛媛)2-5FC町田ゼルビア(J2)
No.68 清水エスパルス(J1)1-0東京ヴェルディ(J2)
No.69 ガンバ大阪(J1)1-0水戸ホーリーホック(J2)
No.70 アルビレックス新潟(J1)0-1福島ユナイテッド(福島)
No.71 鹿島アントラーズ(J1)2-1(延長1-0)ガイナーレ鳥取(J2)
No.72 川崎フロンターレ(J1)3-2(延長1-0)徳島ヴォルティス(J2)

例によって、下克上されちゃったのは、
ベガルタ仙台
アルビレックス新潟
2チームだけ。なんかつまらんな。
そうは言っても、格下相手に延長まで持ち込まれたりPKにもつれこんだりしてる試合が4試合あるし、1点差ゲームがほとんどだから(そうでないのは大宮-福岡戦とFC今治-町田戦だけみたいですね)、冷や汗かいた上位チームも多いようですけど。ロスタイムでなんとか振り切った、という試合もいくつかあったし。
まぁ、ただでさえ代表戦の「裏」なんで代表のいるチームは戦力が落ちるし、そうでなくても格上チームが可能な範囲でメンバーを休ませるところもあったでしょうけど。

注目してた長野と横河武蔵野の対戦は両者譲らずスコアレスでPK決着。それもまた両者譲らず11人ずつ蹴りあってようやく決まるという熱戦(?)。お疲れ様でした。
上位リーグ所属チームと下位リーグ所属チームが対戦するカードがほとんどだった中で、唯一の同一リーグ所属同士の対戦でしたから、拮抗するのも当然かもしれませんが。

BSの讃岐-浦和戦見ましたけど、やっぱり格下の方が「元気がいい」と言うか。
讃岐は攻撃の仕上げの部分で精度を欠いて浦和に屈しましたが、そこらへんがJ1とJFLの決定的な差なんでしょうし、その精度を持ってれば、今頃、讃岐はJ1で優勝争いしてたのでしょうから。

この試合に決着をつけたポポもそうなんですが、最近好調のガンバのレアンドロとか(今回の3回戦でいえば、柏のネット・バイアーノとか川崎のレナトとか。闘莉王も帰化選手だし)、ここぞというところで決定力を見せる外国人選手を目にして、そのあたりのこと-漠然と「決定力」とか呼ばれるものになるのでしょうが-、というのは日本は世界の中でどの辺りにいるのか、なんてことを想いました。
天皇杯3回戦に関しては代表選手がいなかったので、日本のトップと、Jに呼ばれてくる外国人を直接比較することにはならなかったかもしれませんし、もちろん日本人選手にもギリギリのところで試合を決めるゴールを奪った選手が何人もいたので(興梠(鹿島)とか藤本(セレッソ)とか)、気にするほどの差はないのかもしれませんが。

4回戦は12月15日開催ということだけが決まってて、前に書いたように対戦カードは改めてドロー。いよいよJ1同士の対戦もあってタイトル争いが具体化してくるのでしょう。