DIC川村記念美術館 / 絵の住処－作品が暮らす11の部屋－

ジョゼフ・コーネルの箱作品が見たくて、千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館に行ってきました。

美術館の建物自体も素晴らしく、部屋ごとに全く違うテイストの展示で、とても楽しかったです。
コーネルの作品を集めた小さな部屋は暖かい宇宙みたいだし、
ロスコの絵を展示するために造られた七角形の部屋は、絵の深い赤に沈みそうになります。
暗い部屋があれば、木々の緑と太陽の光でいっぱいの明るい部屋もあり、
変化に富んだ部屋から部屋へと歩きます。

日本画の部屋の隅には茶室へのドアがあり、水面の風景を眺めながら、
ゆっくりとお茶と和菓子を頂くことができます。
美術館入り口の手前には、こちらも素晴らしい眺めのレストランがあり、
展示にちなんだちょっと変わったランチもありました。



気持ちのよい庭が広がっています。




美術館。夢の中で見かけたような建物。









美術館の庭を散策します。




美しい紅葉を見ることもできました。


静かで穏やかな時間が流れる、心が充実する本当に素晴らしい美術館でした。

鎌倉長谷寺のライトアップ（2015.11.22）

逗子で流鏑馬を堪能した後、鎌倉で紅葉を見ることにしました。
長谷寺がライトアップを始めていたので、暗くなるのを待って、5時頃江ノ電に乗りました。
鎌倉駅周辺が凄い人出で嫌な予感はしたのですが、やはり江ノ電はぎゅう詰め。
さらに下車駅の長谷駅で大量の観光客が吐き出され涙目。
歩道も列になって歩くという有様で、これ入れないんじゃないか？諦めて帰った方がいいんじゃないかと
ぐるぐる考えながら歩きましたが、入場は意外とすんなりできました。


しかし今年の紅葉は遅く、まだこんな感じ。






とは言えライトアップされて良い雰囲気なことは確かなので、がんばって行ってよかったです。
















そして青く浮かび上がる本殿。
惨劇が起こる予感しかしない。


惨劇を後に帰途につこうとすると階段が渋滞。。。
閉門の時間ですものね。みんな帰ろうとしますよね。

これまで何度か鎌倉に来ていますが、いつも朝8時頃到着して早めに帰るスケジュールだったので、
「普通の時間」がこんなに混雑していることが衝撃でした。
それとも最近の人出が尋常じゃなくなっているのでしょうか。

長谷寺のライトアップは12/6までですが、ある程度の決心をしてお出かけになることをお勧めします。

逗子海岸流鏑馬（2015.11.22）

海岸で流鏑馬が行われるなんて素晴らしいに決まってます！
ということで、逗子海岸に流鏑馬を見に行ってきました。
美しい！素晴らしい！ストイックでカッコイイ！！
もう胸がときめきっぱなしの約2時間でした



















5～6人が順番に弓を引いて、一緒に戻ってくるという一連の流れが何回か行われるので、
かなり贅沢です！
アナウンスでいろいろ説明があるので、的の準備のちょっとした時間も楽しくすごせます。
そのうち特定の射手や馬に感情移入し始めたり
すっかり魅了されました！








帰りの静けさ。美しい・・・。


小耳に挟んだ話では、13時始まりのところを10時に場所取りしている人もいるようで、
のんきに13時前に到着した私たちは、人垣の後ろから見ていました。
しかし途中で帰り始める人がわりといて、（車で来た人の渋滞回避とか、子供連れの途中退場っぽい）
終わりの頃には最前列に行くことができました。
間近で見ることができて本当にラッキーでした

今年はなかなか寒くならないので、海風も冷たくなく雨も降らず、晴天とはいきませんがいい日和でした。
逗子で流鏑馬を行った大日本弓馬会では、他にも流鏑馬を行っているそうで、
サイトをチェックしたら明治神宮でも行っていました。
これまたいいシチュエーション！しかし凄まじい人出だったでしょうね。。。

素晴らしく美しい日本の伝統文化に触れることができて、本当に幸せでした！

旅の空

迎賓館赤坂離宮前庭公開（2015.11.3）

今年の夏の迎賓館参観に見事外れたため、前庭のみ公開の日に行って参りました。




1時間並んだとか閉門間際だとあまり並ばなかったなどの昨年度までの情報を見たので、
2時半頃着くように行こうと思っていたら、なぜか入場受付終了間際の午後3時20分頃到着しました。
4時閉門なのであまりのんびりはできませんが、ほぼ並ばず入場できましたし、
夕暮れ色で素晴らしい雰囲気でしたし、結果的にとてもいい時間帯でした！




















この時間建物の正面は影に入りますが、西日が当たる側はくっきりしたコントラストです。




閉門時間で来場者が引き上げ始め、誰もいなくなった正面玄関前。




この門を出たら、別世界とさようなら。
素晴らしい時間でした。

いつか建物内の参観もできるといいな！