Ali'i Drive Breeze

The Big Island
ハワイ島で体験した思い出を写真とともに綴る旅日記

ハワイ島半周ドライブ#6 <ワッツ・シェイキン>

2011年09月05日 | ハマクア地区

ハワイ島半周ドライブ#5から

2010年1月6日:午後1時15分

オノメア湾のビュー・ポイントからクルマを走らせること5分。
ワッツ・シェイキン<What's Shakin'>に到着。
             


ほかのクルマと同様に駐車し降りてみると、
小さなお店にも関わらず、多くのお客で賑わっていた。
「随分と並んでるなぁ?!」
正直、ワッツ・シェイキンについて何の情報も持っていなかったぼくには、
予想外の客数。
到着した時点では、注文する人の列が建物の外まで続いていました。



お店の中を覗き見ると、切り盛りしているのは、どうやら女性ふたりだけ
ひとりが調理を担当し、
もうひとりがオーダーとドリンクの担当のようですが、
なかなか注文を捌ききれない様子。

「まだまだ、時間がかかりそう?」と妻。
「仕方ないよ、この多人数にふたりだけで対応してるんだから。
 気長に待つしかないんじゃないかな。」
そう言ったそばから、ぼくのお腹がグーと鳴ってしまいました。
「・・・。」


10分近く経っただろうか、
ようやくぼくたちがオーダーする番に。

順番を待つ間、
ほかのお客さんが受けった1皿に乗っている料理の量やドリンクカップの大きさを見て、
「やっぱりアメリカン・サイズだね。
 わたし食べ切れないかもしれないから、ひとつだけ頼んでシェアしよう。」
と妻が言うので、ぼくだけがオーダーすることに。
ボードに書かれていたワッツシェイキン・スペシャルの
“HOT MAMMAS FISH WRAP"と、
ドリンクは、
“PACIFIC PASSION SMOOTHIE”を注文。

    

すると、オーダーを受けた女性が、
“シェアするの?”と、なぜか確かめるように2、3度ぼくに訊ねます。
確かにその通りなので、“Yes”と答えはしたものの、
頭の片隅では【?】マークが点灯。

とりあえずオーダーを済ませ、
いつ名前が呼ばれてもいいように受け取り口の近くで待つことに。



ところが、10分経って名前を呼ばれたお客でさえ、
ぼくたちが列の最後尾についた時に注文をしていた家族。
(ということは・・・?)
どれほど待てばいいのだろうと不安になりつつ、
すっかり空き空きになったお腹を抱え、さらに待ち続けること15分。

すると、調理場から慌ただしく店先に出てきた女性が、
売り物として並べてあったパパイヤとアボカドの中からいくつか抱えると、
また慌ただしく調理場へと戻っていきました。



「食材が足りなくなったのかな?」
「いやぁ~、こりゃ大変だ。」と、思わず妻と目を見交わしました。
(ちなみに、フルーツはお店の裏の農園で摂れた新鮮なもの。)

パパイヤは$1、アボカドは$2  


さらに待つこと7分。
ようやく名前が呼ばれ、
まずはスムージーが出てきました。
「?」
オーダーはひとつだけだったのに、
出てきたのは小さいサイズのカップがふたつ。
“分けておいたから。”と女性に笑顔で言われ、
(なるほど。)
なぜ注文するとき“シェアするの?”と、聞き返されたのか納得しました。
忙しいにもかかわらず、気を利かせてくれたようです。
ストローも、青とピンクに色分けしてありました。
そんなところにも、このお店の人気の秘密がありそうです。

“料理が出るまで、もうちょっと待って。”と言われ、
とりあえずは空いている席を探し、
美味しいと評判のスムージーをひと口飲んでみることに。

               

「う~ん、これは!!」
「うん、美味しい!!」
思わず、ふたりで目を見合わせました。
「こんなに美味しいスムージーを飲んだの、初めてかも。」と言いつつ、
妻はもうひと口。
パパイヤ、マンゴー、パイナップル、バナナが、
絶妙にミックスされたスムージーは、まさに美味!
(後日、コナの町で飲んだスムージーとは段違いの美味しさ。)
ヨーグルトの微かな酸味がフルーツの甘味を引き立て
舌と喉を喜ばせてくれます。
長く待っただけに、この美味しさには感動がありました。

ほどなく、再び名前が呼ばれ、
ようやく本日のランチ“HOT MAMMAS FISH WRAP"





こちらは、
軽くパン粉をまぶして焼いた白身魚に自慢のタルタルソースと、
レタス、トマト、玉ねぎ、キュウリ、スプラウトをトルティーヤで包んだもの。
(やはり二つに切り分けてありました。)
サラダとフルーツが添えてあります。

じつに、到着してから50分近く経ってありつけた昼食。
早速、「いただきま~す!」
手で掴むのもやっとの大きなサイズを、まずはひと口、ガブリ。
「う~ん・・・おいひぃ~。」
口いっぱいに頬張った妻は満足気。
こぼさないよう、上手くかぶりつくのも一苦労でしたが、
新鮮野菜を生かしたシンプルな味は、やはり美味。
「野菜もシャキシャキしてるし、
 魚のフライも外はサクサクなのに身はフワフワで、
 ホント美味しい。」
好みでマヨネーズを足しても、また一味違ってグッドでした。

すっかり空腹の身だったので、あっという間に食べ終わるかと思いきや、
それなりに食べごたえもあり、ふたりでシェアしてちょうどいい分量でした。
添えられていたバナナとパパイヤも、もちろん美味しかった。

          
    気が付けば、
                お溢れにあずかろうと
                黄色い嘴のカーディナルが2羽、足元に。


日陰で心地いい風に吹かれながらのランチ。
随分待ったけれど、それだけの甲斐はありました。
「また、必ず来たい!」
妻はワッツ・シェイキンがすっかり気に入ったようです。

やはり、一番込み合っている時間に当たってしまっていたようで、
食べ終わる頃には、お客の数もすっかり減り、
慌ただしかったお店も落ち着いた雰囲気に。
スチールパイプ製のウィンドチャイムの音が、
風にのって涼やかに聞こえてきます。

「さて、ランチを食べたばかりだけど、
 テックス・ドライブ・インへ行きますか?」
そう妻に問いかけると、
当然と言わんばかりに大きく頷きます。
腕時計をチラリと見ると、時刻は午後2時半になろうとしていました。
「ついでに、ホノカアとワイピオ渓谷へも寄ってみようか?」
「あっ!それもいいわネ。」
とりあえず、マラサダさえ食べられれば、ほかに否やはなさそうです。
「それじゃ、そろそろ行きますか?」

    

スムージーもラップも、とても美味しかったワッツ・シェイキンを出発すると、
右手には牧場が続いていました。
牛たちが草を食んでいる姿を横に見ながら走っていると、
すぐにT字路に突き当たり、
4マイルのドライブもどうやら終わりのようです。

ドライブの動画 ←こちら

ドライブの動画改訂版←こちら
 
19号線へ戻ると同時にアクセルを踏み込み、
時速55マイルまで一気に加速。
ハマクア・コーストをひた走り、次はテックス・ドライブ・インへ。

ALOHA.                

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