goo blog サービス終了のお知らせ 

木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

ソラマメ盛況

2023年04月15日 05時27分27秒 | 耕作放棄地

マメ科の栽培が盛んだが、この時期「スナップエンドウ」が実を着けだした。間もなくの収穫かと期待もはずむのは栽培者の特権だろうか。今回ご紹介するのはエンドウでは無く「ソラマメ」のお話。ソラマメも同じマメ科の仲間、しかも収穫期がエンドウの次ときている。来月の中旬には収穫可能だろう。仲間達の大半がチャレンジしており、畑も盛況だ。用途はビールのお供が多いので、そう沢山は必要無い。一部を取り上げ、現況を画像でご紹介しようかと思う。

不思議と栽培している分量はほぼ同じ、画像をご覧になられたら申し合わせたかのような光景でしょう。種子にして2~3袋、株数にして20株~30株程度、これは用途がほぼ同じであることを物語っている。大量には必要ないのだ。ここらがエンドウやインゲン等との大きな相違だろう。インゲンやエンドウは調理用、ソラマメを調理に使うのは少ないだろう。専らお父さんの晩酌用かな。子狸は飲酒を嗜まないが、季節の到来を感じる品として重宝している。ソラマメが食卓にのぼると初夏の到来でもある。カッコウやホトトギスが渡って来る頃なのだ。

ソラマメの有り難いところは収穫が楽なこと、エンドウやインゲンに比較すると圧倒的にお手軽だ。マメのサイズが大きい故でもあるのだろう。豆粒の大きさが2~3センチ、一莢に3粒程度がはいっている.実が天を仰いで聳えるが、下向きとなったら収穫の合図だ。5月の連休明け位からそろそろ下向きとなるので、スタンバイを。収穫は簡単で、洗面用のポリ容器を持ち、農耕用ハサミでカットしていく。短時間で満杯となるので至福の一時となるが、湯がいて莢を剥くと僅かな分量にビックリする事も。

斯くしてソラマメの現況を楽しんでいるが、栽培に当たって留意するのは種蒔きの特異性だろう。お歯黒とも呼ばれる黒い筋を下向きに、反対部分を半分地上に出して埋設する。この時斜めに挿すのがコツなんだとか。畑に直まきだと野鳥に襲撃される恐れもあるので、ネットの構築などが必携でしょう。自宅でビニールポットに種蒔きするのも手法かも。子狸は畑でビニールポットに種蒔きし、格子状の箱でカバーして野鳥対策を行っている。

マメが大きいので来年用の種子にと考えがちだが、発芽の状態が今一な模様だ。多分だがF1種かと思われ、再利用には困難を伴う模様。子狸も何度か挑戦したが、未発芽の種子が少なからず存在した。

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。