京都には「哲学の道」と称する小径があるそうな。残念ながらまだ訪問したことは無いのだが、きっと小川沿いの小さな散歩道でそぞろ歩きを楽しむ京都人の憩いの場となっているのでは・・・・・・・と想像している。誰にしも同様な想いで楽しみにされる小径があるに違いないと思う。子狸もそうした場所を何カ所か見つけているが、今回は「村の散歩道」と名付ける小径を紹介しようかと思う。ルートは「吉年の集落」から「下赤坂城趾」へと続く30分~40分程度の散歩道だが、紅葉の頃が一番の歩き時だ。標高が200メートル~300メートル程度で寒暖差も少ないので、そう綺麗な紅葉とはならないが、それでも赤や黄色にと染まってくれる。
今年は気象異変なのか、晩秋というのにまだ紅葉は始まり掛けの印象、鮮やかな色彩とは言えない。通常ならこの時期色鮮やかな紅葉が見られるのだが、鈍い色彩だ。途中、小さなミカン農園があるのだが、温州ミカンだけは何時もの鮮やかな色合いであった。
小径は樹林帯を抜け、やがて見晴らしの良い丘の上にと至ってくる。村の名峰「金剛山」が望めるのだが、生憎と本日は雲の中だ。眼下には先に紹介した「下赤坂の棚田」が広がっており、眺望の昂揚ポイントとなってくる。樹林帯を抜けているので日当たりが良く、眺望も良いのでしばしの休憩となるのが通例だ。同様な想いなのか、老齢のご夫婦も散歩中であった、挨拶を交わして通り過ぎたのだが、どうやら村の住人では無さそうだ。
下赤坂城趾で再度の休息を取り、車を止めた「吉年の集落」へと別ルートで戻るのが何時ものコース、かれこれ1時間あまりの散歩道であろうか。村内はスギやヒノキの人工林が多く、落葉広葉樹は少ない。紅葉の豊かな散歩道は僅少で、都市部に近い山村が故の特徴であるのかも。何時か訪れた東北の、見事な紅葉樹林帯が懐かしいのだが。
最後に立ち寄る花園の一端をご紹介、軽トラで来訪される80代と思しきご夫婦の楽園です。
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