8月も末期となりました。田圃の色彩も緑から黄色へと移り変わりつつあるようです。稲穂も開花から実への移行期では無いでしょうか。心なしか粒となった実が存在するようにも思えます。当地の稲刈りは概ね10月の初旬、あと1ヶ月前後です。緑色の棚田地帯が黄金色一色と染まるのも間もなくでしょう。水路には水が流れ、最後の追い込みの導水かと思えます。稲刈りには乾田とする必要があり、水を落とすタイミングも間もなくでしょう。取り合い状態だった水路の水ですが、大方の役目は終わったようです。
画像は何れも師匠の田圃ですが、台風の直撃も無くイノシシに荒らされる事も無く、無事に収穫期を迎えられそうです。師匠の田圃は耕作面積が減少しているようです。腰をいわした師匠の体調、例え息子氏の支援があっても全面耕作は難しいのでしょう。我々が関与している農園も地主殿は難病に苦しんでおられます。農耕の担い手が次々と脱落、食糧自給には暗雲が立ちこめているような。最近の時事ニュース、スーパーや米屋に米が無い・・・・・とのお話はお聞き及びかと。
上記のように当地の稲刈りは概ね10月初旬、それから脱穀、籾すり、精米と作業は続きますので、当地の米が市場に出回るのは10月末になるかと。あと二ヶ月ほどを何とか凌いで下さい・・・・・・とお願いするしか無いでしょう。十分な量が出回るかどうかは疑問ですが。
一番の安全策は米の自給かと。但し、ビジネスとしての米作りは初期投資だけでも大変です。これを我が家のみの自給へと割り切れば、思案は随分と変わってきます。早い話、田植機が無くとも手植えでという手法も考えられます。野菜類の栽培については、もう少しハードルは低いでしょう。
それにしても稲穂が実り出すこの季節、何とも豊かな気分にさせてくれます。もうしばらくすると田圃は黄金色に変わり、畦道には米袋が積み上がるのだ・・・・・・・そう考えると、自分の米で無くとも心豊かに暮らせるような気がしますね。
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