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木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

6月の花

2023年06月16日 05時22分42秒 | 耕作放棄地

6月も中旬となってきた。梅雨の合間の中休みにはいったようで、微かながら青空が覗いている。何時もの如く作業日和となりそうで、嬉しいやら有り難いやら。この時期、農園にも種々の花々が咲き出している。個人的な性癖だが、栽培花よりも野草や栽培物の花を好む傾向がある。画像に納めるのもそうした花々で、この時期ならばの主役達をご紹介しようかと思う。6月といえば、誰しもが思い浮かぶのがアジサイだろう。青やピンクや赤の花々が咲き誇っている。農園でも其処彼処に。

引き続いてこの時期ならばのご登場がドクダミの花。ご存じのようにドクダミは薬草でもある。子狸が幼少期の頃、遊びの最中に負傷したら血止めとして使っていた。先人達からの伝承で、現在のように消毒薬や絆創膏など手軽に入手出来なかった時代である。この時期、白い花が咲き出して小さな花園を作っている。典型的な野草なのだ。

野菜にも注目しよう。収穫期に遅れると植物の原理原則に則り、子孫の確保へと動いていく。花を咲かせ種を残そうとするのだ。場合によっては、実を付けようとして花を咲かせる物も。両者の一例として、前者がブロッコリーの花、後者としてトマトとナスの花をご登場いただこう。ブロッコリーは花蕾の収穫がメインだが、完全な取り遅れ、次世代への継承へと動き始めた模様だ。

トマトとナスは現在が青年期といった雰囲気、成長ど真ん中でもある。この両者は子孫確保の狙いもあるのだろうが、その前に我々が実を頂戴して消費の対象に。未だ若茎なれど、既に何個かの小さな実が付いている。茎の生長に支障を来すので、早めに取り除くようにはしている。

最後にはやはり野の野草をご紹介しておこう。足下に小さな花を咲かせるので、見落としがちだが、ひっそりとしたピンクの花は何とも愛らしい。思わずしゃがみ込んで画像に納めるほど、一寸自信は無いが、ムラサキカタバミの花かと思う。各種の野草図鑑も取りそろえているのだが、野草の同定はなかなかに困難だ。周囲に植物の専門家が存在してくれれば有り難いのだが。ハルジョオンやヒメジョオンも咲き誇っているが、どちらかというと春の所属でしょう。今回の掲載にはご遠慮戴こうかと。

 

 

 


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