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木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

ホトケノザ

2024年03月27日 05時25分05秒 | 耕作放棄地

3月23日付け本欄で畦道に咲く野草達をご紹介したかと思うが、1点だけ名称不明の野草があった。何方かご教示をと記していたが、何の事は無い。困ったときのグーグルさんで、いとも簡単に解決できたのだ。高齢者の常かと思われるが、新規のアイテムになかなかなじめず、ましてや使いこなしなど不可能に近い。周囲の者から教えてもらったのだが、グーグルさんの機能に、画像を写して検索をかければ一発明快、答えが引き出せるとか。そんな機能があるとは想像もつかなかった。

恥さらしを告白したところで、早速に実施、あら不思議簡単に判明した。名称は「ホトケノザ」、野原に多数分布する野草の代表みたいな存在だ。名前は昔から存じていたが、名前と画像とが結びつかなかった。体力の衰えと共にオツムの方も劣化してる模様だ。

茎丈10センチ~30センチ程度、畦道と共に耕地にも繁茂する。生命力が強いみたいで,引き抜いても直ぐに再生してくる。小さな花は可愛らしいが、やっかいな存在だ。茎の先端に長さ1センチ~2センチ程度のピンクの花を咲かせる。花の蜜は結構甘いようで、幼少時には摘んで蜜を吸ってたような微かな記憶が。

農園では彼方此方に点在し、可憐な花を咲かせている。3月~6月頃に開花のようだが、引き抜くには少々のためらいが生じるのも事実だ。開花を全うさせてやりたい反面、野菜栽培には邪魔となる。心を鬼にして引き抜かねばならないだろう。心中、葛藤が続くが、人間は多くの命を奪いながら自らの生命を維持していく罪深い存在なのかも知れない。

 

 

 

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