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木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

寂しげな風景

2023年12月18日 05時21分33秒 | 耕作放棄地

先週は非常に暖かだったのに、週替わりと共に冷え込んできた。最低気温が3~4度、最高気温で6~8度位、10度からの低下だ。おまけに農園では何やら白い物がチラホラ、降雪とまでは行かないが近い状態らしい。流石に出動者も無いようで、作業に着手しようとする者は「草刈名人」氏ただ一人のようだ。分厚いジャケット着用で着ぐるみ状態。冷えで縮こまっていたが、育てた苗の移植を実施する予定だとか。子狸は収穫のみで引き上げる予定だ、寒さには至って弱い。背中では使い捨てカイロが頑張り中だ。流石に文明の利器、ホカホカして暖かい。

農園を眺めていると、茶色く変色した一群の野菜達が何やら寂しそう。どうやら放置され、見捨てられた状態のようだ。対象物は「枝豆」である、以前にレポートしたかと思うが、原因不明で実が付かなかった野菜達だ。栽培者にも相手にしてもらえず、未撤収のまま放棄されてる模様。どのみち冬場は農閑期でヒマな時間帯、そのうちに・・・・・・・・との案配だろう。実りが無ければかくも冷酷な取り扱いとなってくる。

栽培者にも都合があるのだろう。季節は歳末で気象条件は寒のぶり戻し・・・・・と言った状態。後回しとなるのもやむを得ないかな。それにしてもここ数年、枝豆は未収穫状態が続いている。以前には収穫して賞味していたのだから、土壌が合わないとは思えない。他のマメ科野菜は輪作でうまく収穫出来てるのだから、枝豆も同様条件で栽培可能かと思えるのだが。しかも栽培者は「大御所」と「長老」、仲間内でもベテラン組だ。

子狸や例の百姓候補生氏などは、とっくに見切って栽培からは手を引いている。他のマメ科野菜に鋭意集中中の格好だ。枝豆の代わりにはソラマメがビールのお供に。他にもエンドウやインゲンなど。しかしながら諦め切れ無いお二人の熱烈な尽力には敬意を表しています。

 

 

 

 

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