ふるさと古民家たより

北信州の古民家から発信する四季のお便りです

古民家の技

2017年06月28日 | 古民家


お久しぶりです。古民家保存や移住促進の件で、いろいろなことがあり、今日になってしまいました。この構造はどのように江戸時代の大工さんが組み立てたのでしょうか。(ふたつの部材を結合する時、一方の材端に作る突起のこと)と枘穴(枘をはめ込む穴)を結合させ(物と物とが離れないように、両方にまたがらせて打ち込んだりして使うもの)によって組み立てられ、釘など一本も使われておらず地震などにより建物が揺れた場合には、より強く締まっていき決してはずれることはありません。この組構造は昔の巧みによる耐震の仕掛けのひとつだと考えられます。

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古民家の技

2017年06月14日 | 古民家


 これは根曲がりの強度を利用した施工方法です。雪の重みによって曲がりながら成長した木を伐採し、組み込みます。
 現在の設計図は役立ちません。昔の巧の仕事には言葉がありません。古民家を建てた大工が現在生きていたら
 皆、人間国宝 間違いありません

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長野県移住セミナーについて

2017年06月12日 | 古民家


6月17日(土) 13時00分~15時30分 シティプラザおおさか 小会議室 「朗」にて長野県への移住セミナーを開催します。
私も参ります。中野市のブースでお待ちしております。古民家での移住に興味のある方  お待ちしております。

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古民家の装飾 №3

2017年06月12日 | 古民家


今回も釘隠しです。中の間に使用されているもので、これは 扇 です。次第に末の方に広がってゆくところから、末広がりで  や  と同じく  験の良いところからきたものだと思われます。

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古民家の装飾 №2

2017年06月11日 | 古民家


この釘隠しはです。は元々中国から齎されたものです。古くから日本では邪気を払う力があるとされていました。
前回の鶴は、長寿の動物として尊ばれていました。昔の人は、考え方にもがあり、ですね!
(本来、担いだものだと思いますが!)

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