常滑市議会議員 竹内嘉彦 です 

次世代、子どもたちが活躍するシーン、わくわくするような出来事を見たまま、感じたままにお伝えします。

長野県その2 交通弱者へのデマンド交通システム

2013-11-08 08:50:47 | 協働、後方支援

二日目はデマンド交通システムについて学びました。

高齢化率27.2%の安曇野市。交通弱者も多い街と伺いました。

昭和40年代より、路線バスが次々と廃止され始めた地域であった。

近年、穂高、明科、堀金、三郷、豊科の5町村が合併し、安曇野市となった。

合併時に、それ以前より運行されていた各地域の循環型交通システムを見直し、現在の形となった。

 

運行状況は、極めて良好であるようです。

  

安曇野市企画担当者の挨拶をいただき、安曇野市社会福祉協議会 事務局長から多くの説明を受けました。

コミュニティーバス、デマンド型乗合タクシー、福祉バス、スクール送迎バス、冬季限定観光周遊バスの5形態で運行されていました。

 

本部のある社会福祉協議会の乗客待合室です。

 

乗客の利用時に目的とされるショッピングセンター、病院が会議室から見えていました。

また、民間の事業者への配慮も考えられていました。営業時間は16時まで

夕刻、16時以降は一般タクシーを利用させ、夜の会合等への足としては、利用しづらく、、、など

 

 

重要なのは、運行管理システム。

10名ほどの、地元を十分に理解した皆さんが、管理していました。

  

経路図の貼り出された壁には、利用記録も掲げられていました。

4月15日、12月24、25日が記録されていました。

4月は年金受給手続き日、12月は年越し前の病院利用最終日だそうです。

各種の分析がされており、利用者の目線での対応がされていました。

定期的に、車内アンケートを担当者が乗車して採っているとのことでした。

 

そののちデマンド型乗合タクシーへ乗車しました。

車内には乗車予定者が、本部よりインターネットで送られ、受信されていました。

 

同行の5人も掲示されていました。1名は都合によりキャンセル(自車ドライバー)

途中2名の利用者を乗せ、我々の目的地、堀金地場産センターまでの15分程度のドライブでした。

 

 高齢率23-4%の本市にも、早急に必要なもの、として考えられているデマンド交通。

高齢者の自動車免許証、返上時には9,000円分の利用回数券を支給していました。

高齢者の交通事故対策にもなっている。多くの得も生まれていると感じた。


長野県 その1  歴史、文化を財とするところに目が奪われました。。。

2013-11-07 12:42:48 | 文化

長野県へ行政視察に出かけました。

初日のテーマは「小布施ブランドの育成と観光まちづくり」

見習うところ満載でした。

小布施町のマンホール 「葛飾 北斎」の『浪図』

小布施の豪農商「高井 鴻山」の離に滞在し、

肉筆画をこの地に残したそうです。

 

小布施町役場の玄関は、まだまだ秋色ではありませんでした。

 

唯一は、菊の花が秋を感じさせていました。

  

視察研修は小布施町役場の職員より受けました。

600年の歴史を持つ小布施のクリ栽培、『葛飾 北斎』が描いた肉筆画が多くこの地に残されていました。

この町の文化を展示した『北斎館』、『高井鴻山記念館』の開設。

それを契機に「町並み修景事業」に取り組み、

観光客に自宅庭まで開放する「オープンガーデン」

  

自治体からの交付金がなくても積極的に住民が参加する事業は見習うべき姿でした。

 

宿泊は「松本市」。

名物の馬肉料理をいただきました。

翌日、早朝の街に出て、街中散策をしました。

 

朝靄が出て、いい感じでした。

 

現代の道祖神の彫刻があり、観光客向けの地図もあり、いかにもの観光都市でした。

 

街路樹も色づく「ナナカマド」「もみじ」などが有り、季節を感じさせてもらいました。

  

「道表示」、「牛つなぎの石」新旧入り混じりでしたが、風情を感じさせるいいものでした。

  

街中のビルも蔦に囲まれ、紅葉が始まっていました。

  

街中のカレー屋さん(?、、、たぶん)黒漆喰の海鼠壁、たまらぬ風情でした。

 

 

「四柱神社」門前の縄手町、川のほとりの長屋造りの家、石垣の上に、いい感じの作りでした。

  

  

神社境内は、秋色にいい感じでした。

 

ビルに囲まれるように、お城が、、、

松本城を誇りに想う、市民の方の意向で作られたものでしょう。。。

歴代の藩主が掲示されていました。

  

「水のまち松本」街中にたくさんの井戸があります。

そのひとつが大名通りありました。いっぱい水が出ていました。

  

松本城は朝もやに霞み、初めて見る松本城でした。

 

お堀から霞が湧き、幻想的な風景でした。

お城の北の道路の真ん中には何か曰くがありそうな巨木が有りました。

なんとなく力強い感じがし、パワーの有る木だ、、、などと

 

歩道の路盤に円形に櫛目が入り、、、滑り止めか?

文様としてもいい感じでした。

  

水面に映る木々は、とてもいい感じで、一人の散歩はもったいない気がしたが(しょうがない)

街全体が景観を意識していることがわかりました。

玄関先を広く取り、ゆとりを見せるビル。

  

ヨーロッパの雰囲気を醸し出す、レストラン。

そして、路面標示、案内表示は黒御影。徹底していい感じでした。


みなさん、ありがとうございます。地域の活性化に寄与される姿、ありがたいです。

2013-11-01 13:46:56 | 文化

平成25年度の常滑市表彰式に参列しました。

自治功労者、一般表彰54名、感謝状贈呈36名、総勢90名に贈呈されました。

絵画、ピアノのコンクールで入賞された2名の児童も含まれていました。

幼児期からの積み重ねで、結果を掴むことは大変なことです。

文化面での活躍に目を向けることは、大事なことと思います。

日頃の積み重ねでの結果は、行政運営と同じで結果を得るには、時間のかかることです。

市長、よろしくお願いします。m(_ _)m

尊敬する先輩も表彰を受けました。社会事業に貢献され表彰されました。

今後とも、宜しくお願いいたします。

障害者の世界バトミントン選手権で入賞されている「長島 理 さん」も表彰を受けました。

大学時代に交通事故により、下半身がマヒされました。

その時に『臨死体験』もされたそうです。意識のない中、『行くか、戻るか』聞かれ、『もどる』と答えたそうです。

気がついたとき、警察官に頬を叩かれていたそうです。

 

5日より世界選手権がドイツ「ドルトムント」で開催されるそうです。

金メダル目指し、頑張って欲しいと思います。

 

今日は母校常滑中学校の文化祭も、開催されていました。

体育館で開催されていた、パフォーマンスから見せていただきました。

 

生徒のパフォーマンスに続き、教員の皆さんも頑張っていました。

直前の生徒パフォーマンスの時に、会場に投げ込まれた「蛍光ライト」

教員パフォーマンスのために配られたように、会場は大盛り上がり、、、

日頃は生徒指導などにも苦労している学校でありますが、最高の行事となっていました。

  

 

会場の盛り上がりも最高でしたが、その裏でPTAの皆さんが炊き出しの訓練を兼ねた昼食作りをしていました。

私の敬愛するPTA OGが今年も協力していました。

 

この中学では早くから引渡し訓練に疑問を持ち、避難後の食に目を向け、炊き出し訓練を開催していました。

東日本震災の時に、食料があっても炊事が出来ない避難所があり、寒い中温かい物がとれなかったと聞き、始まりました。

千人、二千人と避難民は避難所に来ると思います。

自治体の用意する「ハソリ」は、150人分のご飯を一度に炊くことができます。

しかし、技術が必要です。熱湯へお米を入れ、炊き始めます。

飯盒炊飯のイメージでいた私にはカルチャーショックでした。

献立が進化してました。

カレーライスが出てくるものと思っていましたが、、、

お洒落な、、、 器が変わればお店でも。。。

 

PTAの皆さん OGのNさん、ごちそうさまでした。

ありがとうございました。