常滑市議会議員 竹内嘉彦 です 

次世代、子どもたちが活躍するシーン、わくわくするような出来事を見たまま、感じたままにお伝えします。

中部国際空港で、いざ事故が起きれば・・・・

2013-10-03 23:49:44 | 文化

中部国際空港で消火救難・救急医療活動総合訓練が実施されました。

XYZ航空の飛行機がセントレアに胴体着陸をした、、、という想定での訓練。

空港消防所(しょうぼうどころ)の化学消防車、本市消防隊のポンプ車の航空機消火活動から訓練は始まりました。

 

 

例年の本市 出初式の隊列行進でお目にかかった消防車の実践訓練を初めて見ました。

 

飛行機から助け出された搭乗客ならびに乗務員、トリアージエリアへ担架搬送され、

 

  

医師、看護師からトリアージされ

  

DMAT(災害派遣医療チーム)により初期治療を受け、搬送されます。

  

緑、黄色、赤のランプが灯った治療エリアに運ばれ、治療が続けられます。

  

カードの分類に従い、収容先の病院へと搬送されてゆきました。

 

 

搬送のために控えた救急車は、知多地域の各消防本部から派遣されていました。

実際の時にも応援をしていただくことを想定しています。

  

  

地域外から、名古屋市、自衛隊小牧基地からも参加いただきました。

 

非常時に駆けつけてくれる、頼もしい存在です。

  

本市の市民病院からも看護師、看護師の卵たちも参加、

ならびに視察応援(とこなめ市民病院盛り上げ隊)も来てました。

 

本市の消防隊は当然のように訓練を記録していました。

ディーマット(愛知DMAT)災害派遣医療チームの皆さんは日頃の訓練からか、行動が迅速、機敏でありました。

こういう人たちは訓練だけで、非常時出動して欲しくないです。。。(出動することが、事故の発生だから)

また、歯科医師会の皆さんも、歯型鑑定のプロとして参加していました。

トリアージの死亡判定(黒)の訓練も見学しました。

 

遺体搬送訓練では遺族役が付き添い、遺体確認の作業

 

 

ならびに、メンタルケアまで実施されていました。

 

  

実践で本当に役立つことになると見てきました。

 

航空会社の機内乗務員と思われる方たちも参加していました。

血糊を顔に塗り、迫真の演技、実際に遭ってはなりません。

綺麗な、お顔が、、、

 

救急隊の控えた場所、救急車とともに自衛隊の救急車両、珍しくて記録しました。

 

 

患者搬送を待つ、隊員の中にある自衛隊の皆さん

手持ち担架、自衛隊が日頃活躍を求められる場所、状況が感じられました。

 

 

多くの救急車のナンバープレート「119」、わかりやすいなじみやすい番号で・・・

  

知多中央消防本部の高規格消防車。災害時には頼もしい1台になるような規格のものでした。

活躍の場が無い方が良いのですが、、、

 

現場調整所の訓練は、より実践を感じるものでした。

 

 

ホワイトボードに搬送可能な病院、死亡者遺族のケアまで把握していました。

当たり前のことですが、すごいと思いました。

  

  

 

 

多くの支援車両も参加していました。

現場対応が即座にできるように機材を搭載した車両。

  

 

指揮本部の対応が即座にできる、㈱モリタポンプ社製のバス(マニアに受ける車両と思いました)

 

衛星通信回線を確保する移動無線車(必需車両ですね)

 

 

訓練に使われた飛行機は訓練終了後すぐに撤収されていました。

 

稼働中の貨物エリア。今晩離陸する貨物機の作業も行われていました。

 

最後の講評でも言われていましたが、訓練は数多くやった方が良いと思います。

しかし、実践はない方が良いです。各航空会社さんヨロシク。。。

 


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