人生道場

お互いに悩みや考えを述べ合い、それぞれの人生の糧にしませんか。

子育て過程で感じたこと(その3)

2004-12-01 06:32:55 | Weblog
たった一人の娘が、親の思わぬ方向へ歩み始めた時、
娘の選択している道の先に待つものは、けして、
好ましいものでないことが、親としてより、先輩の
大人としてハッキリと見えた。
それは、これから人生を歩き始めている娘には、
到底見えないもの。
何れ、何処かで気付く時がくることは、明らかである。
また、本人が気付かない限り、致し方がないことも
解らぬではない。
しかし、そこが親である。我子が気付くのを待っている
余裕などない。少しでも早く気付かせたいと思うのが
親心である。
本人が後悔しないように、早く気付かせようと説得しても
説得しても、聞き耳を持たぬ娘。余りに言われて
親を親と思わぬ態度。

その時、親の非力さを感じたのと同時に、幼い頃から
殴って育ててこなかったことを強く反省した。
やはり、人も動物、子犬を殴って主をしっかりと教え込む
に似た親の態度が必要と感じた。
親とは恐いものとのイメージを叩き込んでおく必要性を
感じたのである。
それがなかったために、イザ娘を押さえ込もうとしても
押さえ込めず、娘の自覚を待つ以外に方法はなかった。
それは、余りにも長い時間であり、取り返しの効かない
時の流れであった。

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