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こころの宇宙

あるカウンセラーのほっこり日記

億万の中から出会った不思議な縁

2011-02-19 23:25:17 | ほっこり子育て

この2月17日で娘は4歳になった。

 

ちょうど、四年前の今頃、娘はこの世に降り立ったのであった。

 

娘が生まれた日の晩、眠っているといきなり破水(胎児をくるむ卵膜が破

れて羊水が流れ出ること)し、私の下半身はざーっとびしょぬれになり、そ

れから激しい陣痛がはじまった。

慌てて主人に通っていた産婦人科に連れていってもらったのが、

ちょうど午後9時すぎ。

 

はじめ、助産師さんがわたしの子宮口の様子を見て、

「この分だと明け方くらいに生まれますかね。」

とのんびりしながら言った。

 

鼻歌まじりで出産の準備をしていた助産師さんだったが、産道を見て

「あれーっ」

と驚いた。

もう娘の頭が出てきて、出産が間近にせまっていたのだ。

あわてて助産師さんは担当医師に連絡し、急遽お医者さんが飛んでき

た。

 

想像を絶する痛みの中で、なるだけ労力を消費しないように、

私は医師の指示通り、視線をまっすぐに見据え、必要な時にいきみ必要

な時に息を吐き、一刻も早く娘を産道から外に送り出そうとした

 

妊娠の過酷さとは裏腹に、出産にかかった時間はわずか二時間

で午後11時12分に私は娘を産み落とした。

 

産まれるとすぐに、助産師さんは娘を抱かせてくれたが、生まれたば

かりの赤ん坊というのはしわくちゃのサルのようでそれほど可愛いもので

はない。

立会い出産をした主人は感涙にむせんでいたが、私はしばらく異星人

を見るように娘をぼーっと眺めた。

 

しかし、数分後いとおしいという感情ががばっとこみあげてきて、その後

は無事に娘を産み終えたことに、今まで味わったことのない感動と興奮を

覚えた。

 

私の妊娠前の体重は42キロであったが、出産前は39キロと本来なら

10キロほど太るはずが逆に減少するほど、過酷を極めた妊娠生活

を送った。

 

私は枯れ木のようにやせ細り、トイレに行くのも全力を振り絞らなければ

ならないほど弱りはて憔悴しきっていた。

 

しかも、私には早産の傾向があったため、それを抑制するために入院し

て点滴をち絶対安静状態を保って、予定より早く陣痛が起こらないよ

に治療が施されてた。

 

しかし、あまりの苦しさと体力の限界から、私は医師に何度も

「もう早く産ませて欲しい。」

と懇願した。

点滴をはずせばいつでも生まれてくる状態だったから。

 

「それはいけません。早産にはたくさんのリスクが伴います。」

と担当医師は断固として受け付けてくれなかった。

早産で生まれてきた場合、産後、赤ん坊に肉体的にも知的にも様々な障

害が引き起こされる可能性があるからだ。 

 

妊娠36週を超えると予定日より早くても正規産となり、早産ではなくな

る。

晴れて私は点滴生活から解放され、一日も早い出産を待ち望んだが、

意外にも娘はさらに私のお腹の中で一週間ねばり、37週で自然分娩

で生まれてきた。

 

点滴をはずした後、娘が私のお腹のなかでまだねばっているときに、私

はあまりにも苦しいので、陣痛促進剤をつけて早く産みたいと医師に申し

出ていたが、その陣痛促進剤を投与する予定だった一日前に娘は自力

で自然にうまれてきたのであった。

 

何度も入院した患者とあって、担当の医師は私にそれ相応の思い入れ

あったらしく、何度も早く産みたいと懇願していたがそれを冷たく突っぱ

ねてきたのでそのことについて

「いつ治療を放棄して病院を抜け出すかもしれないと内心はらはらしてい

ました。」

と出産後、本音をしみじみと語っていた。

 

担当の医師が

「早く産ませて欲しい」

という私の哀願を突っぱねてきたからこそ、娘は私の胎内で十分に成長

し、産後も元気にいっぱいに健やかに育つことができている。

 

娘の元気の姿を見るにつれ、あの時は非情に感じた医師の判断も

本当に正しかったのだなあと思わずにいられない。

 

さて、少し話しは変わるは、日本の有名な心理療法家・精神科の医師に

神田橋條治先生という方がおられる。

 

その先生がある本の冒頭で、先生のお父さまが死に際し、

「條治へ」と息子へ別れの手紙を残しており、その内容についてあ

エピソードを書かれていた。

 

お父さまの手紙の中で

「億万といる人の中で、父と呼び、子と呼ばれる不思議な縁で結ばれた

我々であった。」

という言葉が残されていたのをみて、父が自分を単なる子供とい

う以上に一人の存在として尊重し慈しんでくれたのだと思うと、

改めて父の深い愛情というものを感じたというように書かれていた

 

私もこの神田橋先生のお父様の気持ちはとてもよく分かる気がする。

 

私と夫が結ばれ、その当然の結果として娘が生まれたのではなく、

娘は特別に私を母と選び、そして夫を父と選び、わざわざ私たちのもとに

降り立って生まれてくれたのだとつくづく感じるのである。

 

今世で、親子として出会い、これから様々な苦楽を共にする

ことができるのである。

 

彼女の四年目の誕生の日を迎えて、特別な縁でせっかく出会った娘との

これからの時間を限りなくいとおしく感じ、大切に過ごしていきたいとつく

づく思うしだいである。


ごめんなさい

2011-02-19 18:53:02 | ほっこり子育て

先日4歳になった娘は、憎たらしい言い方が増えた。

「ちょっとどいてよ」

「もう、何してんのよ

「そんなことしたら怒るからね」

などとのたまっている。

 

今日、おばあちゃん(私の母)に対しても、また何かえらそうに言ってい

たので

「何でそんな言い方するの! いい加減にしなさい 」

と私はどっかんと怒った。

 

しばらく娘はしゅんとした後

「ごめんなさい。ちゃんと仲直りします。」

とぽつんといった。

 

別におばあちゃんはケンカしているつもりはないと思うけど。


大きくなったら

2011-02-10 00:51:14 | ほっこり子育て

もうすぐ四歳になる娘に、

「大きくなったら何になりたい?」

と聞いたら、(三ヶ月くらい前は「カレーライス」と答えた(汗)

「パパみたいな、おっさん!!」

「パパみたいな、おっさんになるっ!」

と大声で連呼した。

 

娘よ、どんなにがんばっても「おっさん」にはなれないよ・・・。

 


ちょっ、ちょっと、大丈夫ですかっ(汗)

2011-01-17 18:21:24 | ほっこり子育て

三歳の娘は機嫌が良いと

「おしり、ふりふり~♪」

といって、腰とお尻を左右に振って踊る。

たいそう楽しそうである。

 

しかし、困ったことに、もっとテンションがあがってくると

ズボンとパンツを脱いで

「おしり、プリプリ~♪♪」

といって、すっぽんぽんで踊ったりする。

 

「もう、何やってんの~

とあきれるが、まあ、家の中のことだけだしと思って、

あまり叱らず、ちょっとたしなめるくらいですましていた。

 

小さくても、子どもなりにも羞恥心というのは、ちゃんとある。

だから、家と外での振舞いは使い分けることができるのだ

とたかをくくっていた。

 

しかし、それは私の認識が甘かったとつよぉ~く思い知らされた事件があ

た。

 

 

私と娘は時々、子連れオッケーな整骨院に通っている。

 

 

私が施術を受けている間、娘は整骨院内にあるおもちゃスペースで楽し

く過ごす。

整骨院の先生やスタッフの皆さんとも顔なじみなので、娘はのびのび

遊んでいる。

 

 

ある日、いつものようにマッサージを受けていると、

「ちょっ、ちょっと、大丈夫ですか 〇〇〇ちゃん(娘の名前)

先生が、ひどく焦った声で私に言った。

「え?」

「〇〇〇ちゃん、脱いでますよ~

「えええ~  !!!」

思わず大声を出す私。 

 

幸い、女性のスタッフさんがすぐに娘にズボンをはかせてくれて

「ここでは脱いだらあかんよ。

と優しくいって、抱っこしてくれた。

 

娘は

「ふーん。」

という顔で妙にさめた顔でうなずいていた。

 

周囲の人はみんな焦っていて、

特に娘のすぐそばに座っていた二十歳前後の男性の患者さんは真っ赤

な顔して、マンガに没頭するふりをしていた。

 

帰る道すがら、

「もう人前で決して脱がないように。」

とこんこんと教えてきかせると、

「みんな、ぶっくり(びっくり)するから?」

と娘は楽しそうに尋ねてきた。

 

私はなるだけ怖い顔をして

「そう、みんなびっくりするし困るのよ。」

と厳かにいった。

 

世の中には『クレヨンしんちゃん』というアニメがある。

 

娘はまだ見たことがないが、彼女の露出癖に拍車がかからないように、

おおきくなるまで決して見せてはならないと、心に固く誓いながら私は帰途についたのであった。


どっちに似たの?

2011-01-12 17:30:36 | ほっこり子育て

三歳の娘は、すごく食い意地がはっている。

 

当初、彼女の食い意地はどちらに似ているのかという話になると

夫はちらりと私を見て、

「当然君に似たんだろう。

としれっとして言った。

 

確かに、私は食べることが大好きだし、だいたい外食時に味にうるさい。

旅行先の旅館やホテルでの食事がまずいと、えらく不機嫌になるらしく

(私はよく覚えていないのだが)どうして、旅館の料理がまずいと自分に

当たるのだろうと、夫は非常にやりきれない思いをしたらしい。

 

そういうことで、私たち夫婦の間では娘の食い意地は

「私に似ている

いうことになっていた。

 

ところが、ある時、夫の両親が我が家を尋ねてきた時のこと。

 

やはり、好きな食べ物に必死にくらいついている娘を見た、お義父さんが

「はっはっはっ~

と大笑いして

「この子の食い意地の悪さはお前(夫のこと)ゆずりやな~。

お前は小さいときから食べることについては人一倍執着がすごくて

よその家で食べるときはがつがつと、しかも皿までなめあげてたので、

まるで普段食べさせていないみたいで、すごく恥ずかしかったぞ。

と言い放った。

 

夫は赤面し居心地悪そうに、

「そ、それはちょっと大げさな言い方やなあ。

と小さな声で反論したが、

私は

「ほほう。

と皮肉いっぱいな顔をして夫を見た。

 

それ以来、娘の食い意地は

「ま、どっちにも似てるね。」

ということでおさまった。

 

もう一つ、娘の特性として、いきなりキレるというか急に大声でヒステリッ

クになるところがある。

こういう娘の性質は、どっち似ているか、という話が夫婦の話題に

なったとき、

「やっぱり君じゃないの。」

とチラっと私をまた見る。

 

確かに、私は夫に対して時々ヒステリィックになる。

特に娘を産むまでは、夫はいわく特にキツい女だったらしく、どうして自分

はこんなに不当な目にあわなければいけないのかと、涙をこらえて

空を見つめることが多々あったらしい。

 

が、またまたある時、興味深いことが起こった。

娘と夫の私の三人で、夫の実家に帰り、娘はおじいちゃん、おばあちゃん

おじさん(夫の弟)に囲まれておおはしゃぎしていた。

 

娘の大好きなお菓子を冗談で夫が取るまねをすると

娘は急に

「私のなのっ取らないでぇー

きぃぃと大声で怒鳴った。

それを見ていた夫の弟は

「こうやって突然キレるのは兄貴そっくりやな。」

とぼそっとつぶやいた。

 

「ほぉー。」

とまた私は目を細めて嫌味な表情で夫をみた。

 

確かに夫は普段温厚な人だが、いきなりキレる人である。

で、私はどちらかというとイライラした雰囲気をだしながら夫にあたる。

 

で、結局、まるくおさめるために娘のヒスは

「どっちにも似てるね 」

ということになった。

 

まったく娘の短所を「どっちに似たか」などと夫婦でなすりつけあってもむ

なしいだけである。

われわれ夫婦はほんとに大人気ない親なのである。

 

ちなみに娘の顔は、三歳の頃の私にそっくりである。

 

娘は私の幼い頃の写真をさして、

「あ、〇〇〇(娘の名前)だ!!」

といってゆずらない。

 

意固地なまでの頑固さも、また私に似ている。

 

ま、親子だから仕方ないっか

 

 


怖い怖い夢とおしっこ

2011-01-11 00:21:26 | ほっこり子育て

金曜日の明け方に急に泣きながら、娘が

「おしっこに行く~」

といって起きだし、トイレに行って帰ってくるとまたすぐに

「もれちゃう。」

といって再びトイレに行き、その後、5分以内に三回もトイレに駆け込ん

だ。

 

異様なほどのトイレの回数に私自身とても不安に思ったが、何より娘が

尋常な様子でなく泣きながらおしっこは出ないのにトイレに何度も駆け込

でいる様子が本当に可愛そうで、私はいたたまれなくなったが、

その後、すやすやと眠り朝起きたら機嫌がいつものように良くなっていた。

 

それでも、通常娘は一日に三回くらいしか行かないのに、

トイレの回数がぐっと増え、せっぱつまったように

「もれちゃう。」

と訴えては、トイレに一時間から二時間くらいのペースで駆け込む。

 

膀胱炎かもと小児科に行ったが、医学的には問題なし。

小児科の先生は、「冷えか、心理的な問題でしょう。」

といった。

 

確かに、「おしっこしたい~」と言っても、他に楽しげなことがあると気がま

ぎれるらしく、そのことに没頭してしばらく尿意が気にならなくなるらしい。

 

一番、強迫的にまでトイレに行きたがるのが、昼寝や夜寝る前で

3分ごとに「もれちゃう~」と泣きそうになりながらトイレに何度も駆け込

む。

多分、非常に恐い夢を見たので、眠ることに怖れがあるのだろう。 

 

当の本人も自分の様子が普通ではないというのが分かるらしく、精神的

に著しく不安定になって、泣き叫んで

「もれちゃう。もれちゃう。」

と訴えて本当にかわいそうだった。

 

私は、いつも親子で通っている鍼灸院の先生にメールで相談すると

非常に的確な答えが返ってきた。

 

「多分悪夢を見たことによるメンタル面での恐怖、恐れ、驚きが腎(東洋

医学でいう生命力のこと)のバランスを乱しているのでしょう。

 

また、腎虚(生命力が衰えること)は冷えによっても引きこされ、それによ

って逆に、恐怖感を不安感を持ちやすくなったりします。

 

〇〇〇(娘の名前)ちゃんの場合、考えられるのは何か恐れと驚きの感

情が一過性に腎の乱れを引きこし、頻尿になっていると思われます。

 

人は、排尿をすることで脈拍が安定し、体温が上昇し、呼吸も深くなりま

す。

今、〇〇〇ちゃんは自己修復能力を高めるために頻尿になっているのだ

と思われます。

少し時間がかかるかもしれませんが、必ず修正されていきます。」

と心強いドバイスくださった。

 

私は

「へぇーっ」

とものすごく納得した。

 

じゃあ、娘は悪夢で一時的に損なった心身のアンバランスを頻尿になる

ことで自ら治癒しようとしているのか。

 

東洋医学の見解は深いなあ、とつくづく感心するとともに、子どもというの

は誠にふしぎな生き物だなあと思った。

 

三、四歳くらいの子どもには夢と現実の区別がつかない。

 

そのため悪夢を見るとと恐怖心にひきずられて、心身のバランスがくず

れてしまうのだろう。

 

でも頻尿はおかげさまで日を追うごとに減っている。

 

他のセラピストさんが教えてくれたことだが、子どもなりに眠る前に

必ず楽しい夢を見ると決め、困ったときには、必ずヒーローが来て

助けてくれると信じると良いらしい。

 

娘にとって、ヒーローはなんといっても“プリキュア”

娘はセラピストさんの忠告通り

「プリキュアが守ってくれますように

とお祈りしている。

 

昨日はそうやって幸せそうに寝ていた。

今日もきっとプリキュアが助けに来てくれるだろう。

  

子育てをしていると、学ぶこと発見することが多いとつくづく感じる。

 


ぼちぼち

2011-01-06 14:33:54 | ほっこり子育て

パン屋さんで買ってきた焼きたてのパンを、家で娘と一緒に食べた。

 

「美味しい?」

と私が娘にたずねると、

 

娘は首をかしげて、

「ぼちぼちやわ。」

と答えた。

 

「あー、三歳でも関西人やな。」

と私は妙に感心した。

 

 

 


ライオンさん

2011-01-05 15:44:09 | ほっこり子育て

「ライオンさんだ~!」

 

ミスタードーナツの店の前に、新商品の宣伝のためかポン・デ・ライオンの着ぐるみ着た人がいた。

三歳の娘は喜んでそのライオンさんの前にたーっと走っていく。

「ママっ!ライオンさんだよ!ライオンさん!」

と嬉しそうに私に振り向きながらいい、めちゃめちゃはしゃいでライオンさんと握手している。

 

そうだ、このくらいの年齢の子に喜んでもらえると着ぐるみを着ている方もすごく嬉しいのだ。

 

私は学生時代にかつて遊園地などで着ぐるみバイトをしていたので、

小さい子が

「わぁ~!」

と言って夢見るような幸せな顔で頭をや手をなでてくれたり、握手してくれたりすると

この大変な仕事の辛さがふっとぶ。

 

着ぐるみ人形の中から見えるその小さい子どもの笑顔が何と愛らしいことか。

 

一番イヤで危険なのは小学校中学年くらいの男子だ。

いきなり蹴る、殴るで容赦ないし、

「中に人が入ってねんで~」

などと得意げにいって小憎らしいったらないのである。

 

私の先輩の先輩だった人が、このバイト中にあまりにもいわれのない暴行を

小学校のガキ(乱暴な表現で失礼)どもから受けたので、耐えられずにキレて

人通りのないところに連れ出し締め上げたという。

*もう20年くらい前の話である。 

 

大人がそんな野蛮なことをしては決していけないが、気持ちは

分かる。

本当にこのくらいの年齢の男子は加減というものがない。

 

だから、普通の格好の大人がそばにいて、あまりにも横暴な小学生がいたら

ちゃんとそのコワイ魔の手から着ぐるみの人て守ってあげないと

いけないのである。

 

さて、ライオンさんと娘の話。

娘がこのライオンさんと握手するために、私は何度かミスタードーナツの前に引きずられていった。

 

でも

「ライオンさん!ライオンさん!」

と小さい女の子がぴょんぴょんはねて喜んだり、握手を求められてライオンさんの

着ぐるみの中の人も寒空の中、なかなか大変な仕事だけどちょっぴり気持ちが

和んだに違いない。

 

その後も娘は夜眠る前まで

「今日はライオンさんいたね。」

とか

「ライオンさん帰っちゃったのかな。」

とか

何度も真剣にその話をしていた。

 

昔から思っていたけど三歳くらいの小さな子どもには、あの着ぐるみはどのようにうつっているのだろう。

 

まさか、本当のライオンだとは思ってないだろうし。

ああいう大きなぬいぐるみのような生き物がいると思っているのだろうか。

 それともうすうす人が入っているのは分かっているのだろうか。

 

今日も冷たい風の中、あの着ぐるみのライオンさんがミスタードーナツの前にいた。

 

ああ、ご苦労さまです。

 


ママ!ほらっ、見て!

2010-12-03 04:42:22 | ほっこり子育て

 三歳の娘が、愛犬テツ(ぬいぐるみの名前)とごそごそ遊んでいた。

テツは実はセンサー機能がついていて、こちらの声や拍手に反応して

「くーん」と鳴いたり、「ワンワン」と吠えたり、ダンスをしたりしゃべったりす

高度な機能を持つロボット犬なのである。

 

 娘の三歳の誕生日におじいちゃんが奮発して買ってくれたものだが、

娘はすぐに飽きてしまい、愛犬テツはしばらく見捨てられた存在だった。

 

 でも、最近彼女はテツを普通のぬいぐるみとして遊ぶようになって、テツ

は抱っこされたり一人遊びの相手になっていたが、今日は遊んでいる途

中に急に娘が

「ねえっママ!見て!見て!

と何度も私を呼ぶ。

 

愛犬テツの姿を見て、私は

「へえ、なかなかいけてるやん。

と思わず感心して言った。

 

サングラスをかけた愛犬テツはファンキーなぬいぐるみに変身していた。

 


澄み切った瞳

2010-11-30 00:00:25 | ほっこり子育て

 娘がまだ0歳児の頃、腕に抱っこしながらマンションのエレベーターに乗っていると、ご近所の年配の男性が

娘を見て

「ひゃぁ、綺麗な目やなあ~。」

と感嘆の声をあげた。

 

 何もうちの娘が特別に美しい目を持っているわけではなく、0歳の赤ん坊の瞳というのは、

時々神々しいまでに澄みわたっているように思える。

 

 まだ、あちらの世界の人のような感じ。

 

 そのあまりにも無垢な瞳は、自分がすべて見透かされたような、自分が随分汚れた存在のような気持ちにさえ

させるので、大人は赤ん坊がこの上なく可愛いと思いつつも、何か一種の畏怖の念を持つのだと思う。

 

 あれから年月は流れ、もうすぐ四歳になる娘の目にはあの時のような透明感はない。

 

 が、今の娘の目はいたずらっぽく、また好奇心に満ちてきらきらと輝いている。

  

 

 そして、どんどんユニークに個性的に面白くなってきている

 

 

 もう、この星の住人に完全になったのだ。

    

 私は今の娘の瞳の方が好きだ。

 

 私は0歳より一歳の、一歳より二歳の、二歳より三歳の娘が好きだ。

 

 毎日目ざましい勢いでたくさんの言葉を覚え、口達者になる分とても憎たらしいときも増えた。

 

 それでも、これから、共に過ごす年月が増えれば増えるほどもっともっと好きになっていけたらどんなに素敵なことだろう

といつもいつも思う。

 

 


洋服なんていらないよ!

2010-11-19 00:00:14 | ほっこり子育て

 先日、母と娘と三人で西松屋(乳幼児のユニクロみたいなところ)に娘の冬服を買いに行った。

 今年一年ですくすく成長した娘は、昨年の冬服は上着の袖もズボンの丈もどれも短くなっていた。

 

「さあ、買うぞ」

とやる気まんまんの私だったが、娘は店に入るなりたーっとおもちゃ売り場にいって、

「これ、買ったい(買って)」

 とキティちゃんのお料理セットを持ってきて私に言った。

 

「今日は、お洋服を買いにきたからおもちゃはダメ。」

と私がきっぱり言うと、

 

今度は、くるっと私の母に向きを変えて

「これ、買ったい、買ったい」

と真剣そのもののまなざしで訴えた。

 

母はどうするの?という表情で私を見たが

「絶対、おもちゃは買わない。今日は洋服の買う日なの。」

と、絶対妥協すまいという低く凄みのある声で言うと、

「洋服なんていらないよ おもちゃが欲しいの おもちゃが欲しいの~

と両目からぼろぼろ涙を流して顔をくしゃくしゃにして泣いた。

 

おもちゃなんて家にいっぱいある。

家は娘のおもちゃであふれている。

それよりも新しい冬服を買わなければ、娘はつんつるてんの服を保育園で着続けなければならない。

 

しかし、娘のおもちゃへの執念はすさまじくとても今回は

「ダメ」

と言い続けて終われる雰囲気ではなかった。

 

私だけだったらともかく、大好きな優しいおばあちゃんがいるので娘は絶対に聞き届けられると確信しているのだろう。

 

「もう、分かったからおもちゃ買ってあげるよ。」

私はため息をつきながらおもちゃコーナーに行った。

キティちゃんのお料理セットは980円だった。

 

 母親の負担を考えて(おもちゃはもうおばあちゃんが買ってくれるものと娘は決め付けていた)もう少し安いものを思って

198円のシャボン玉セットをさして

「これ、買おうか。」

というと、

「シャボン玉セットなんていらないよ!」

と娘は怒った。

 

安くあげようとする母親の魂胆が見え見えか・・・。

それにシャボン玉セットはコンビニでも何度も買ってもらっているので、彼女にとっては新鮮味がないのだろう。

 

私はしばらくおもちゃ売り場を見まわして398円の『赤ちゃんのお風呂セット』を手に取り

「これどう?」

というと

「わあ~!!」

と歓声をあげ、それを持って母のもとに走っていった。

 

 母には娘のワンピースとズボンとおもちゃを買ってもらい、私は娘の普段着用のブラウスやトレーナーを買った。

 娘はその『赤ちゃんのお風呂セット』を帰宅する途中の車の中でもぎゅっと抱きしめ、うっとりした顔をして

座席に座っていた。

 

 家に帰ると、娘はそれをすぐ開封し、夢中になって赤ちゃんお風呂セットで遊んでいた。

「ご飯は?」

「今、遊んでいるからいらない・・。」

というくらいの熱中ぶりだった。

   

 

しかし、案の定、娘はすぐに飽きた。

娘の眠るころには、主役の赤ちゃんのお人形がどこにあるか見当たらなくなっていた。

 

私は、完全にぶちっと切れて

「こんな風におもちゃを大事にしないんだったら、もう二度とおもちゃは買いません

と娘に怒鳴り、大声で叱られた娘はしくしく泣きながら夜の眠りについた。

 

翌朝、私が目覚めてリビングを片付けていると、

娘がいつも読んでいる絵本の下に、赤ちゃんの人形はちょこっと埋もれていた。


おねしょしちゃった

2010-11-09 14:11:31 | ほっこり子育て

 昨日の明け方

「おしっこもれちゃったよ~。冷たいよ~。」

という娘の泣き声で目が覚めた。

 

おねしょしたらしく、娘はしくしく泣きながら不快さを訴えていた。

 

おむつをはずしてパンツで寝るようになってから一度もおねしょをしたことが

なかったので私は多少驚いたが、

「はい、はい。」

と言いながら、テキパキと娘の濡れたパンツとパジャマを取り替えてやった。

 

それでも、娘は何となくまだぐずぐずとしていので、

「はい、大丈夫。あんたの布団は何ともないんだから。」

ぱんぱんと娘の布団をたたいていった。

 

肌寒いこの季節になってから、暖を取るためか娘は時々私の布団にもぐり込んで眠る。

 そう、ちょうどおねしょしたのは私の布団の上なのだ。

すぐに娘はすーすーと寝息をたてて眠りに入った。

 

おねしょした部分をタオルで覆ったが、その部分を避けて横になるので眠りにくくて仕方ない。

 

どっちかというと、ちょっと泣きたい気分は私の方・・・・。

 

 

 


いつ見捨てられても良いように~夫の哀愁~

2010-11-08 00:28:44 | ほっこり子育て
三歳の娘は超パパっ子である。


平日、仕事から夫が帰ってくると、ダッシュで玄関先まで行き

「パパ~、お帰り~!!」

とぴょんぴょんと飛び跳ねながら満面の笑みで出迎える。


これはどんな仕事の疲れも一瞬でふきとぶ、彼の至福のひとときだろう。


しかし、娘はちゃっかりしている。

夫は帰宅途中に必ずコンビニによってあれこれ買うくせがあるので、

娘にとってパパの帰還も嬉しいことだが、コンビニで買われてくるお菓子も大きな喜びの一つとなっている。




しかし、何にせよ、パパ大好きな娘。

「パパ、明日お仕事なの?」

「今からお仕事なの?」

といつ不在になるかを真剣にチェックしている。



さて、夫は夫で、職場で先輩パパたちから、さんざん

「そんなになついてくれるのは今だけやで。男親なんてすぐに見捨てられるんやで。

てなことを散々聞かされているらしく、娘に

「パパ、パパ」

と愛らしくまとわりつかれるたびに

「どうせ今だけなんや。」

と哀愁をたたえて、自分に言い聞かせるようにつぶやいている姿

こちらから見ていて妙に面白い。



「思春期に入っても仲の良い父娘というのは結構いるみたいやで。」

と私が言っても

「いや、この子の自由と自立を妨げてはならない。」

と悲しみをこらえた顔で超真面目に言っているのが、

かなり痛々しいだけに、私から見ると逆に吹き出しそうになる。




夫は私から見て、かなり理想的な父親である。

私の父が夫のように優しく寛大で、かいがいしく構ってくれたなら、私の幼児期の体験も随分変わっただろうに

と娘をうらやむくらいである。



娘が思春期になって、夫を

「うざっ」

と言っている姿はあまり想像できないが、はてどうなるだろう。



夫のかなり早めの「見捨てられる覚悟」は役立つだろうか。


まあまあ、それはまだまだ先の話だから、今は親子の楽しいひとときを存分に楽しめば良いと思うのだが・・。




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     「growing & healing room ♪Kanonn~カノン~」

 

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小さな勝利と敗北感

2010-11-04 12:21:01 | ほっこり子育て
夕方になって娘を保育園に迎えにいくと、私の姿を見るなり

「あ、ママだ~、ママだ~。」

と喜んでくれるだけでなく、

「ママが来たよ~。」

と他の子たちに自慢げに言ってくれる。



その時私は、小さな勝利感というか、ささやかだがとても幸せな気分になる。

こうやってだいたい私のお迎えを歓迎してくれる娘の反応が嬉しい。




でも、一度、いつもよりかなり早めにお迎えに行ったとき、

娘たちは雨がやんで、さあ、今からお外で遊ぼうというというワクワクの瞬間だったらしい。


娘は

「何で今来たんだ」

と言わんばかりに露骨に嫌な顔をし、

「お外で遊ぶので帰らない。」

とぷいと走り去ってしまった。



素直すぎる娘の反応に私はちょっと敗北感というか

いつもの笑顔が見られなくてがっくしきた。



結局用事があるのでなだめすかして一緒に帰ったのだが、

小さな娘の言動に一喜一憂している自分がおかしくも少しせつない。



まあ仕方ない、娘は私の中でぶっちぎりのナンバーワンでいとおしい存在なのだから。

今日はいつもの笑顔で迎えてくれるだろうか。




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子どもじゃないよ

2010-11-04 00:00:55 | ほっこり子育て
三歳の娘は保育園を

「先生と子どもたちのいる場所」

だという。

そして、その子どもたちがとても好きだという。

「じゃあ、〇〇〇(娘の名前)は子どもじゃないの?」

と聞くと、いまさら何を言うんだという憮然とした顔で

「子どもじゃないよ。お姉ちゃんだよ。

と偉そうに言った。




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