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こころの宇宙

あるカウンセラーのほっこり日記

チョコレートケーキ

2013-09-30 19:53:10 | ささやかな日常のほっこり

  今日は夫の誕生日です

 ちょうど10年前に、私は勤めていたカウンセリングスクールを辞めた日でもあります。

   勤めていた、といいますが実際はオーナーと共同経営みたいな感じで、大阪、名古屋

 東京に多くの受講生とクライアントがいて、辞めることはすべての自分の実績を手放すこと

 を意味し、決断するまでが苦渋に満ちたものでしたが、ほんとに辞めたら実にさわやかな

 気持ちでした。


  不思議なことに、辞めるとすぐに夫とつきあうことになり、四か月後には結婚して

いました。

 「何かを手放すと新しいものが手に入る」

  ということばを本当に実感した体験でした


 夫は私より年上なので、そろそろ大台を目の前にしています。

  誠実な夫と出会ってたくさんの幸せと平和を感じる日々を過ごせました。


 夫、今までありがとう~

 よく「おっさん」「じじ」とかいってごめんよ。

 これからもよろしく~

 

 今日、あなたの好きなチョコレートケーキ買って帰ります


4年に一度の結婚記念日

2012-04-23 20:35:21 | ささやかな日常のほっこり

私たち夫婦は今年で二回目の結婚記念日を迎えた。

実際は結婚して8年経つ。

が、うるう年の2月29日に入籍したので、今年で二回目の結婚記念日になる。

 

2月29日に籍を入れたことについて、友人たちは、

「何か意味あるの?」

と興味津々に聞いたり、

4年に一度しかめぐってこない日なので

「バカじゃないの。」

と呆れられたりと様々な反応だったが、この日に入籍したことについて

特に深い意味はない。

 

その年の2月29日が日曜日で大安だったので、吉日だし、夫も仕事が休み

だったので役所に婚姻届出を出しに行きやすかっただけなのだ。

 

ただ、後から気づいたのだが、2月が29日まである年は、オリンピックがあった

り、アメリカ大統領選挙があったりと、世界的にもいろいろイベントのある面白い

だなあということだ。

 

私の結婚した相手(つまり夫)は、

人生の宝くじがあたったような、よくできた人であった。

 

家族によく尽くし、私の最大の理解者で、何より暮らしていて心地良い人だ。

 

感謝の言葉をいつも自然に述べ、私の心身の調子を常にさり気に気遣い、

イクメンなどという今時の言葉を使わずとも、娘の世話を自然にこなし、根気よく遊

び相手をする。(だから娘はパパが本当に大好きだ)

 

これが、20代初めに結婚した人だと、そういう夫の人柄も空気のように

当たり前に思ってありがたさも感じず、もしかしたらもっと素敵な

イケメンとドラマチックな恋ができたかもと夢見たかもしれない。

 

でも、私は若い頃さんざんに恋愛に傷つき、自分もいたらぬところがあったが、

何度も恋人の裏切りに泣き、いくつかの修羅場もまた体験してきたので、

家族に対して「誠実」を体現したような夫の存在を大変貴重に、またいとおしく

思うのである。

 

 

ただ、そういう恵まれたパートナーとの結婚後に、私の人生で一番苦しい時期

を味わうことともなった。

 

娘の出産後に、うつ病という、自分が決してなることはないと

思ったどん底のような暗闇と苦痛を体験することになった。

 

この心の病の回復については、私自身の強い執念もあったが、家族の温かいサ

ポートなくしてありえなかったと思う。

 

うつ病とその治癒の体験は、のちにカウンセラーとして、私の大きな強みでもあり

かけがえのない財産ともなったが、私のうつはかなり重かったので、二度とあの

地獄は味わいたくない。

 

夫婦とは面白いもので、私がうつから立ち直ってしばらくして、今度は夫が

仕事の多大なストレスから、心身のバランスをどんどん失い、彼が少しづつ

壊れていくのを目の当たりにした。

 

今度は、私の心の専門家としての持ちうるものをすべて動員して、

彼を支えた。

 

今は、元気一杯の娘を中心に、夫婦二人とも健やかに過ごせることに

しみじみとありがたさを感じている日々である。

 

 

結婚して8年の間に、凝縮して様々なことが起こったが、

もう8年たったのかという思いと、まだ8年しかたっていないのかという

感慨がある。

 

三回の結婚記念日は、また四年後にくる。

その時、娘は9歳になり、私は本格的な更年期に突入する45歳である。

 

私たち夫婦と家族は、どうなっているか、

「まあ、なるようになるわ

というゆるーい自然体な気持ちと

「どうなってるんだろうなあ」

という決して分からぬ未来へのどきどきとが

あるが、

でも夫婦二人して助け合って、

そして宝物の娘が強力な存在感を発揮していろんなことを乗り越えて、

日々大過なく過ごせていたら

これ以上の幸せはないと思うのである。

 

 


5月の薔薇

2011-05-25 18:38:10 | ささやかな日常のほっこり

今日、外を歩いていると素晴らしい薔薇を数本見つけた。

 

薔薇の香りほど甘く切なく魅力的なものはないと思う。

そしてその姿は「女王」というべき華やかさがある。

 

5月は薔薇が美しい季節だが、本当にこの時期の空の青さと空気に映え

て心に染み入るようである。

 

少しオレンジがかった赤色がキレイだ。

 

深く濃いローズ色。露が花びらにのってキラキラ輝いていた。

 

花びらの内側が白っぽいのが面白い。

 

ピンク色が一番「薔薇!」って感じがする。

かぐわしい香りが周辺に漂っていた。


じゃ、白い絵の具で塗ったら?

2011-05-21 22:51:22 | ささやかな日常のほっこり

4歳の娘が部屋の壁いっぱいに落書きし、またその発見後一生懸

命にこすっても赤マジックのしみが取れないので、鬼ばばにように娘に対

して怒り狂った

 

ということを昨日のブログに書いたが、

 

そのことを実家の母に言うと

「じゃあ、白い絵の具で上から塗ったら?ちょっと黒をまぜて

グレーっぽくして

としらっと言った。

 

「はあ?」

私は母の発想にあきれた。

 

そんな子どもだましみたいな手で、何とかなるわけないじゃないと

思ったが、まあ、ものはためしということで、白い絵の具を取り出して

(数年前に絵画教室に通っていたので、水彩の絵の具とパレットが

家にあった)

赤いマジックのしみの上からちょっちょっっと塗ってみた。

 

そうするとあら不思議。

 

意外にもしみがうまく隠れた。

しみの部分だけ塗っていると、少し不自然なので白い絵の具を水でたっ

ぷりと溶かし、壁全面を塗ってみた。

 

そうするとますます壁紙が自然な感じで白さを取り戻した。

(もちろんじっと見ると不自然だが)

 

 壁に筆を使って絵の具を塗っていると、何だかわくわくして、そのまま

何か面白い絵でも描こうと思ったが、上手に描ける自信がなかったので

さすがにそれは我慢した。

 

しかし、一つ実感したのは、

壁に筆で色を塗るのはとても楽しいということだった。

 

壁一面に落書きした娘の気持ちがよ~く分かった。

 

白い壁は画用紙なんかよりずっと広くて自由なキャンパスなので

さぞかし落書き中の娘はわくわくしただろうな、

としみじみ思った。

 

子どもの制限のない発想はいつも大人の常識を打ち破る。

修復作業の白い絵の具の色塗りだったが、童心に帰ったひととき

なった。


勝運の寺

2011-03-28 19:34:01 | ささやかな日常のほっこり

先日、大阪北摂にある箕面市にある『勝尾寺(かつおうじ)』

に行ってきた。

 

「勝つ」という名前がお寺についているため、運の良さを感じて

多くの人が訪れる観光名所になっているお寺だ。

 

私の自宅から車で20分と随分近い。

 

もとが奈良時代に小さな草庵という形で構えられ、その後発展し、

清和天皇がご病気になったとき、この寺の上人が祈祷したところ

見事快癒されたところから「王に勝つ寺」ということで「勝王寺」

という名前を賜ったらしいが、ちょっと「王に勝つ」とはちょっと恐れ多い

ということで「王」を「尾」に変え、現在の「勝尾寺」と名づけられた。

 

勝ち運だるまがびっしりと奉納されている

厄除け、試験、商売、スポーツ、芸事、病気等のあらゆる勝負を成功を祈って大勢の人たちが祈願

しにくる。各時代の覇者達(足利氏、源氏など)も勝利祈願に来たらしい。

だるまみくじのだるまが寺のあちこちに置かれている。

 

このお寺のメインのシンボルはダルマらしく、ダルマみくじ(ダルマの人形

の中におみくじが入っている)の小さなダルマがお寺のあちこちに置かれ

ているのが可愛らしく、面白い。

 

娘もこのダルマみくじを引いたが、見事「大吉」だった。

「大変幸せな人生を送るでしょう・・・・」と良いことがたくさん書かれて、

母親としては大変嬉しいというか、ほっとした。

 

小さなダルマを持って変えると言い張るかと思ったが、

娘も他の人と同じようにちょこんと小さなダルマをお寺の石の上に置いて

帰った。

落ちてくる水を眺めていると心洗われてくる

 

山中にあるお寺の境内から見える風景は美しい

お寺の境内やお庭は綺麗に手入れされ、大変『気』の良い場所だと

思った。

久しぶりに心からほっとした気持ち。

↑知恵の環とよばれる石造りのスポットがあった。

外側から中央の建っている石に向かって時計周りに7週し、次ぎに中央

の石から外側に向かって逆時計周りに7週する。

そうると、心が穏やかに晴れやかになり知恵が湧き出るらしい。

 

娘はきゃっきゃっと喜びながら、はねまわるようにくるくる回っていたが、

私は心が穏やかになる前に目がまわってしまった。

 

本尊でお参りして、いつも無事に日々過ごせていることに感謝した。

何かを祈ろうと思ったが、普段来ないところで願い事するのは何か

気がひけて感謝の念だけをささげた。

(私は願いごとは氏神さん(地元の神社)だけと決めている)

 

寺社好きの夫はすっかりこのお寺の空気が気に入ったようで、

のんびりとお寺の雰囲気を満喫し、娘は夫相手にずっと何かを

話続けていた。

 

大震災以降、こういう当たり前の何気ない時間をとても大切に幸せに思

う。

 

また来ようと思い、娘をはさんで夫と三人で手をつなぎながら、

この寺を後にした。

 

 


ミスタードーナツ1号店

2010-11-01 00:32:07 | ささやかな日常のほっこり
 私の住んでいる大阪府箕面(みのお)市というのは、よく言えば緑豊かな自然の美しいところであり、悪くいえば田舎であ

る。

 
 行き着けの美容院のアシスタントの男の子が九州出身らしいが、

「大阪といってもうちの田舎と変わらないじゃないですか。

 といわれたが、

「まあ・・・。その通りやねえ。

 と返す言葉もなかった。


 箕面は全国の人が大阪に持っているイメージとは全く違うところである。


 箕面駅のロータリー沿いには、レトロな店(レトロといえば表現はいいが)がずらっとならび、もう少し街が活性化されるよう

打つ手はないのだろうか(行政なりにいろいろ努力はしているのは知っている)と考えたりする。


 
 しかし、わが箕面には誇るべき大きな二点がある。


 まず、箕面駅は、関西大手私鉄、阪急電鉄が一番初めにつくった駅である。

そのため広々としたロータリーが広がっている。

 駅からは観光名所「箕面の瀧」まで美しい自然の滝道が続いている。

 この滝道には根強いファンがいて、これからの時期、紅葉の美しい季節に入るとリュックを背負った観光客でごった返すの

である。



 次に、なんと言っても大きいのが、日本のミスタードーナツ1号店ができたのが箕面なのである。

ダイキンがアメリカのミスタードーナツと事業提携して一番はじめにつくった店が箕面にある。


当時のダイキンの社長が

「都市部につくっても売れるのは当たり前。こういう郊外の街で売れてこそ全国で通用するかが分かるというものだ。」

などといってわざわざこの場所を選んで栄えある1号店がつくられた。


 現在は、当初つくられた場所より少し移動した場所に1号店はあるが、今でも誇らしげに看板には

「0001」のナンバーがわざわざかかげてある。



 1号店といっても他のミスドと何ら変わりなく、むしろこじんまりした大きさの店舗である。

 
 しかし、そのエピソードを聞いてから地元民としては何となく嬉しく誇らしい気持ちで、そのミスドの前を通るたび

「0001」の看板をちらりと眺めてしまうのである。

 
 
 今日もミスタードーナツ1号店の「0001」の看板は青空のもと、凛としてかかげてある。



THE・禁煙

2010-10-20 10:59:33 | ささやかな日常のほっこり
 10月になってタバコの値段があがたっため、夫は禁煙をはじめた。

 今のところとても順調に禁煙生活を送っている。

 タバコの代わりに電子タバコ(ニコチンゼロ)を吸って過ごしている。



 以前、結婚当初、彼は禁煙にチャレンジしたが、あまりにも禁断症状がひどく断念せざるを得なくなった。

 その禁断症状はあまりにも凄くて、頭がぼーっとして何も考えられない、気分が悪い、吐き気がする、やる気が起こらない
といったもので、見かねた私は

 「そんなにひどいんだったら、タバコ吸ってる方がましやと思うよ。ストレスたまり過ぎや。

といって再び喫煙をすすめた。



 当時は夫は非常にヘビースモーカーだったが、この7年ほどで徐々に本数を減らし(環境的に吸えなくなっているので自

然と)、禁煙する前の夫はタバコを止めない一番の理由として「間が持たないから」といった。

 

 タバコを吸わない私としては、その「間がもたない」という理由が全然ピンと来ないのであったが、例えば電車なんかで

暇な時、携帯をいじっているのと同じようなことなのだろうかとも思った。

 
 
 それと同時に、昔知り合ったある女性のエピソードを思い出した。

 
 彼女は仕事柄、お酒の席に行かなければならないのだが、無口なタイプなので非常にその席では浮いていたという。

 黙ってぼーっとしているのもみっともないし、時間を持て余すので「間を持たせる」ためにタバコを吸い始めたという。

 
 
 なるほど、しゃべっていなくてもタバコを吸っていると、さまになるというか格好がつく。

 その時非常に「タバコ」というのは便利なものなんだな、ということをしみじみ知ったのを覚えている。



 さて、禁煙生活の夫。


 より健康的になってお腹がすいて仕方ないらしい。

 「めちゃくちゃご飯がうまい。」

 と夕飯を夢中にほおばっている。


 夫は着やせするたちで、外観からはあまり太っているように見えないが、腹回りはものすごく脂肪に覆われている。

 もう触ってみるとぽちゃぽちゃのふわふわである。

 この感触が好きで、娘も私もしょっちゅう彼の腹をつかんでは遊んでいる。

 

  しかし、健康となると話は別である。

 今のところ、健康診断ではおおよその数値は正常を保ち、いたって元気である。

 でも、夫は大のスイーツ好き(特にチョコレート)で、このままモリモリお菓子もご飯も食べ過ぎて成人病にでもなったらどうし

ようとちょっと考えたりする。


 
 こうなると、禁煙は果たして本当に良い結果を招くのか、多少不安に感じる今日この頃であった。


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     「growing & healing room ♪Kanonn~カノン~」

 

        http://www.kokorospace.net/