バイナリーの基本的な考え方は
「一人が2人ずつ紹介していく仕組み」
です。
3人以上紹介した場合は2レベル以降に配置されます。
自分の下にアップラインが紹介した会員がつくことをスピルオーバ
ーといいます。
つまり、強いアップ(直紹介者を多数出せる)のダウンにつくと自
分の傘下が自動的に構築される、ということになりそれまでのNBに
はなかった新たなモチベーションが追加されることとなりました。
自分のダウンのメンバーに自分の紹介者を付けてやることができる
唯一の仕組みがバイナリーの大きな特徴です。
(損をすることはない)
バイナリーは 左右の系列のうち少ない方の系列をベースに報酬が
発生する仕組みになっています。
そのため 左右2系列のバランスを上手く取りながらグループを拡
大していくことがポイントになります。
これは何度も繰り返されるので「サイクルボーナス」と呼ばれます。
この場合払い出しレベルの下限設定は無いので永久還元となります。
ただし 右と左のどちらか一方が伸びて 片方が止まってしまうと
収入は発生しづらくなります。左右のバランスが大切なプランです。
最近の傾向としては バイナリーに複数のプランを複合させて片伸
びしても一定の収入が発生するように工夫したものが増えてきてい
ます。
バイナリーの還元率の計算は非常に複雑で組織の出来方によって大
きく左右されてしまいます。
バイナリーは
「ディストリビューターが還元率をイメージしづらいプログラム」
の代表選手です。
が バイナリーのメリットは払い出しのレベル制限のない永久還元
であること力のあるディストリビューターの実績がダウンに公平に
供与されることなどが挙げられます。
前述したように 応援しようとする側(左右の売上の少ない側)の
組織図上のどこで売り上げが起こっても上位者の基本的な収入の部
分でメリット・デメリットを生まないので合理的な組織づくりが可
能です。
(どこを応援してもその側で同じ成果が得られるから)
デメリットとしては 自動構築される「うまみ」が勧誘の際に誇大
広告として使われる危険性があるということが挙げられます。
「入会するだけで収入になる」などの危険なトークが使われる場合
がありこれは特定商取引法の禁止行為で罰せられる場合があります。
(断定的表現の適用)
上位者からのスピルオーバーだけで収入になるように印象づけて強
引にあおって入会させる方法が多いのは立ち上げ直後の組織構築の
速度と一定の会員数が構築されてしまっている場合の速度が大きく
違いすぎることも原因となっています。
(組織構築の速度というのは、この場合レベルが下がっていく速度のこと)
これは数の理論ではあたりまえのことで例えば24人のダウンに2名
ずつ構築されるには48人の入会で済みますが6000人の場合1万2000
人必要になります。
立ち上げの際などある意味早い者勝ちの側面はありますがあくまで
も自分が努力して会員を獲得しなければ収入に結びつかないことを
しっかりと認識することが大切です。
ただし バイナリー方式は最も組織を合理的に重ねることができる
プランなので成功しやすいプランであることは間違いありません。
「自力」以外に「他力」が自分のボーナスを増やす場合があるので
すからそれは当然と言えます。
一旦 バイナリープランで収入を獲得すると従来のステアステップ
などでよく起こった「追い越し」やダウンが同格者になることによ
る収入減または組織図上の売上の位置(レベル)が遠くなることに
よる収入減が起こらないことから消耗品による安定収入を目指すプ
ランとしては非常に優れた面を持っているプランです。