先日、NHKの朝の番組で「夫婦の会話」と言う特集をしていました。
家事をしながら何となく見ていたのですが、その中で、妻との会話への夫の要望のひとつに
『結論を先に行って欲しい』
と言うものがあると紹介していました。
ママ、思わず我が意を得たり、と膝をたたきました。
これ「サエサエへの要望」なんです。
サエサエの話はですねぇ、何と言うか「で、いったい何が言いたかったの?」と言いたくなるようなことが多いんです。
たとえばこんな感じ。
「あのね~、今日ねぇ、給食のときにねぇ、今日はシチューだったんだけどね、あ、シチューじゃないかな。シチューみたいな色なんだけど、中にお豆が入っててね。そしたらねAちゃんがね、あ、Bちゃんもいたかな。AちゃんとBちゃんはすっごく仲がいいんだよ。・・・(以下略)」
シチューの話なのか、Aちゃんの話なのか・・・・
タカタカは「話」に関してはサエサエよりも一枚上を行く感じなんです。
まず
「今日さぁ、まいっちゃったことがあるんだよ」
と話しかけてきます。
こう言われると
(ほぉ~、その「まいっちゃった話」とやらを聞かせてもらおうじゃないの)
と、身を乗り出したくなるのが人の常。
結論、とまでは行かないけれど主たるテーマを最初に言うのですね、タカタカは。
そしてほぼ5W1Hに沿った話をし、最後には「だから僕はこう思ったんだよ」と、自分の感想を述べてくれるので、話がとてもシンプルでわかりやすいのです。
サエサエに対して「結論を先に言ってくれないかなぁ」と思うのは、これはおそらくママが中身は「男」に近いからなんだと思います。その上、せっかちだし。
だから、フリーダイヤルにかけたときに流れる『ガイダンスに従って・・・』の音声が大嫌い
『何とかの方は1を、何とかの方は2を・・・』
あ~~~、早く担当者出てくれよ~~~、頼むよ~~
と1人身もだえしています。
ところで、パパとサエサエの会話だとこうなりまます。
「今日ねぇ、給食のときにねぇ」
「うんうん」
「シチューだったんだけどね、あ、シチューじゃないかな。シチューみたいな色なんだけど、中にお豆が入っててね。」
「そうかぁ」
「そしたらねAちゃんがね、あ、Bちゃんもいたかな」
「うんうん」
「AちゃんとBちゃんはすっごく仲がいいんだよ」
「そうかそうか」
と、とても気長に相槌をうっているのです。(でも、実はたいして真剣に聞いていないんじゃないかとママは踏んでいる
)
そうかぁ、気の長い人同士の会話と言うのはこういうものなのか・・・とまじまじと見入ってしまうのです。
つまり例えるならパパとサエサエは
「のんびり共和国に住む、ゆっくりさん同士の会話」
で、ママとタカタカは
「せっかち共和国に住む、早口さん同士の会話」
とでも言った感じなんでしょうね。
せっかちは父親譲り。ママがその気質を受け継ぎ、そして後継者はタカタカのようですね。
せっかちののれんは守られた!(守る必要はないんだけど
)
でも、実はママにものんびりさんにあこがれる気持ちはあるのです。
なので、ある日ある時、サエサエの会話にのんびりと相槌を打ってみることにしました。
「ママ~、あのさぁ~」
「う~~ん、なあに~?」
「サエサエさぁ」
「う~~ん、どうしたのぉ?」
我ながら優しい受け答え
「さっきからずっとさぁ」
「うん、なぁに~?」
「おしっこがまんしてるんだよねぇ」

「早くトイレ行ってきなさいっ

」
のんびり共和国の住民にはなれそうもないです・・・
ランキングに参加しています。
楽しく読んでいただけたらクリックしていただけると嬉しいです
よかったらこちらも

家事をしながら何となく見ていたのですが、その中で、妻との会話への夫の要望のひとつに
『結論を先に行って欲しい』
と言うものがあると紹介していました。
ママ、思わず我が意を得たり、と膝をたたきました。
これ「サエサエへの要望」なんです。
サエサエの話はですねぇ、何と言うか「で、いったい何が言いたかったの?」と言いたくなるようなことが多いんです。
たとえばこんな感じ。
「あのね~、今日ねぇ、給食のときにねぇ、今日はシチューだったんだけどね、あ、シチューじゃないかな。シチューみたいな色なんだけど、中にお豆が入っててね。そしたらねAちゃんがね、あ、Bちゃんもいたかな。AちゃんとBちゃんはすっごく仲がいいんだよ。・・・(以下略)」
シチューの話なのか、Aちゃんの話なのか・・・・

タカタカは「話」に関してはサエサエよりも一枚上を行く感じなんです。
まず
「今日さぁ、まいっちゃったことがあるんだよ」
と話しかけてきます。
こう言われると
(ほぉ~、その「まいっちゃった話」とやらを聞かせてもらおうじゃないの)
と、身を乗り出したくなるのが人の常。
結論、とまでは行かないけれど主たるテーマを最初に言うのですね、タカタカは。
そしてほぼ5W1Hに沿った話をし、最後には「だから僕はこう思ったんだよ」と、自分の感想を述べてくれるので、話がとてもシンプルでわかりやすいのです。
サエサエに対して「結論を先に言ってくれないかなぁ」と思うのは、これはおそらくママが中身は「男」に近いからなんだと思います。その上、せっかちだし。
だから、フリーダイヤルにかけたときに流れる『ガイダンスに従って・・・』の音声が大嫌い

『何とかの方は1を、何とかの方は2を・・・』
あ~~~、早く担当者出てくれよ~~~、頼むよ~~

ところで、パパとサエサエの会話だとこうなりまます。
「今日ねぇ、給食のときにねぇ」
「うんうん」
「シチューだったんだけどね、あ、シチューじゃないかな。シチューみたいな色なんだけど、中にお豆が入っててね。」
「そうかぁ」
「そしたらねAちゃんがね、あ、Bちゃんもいたかな」
「うんうん」
「AちゃんとBちゃんはすっごく仲がいいんだよ」
「そうかそうか」
と、とても気長に相槌をうっているのです。(でも、実はたいして真剣に聞いていないんじゃないかとママは踏んでいる

そうかぁ、気の長い人同士の会話と言うのはこういうものなのか・・・とまじまじと見入ってしまうのです。
つまり例えるならパパとサエサエは
「のんびり共和国に住む、ゆっくりさん同士の会話」
で、ママとタカタカは
「せっかち共和国に住む、早口さん同士の会話」
とでも言った感じなんでしょうね。
せっかちは父親譲り。ママがその気質を受け継ぎ、そして後継者はタカタカのようですね。
せっかちののれんは守られた!(守る必要はないんだけど

でも、実はママにものんびりさんにあこがれる気持ちはあるのです。
なので、ある日ある時、サエサエの会話にのんびりと相槌を打ってみることにしました。
「ママ~、あのさぁ~」
「う~~ん、なあに~?」
「サエサエさぁ」
「う~~ん、どうしたのぉ?」
我ながら優しい受け答え

「さっきからずっとさぁ」
「うん、なぁに~?」
「おしっこがまんしてるんだよねぇ」





「早くトイレ行ってきなさいっ



のんびり共和国の住民にはなれそうもないです・・・

ランキングに参加しています。
楽しく読んでいただけたらクリックしていただけると嬉しいです

よかったらこちらも

