こけしのここでちょっと一息

いつも時間に追われている毎日。ほんの少し立ち止まって周りを見たら、いろんなものを感じることが出来た私のひとり言です。

宝塚の上級生のアドバイス

2007-03-09 20:48:29 | Weblog
今日は、青山のレッスンにまたまた宝塚の上級生がアドバイスに
いらしてくださいました。

受験生のレッスンを見学していただいて、今宝塚歌劇団の生徒に
どんな技術が必要か、音楽学校受験の時に、どういうアピールが
必要か、また以前にも書きましたが、受験スクールだけに
とらわれず受験生が楽しんで、個人個人の個性を活かして
試験に望めるようにと、とても丁寧に、わかりやすく
お話してくださいました。

アドバイスをいただいた受験生はもちろんのこと、
一緒にお話を伺わせていただいた純奈(しおり)先生と私も
とても参考になり、貴重な時間だったと思います。

宝塚受験の為のヴォーカルレッスンを始めて、
とても不思議だったことの一つが、歌のレッスンでは、
手を動かすことは絶対禁止、足もモデル立ちのようにして、
歌っている間は口元以外ほとんど動かさない。
というようなクラスがとても多いという現実でした。

宝塚やその他ミュージカルという舞台で、そういう役でない限り
動かずに歌うということは無いですし、逆に踊りながら歌えるように
訓練するくらいなのに、どうして体を使ったらいけないのでしょう?

自然に歌の雰囲気で手を広げたくなったら、その方が
余程聴いてる方に歌声が届く気がするのですが・・・

いつもしおり先生と不思議だね、と話していたのですが
今日いらしてくださった上級生も同じご意見でした。

声もあまり出せず、音程も不安定なのに、体ばかり
動かすのは、歌の意味がないけれど、歌も表現するということ
からいうと、手も顔の表情も目線も足も、体全部使って歌うことの
なにがいけないのだろう、とおっしゃってくださいました。

これまで受けたレッスンと全く違うことをいわれた受験生も
はじめは、「動かしていいんですか?」とびっくりするのですが
実際自由に歌う方が、声も出しやすく、楽しくなってくるようです。

受験まで、本当に後少しですが、自分らしく
楽しく、生き生きとのぞんでほしいものです。

がんばって
コメント (2)
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