こけしのここでちょっと一息

いつも時間に追われている毎日。ほんの少し立ち止まって周りを見たら、いろんなものを感じることが出来た私のひとり言です。

白鳥の湖

2006-03-02 07:23:43 | Weblog
久しぶりにクラシックバレエ”白鳥の湖”全幕観てまいりました。
東京文化会館も久しぶりで、宝塚の客席とはまた違う雰囲気でした。
昨日は、日本バレエ協会主催の公演でしたので、いろんなバレエ団の
方が舞台にも客席にもいらして、ご自分の先生のことを
「あ、○○先生あそこ」という、かわいい生徒さん達も
たくさんいらっしゃいました。

オデットとオディールは、”島田 衣子さん”で
まだ若いときから、たくさん舞台を観せて頂いてた方です。
とても小さく細い方なのに、プリマになられてからのご活躍は
バレエ以外にもミュージカルの舞台、新作のダンスなど
ひっぱりだこで、いつも完璧なテクニックを披露して
らっしゃいます・
昨日は、海外の研修やいろんな経験を生かされて
その感性と表現力が素晴らしく、大人の情感を込められ
本当に観客を魅了しらっしゃいました。

私が初めて白鳥の全幕を観たのは、小学生のときで
当時絶頂期と言われた、”マヤ・プリセツカヤ”さんでした。
そう星組のショーの振付に来られた方です。
当時から美しさに定評がありましたが、
腕が羽のように波打つ姿が、3階の奥の席だったにも
かかわらず、今も鮮明に脳裏に焼付いております。
そのあこがれのプリマが宝塚に振付にいらしたなんて
あと10年残っていたら・・・とそれだけは残念でした。
しかし、何十年たってもお綺麗で、現役を続けて
活動されてる姿に感動しておりました。

そんなことを思い出させて頂いたくらい
素晴らしかった白鳥。
彼女の”ジゼル”も空気のように軽やかで
ぜひ機会がございましたら、観て下さいね。
キャラクター性の強い、ドンキホーテなども
ぜひ踊って頂きたい方です。
島田さん、お疲れさまでした。
コメント (3)
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