月からきたうさぎ

あったかココロでいっぱいになぁ~れ♪

地震その後...3

2011-03-16 | diary
昨日も今日も、関東が震源地となる地震がありました。

日々、毎時間、毎分、毎秒…

揺れている気がします

精神的にかなりきてますね



被災地の方々のことを考えれば、好きな物・暖かい物を食べることが出来
暖かい布団で眠ることが出来るという、この環境は幸せなことだと思います。

でもきっと、被災地ではなくても胡珀のようにストレスを感じている方はいますよね。



毎日流れるACジャパンのCM。

最初は何気なく観ていましたが、最近はグッと込み上げるものがあり涙を堪えることもあります。

自分に出来ること…を考えても、節電くらいしか思いつかず
単身で子ども2人を守ることで、いっぱいいっぱいです



そんな気持ちの中。

読み聞かせ最終日イベントで学校へ行き、福島出身の担任の先生のご実家が被災されたことを知りました。

津波で全て流されてしまったそうです。

ご両親はご無事で、避難所にいらっしゃるとのこと。

「命があるだけ良かったです」と涙ぐむ先生に、心がとても痛くなりました。



明後日は卒業式。

先生は羽織袴を着て卒業証書授与をすることになっています。

その羽織袴はご実家のお母さまが持って来てくださることになっていたそうです。


涙ぐむ先生を見ていてジッとはしてられませんでした。

片っ端から…というわけにはいかないので、まずはレンタルするならどこで出来るのかを聞き
持っていそうな人に連絡をして、持っていなければ当てがないか聞き。



ある所にはあるんですね

見つかりました



「あったよ押さえるね」と連絡した時…

涙ぐむ先生の声に胡珀も貰っちゃいそぅになりました




「持って行こう」と準備をしていたお母さまは、きっと娘の晴れ姿を見たかったと思います。

持って行かれなかったという悲しい気持ちも、少なからずあるでしょう…

その心配する1つの気持ちが、安堵に変わってくれることを祈るばかりです。



「泣いた赤鬼」と「泣いた赤鬼のつづき」

2011-03-16 | Book

「泣いた赤鬼」



山の中に一人の赤鬼が住んでいました。

赤鬼は村の人間と仲良くしたいと考え、自分の家の前に

「心のやさしい鬼のうちです。どなたでもおいでください。
おいしいお菓子がございます。お茶も沸かしてございます。」

と書いた立て札を立てました。


けれど人間たちは「捕って喰われるかもしれない」と疑って、誰一人遊びには来ません。

赤鬼は悲しみ、悔しがり、腹を立てて立て札を引き抜いて壊してしまいました。


そこへ友達の青鬼が訪ねて来ました。

青鬼はワケを聞いて、赤鬼のためにこんなことを考えました。


「僕が村へ行って大暴れする。そこへ赤鬼くんが出てきて僕をポカポカ殴る。
そうすれば人間達にも、赤鬼くんが優しい鬼だということが分かるよ。


しぶる赤鬼に「後からきっと来るんだよ」と青鬼は出かけて行きました。


お芝居は成功し、村の人間たちは赤鬼のところへ遊びに来るようになりました。


赤鬼は毎日、毎日、人間達に美味しいお菓子とお茶を出し、楽しい日を過ごしました。

しかし日が経つにつれて、訪ねて来なくなった青鬼のことが気になりました。


赤鬼は青鬼の家を訪ねてみましたが、青鬼の家は戸が固く閉まっていました。

戸の脇には貼紙がしてありました。


「赤鬼くん、人間たちと仲良く楽しく暮らしてください。
もし僕が、このまま君と仲良くしていると、君も悪い鬼だと思われるかもしれません。

それで僕は旅に出ることにしました。いつまでも君を忘れません。
さようなら、体を大事にしてください。どこまでも君の友達、青鬼。」



赤鬼は黙ってそれを読みました。

何度も何度も読みました。

戸に両手をあてて顔を押し付け、しくしくと涙を流して泣きました。






この「泣いた赤鬼」の続きを創作した方がいます。

検索するとすぐにヒットすると思います。

本として出版されていないのですが「とても良いと思う」という、みんなの意見が合致したので
4年生に分かりやすく言葉を変えたりなど脚色して、新たに台本を作りました。


興味がある方は、検索してみてくださいね。


読み聞かせイベント

2011-03-16 | Book
今日は読み聞かせ最終日。

ばぼんの学年ではイベントを行ないました。



ばぼんが1年生の時。


毎週、各クラスで読み聞かせをしているけれど、最終日は大型絵本などを使って
みんなで楽しいことをしたいね


ということで有志を集い、先生にお願いをして授業の1時限を使用して読み聞かせをしました。



今回は4回目。

子ども達も4年生になり、大型絵本を読む…といっても年齢に見合った絵本はありません。

色々と探して話し合った結果。



最終日の前週までに「泣いた赤鬼」の絵本を各クラスで読み聞かせする

「泣いた赤鬼」のあらすじと、創作された「泣いた赤鬼のつづき」を朗読する

植村花菜さん作詞の「トイレの神様」を朗読し、みんなで歌う



という流れになりました。



防災用品

2011-03-15 | diary
胡珀の住んでいる街の、あらゆるお店から防災用品が消えました…


胡珀家では、日頃から防災用品をセットしていた…というわけではありませんが
必要かなぁ、必要かなぁ、腐るものじゃないしと目に付く度に購入していたので
すぐにでも欲しいという物は無かったんですけどね。


それでも、もう少し欲しいなぁ…と思ったのが1つあったんです。

それは、ろ過出来るという水飲みストロー。



安い物ではないので、1本しか購入してなかったんですねぇ…

整理している時に1本しか出て来ませんでした。



懐中電灯は自宅に2本、避難バックに各1本、携帯用のちっちゃいのが2本と
まぁ出てくる出てくる…って感じでありました


お店から消えたのは懐中電灯だけではなく、電池やロウソク、ガスコンロ。

防災頭巾にトイレットペーパーやティッシュペーパー。

生理用品、紙おむつ、ミルク…

それこそ大きなバーベキューセットもありませんでした








簡易トイレ、ストロー、アルミマット、サランラップ、ウエットティッシュ
ランタン型懐中電灯(auからもらった)、紙おむつ。

これは、ばぼんのリュックに入っている一部です。

紙おむつは20枚ほど取って置いたんです。


「えー、オムツなんてイヤだぁー」と言われましたけどね

もちろん付けろなんて言いません。

胡珀だって幼児用は無理ですから(笑)

広げれば大でも小でも使えるでしょ





計画停電も予定されているということで、更に買い増し・買い溜めをアオッタのでしょうね。

カップめん・レトルト食品・加工食品・パン・惣菜などなど
電気を使わないでも食べられるものが、全て棚から消えていました

胡珀の区では計画停電のグループから除外されているという情報も


日本全体で協力しなくてはいけないことですから、節電も停電も理解を持って協力します。

情報だけはハッキリ正確なものを伝えて欲しいです。



地震発生その後…2

2011-03-13 | diary
昨日は一日中、家の中で過ごしました。

今更ですが災害時用リュックを整理し、いつでも持って出られるよぅに玄関にセットしました。



丸一日、閉じこもっていたので、3人ともストレスが溜まってしまい
喧嘩ばかりなので、今日は散歩に出かけました。

後姿は、もぅ幼児ではなく青少年です





地震の影響で、閉鎖しているお店も多かったです。

開いているお店では防災用品、電池などなども品切れ状態でした。


こんなに被害が出てるとは思わなかったので、目の当たりにした時はショックでしたねぇ…


みなさんが2次・3次と被害に遭われないことを祈ります。