屏山書院 (ビョンサンソウォン) は、もともと豊山・柳氏の私塾として始まり、1572年に朝鮮時代の儒学者である柳成龍(リュ・ソンリュン)が現在の位置に書院を作り、その死後1613年に柳成龍の位牌を祀り、それに続く人材を育てようと引き継がれてきた安東を代表する私設教育機関です。(コネスト記事より)
書院の名は洛東江を間において見つめあってる山がまるで‘屏風’の様に掛っているということから由来している。(屏山書院HPより)
屏山書院 (ビョンサンソウォン) の正門、『復禮門 / 복례문 (ポクレムン) 』
復禮門をくぐると左側にある『光影池 /광영지 (グァンヨンチ) 』
『光影池 /광영지 (グァンヨンチ) 』は、晩對樓と復禮門の間に水路を引いて作った‘天圓地方’形態の池が組成されている。今は埋めてしまい、その形だけが推測できる。‘天圓地方’は、韓国伝統の池の組成原理であり、先祖達の宇宙観が象徴的に表現されている。‘土を意味する四角い池の真ん中に空を象徴する丸い島’をおいた。修心養性を根本として、学問に精進するよう配慮した‘書院の中の庭園’である。(屏山書院HPより)
『光影池 /광영지 (グァンヨンチ) 』 と 『晩對樓 / 만대루 (マンデル) 』
晩對樓の階段から復禮門を
『晩對樓 / 만대루 (マンデル) 』は、屛山書院で一番知られている建物であり、建築と造形美からその価値を認められている。自然地形をそのまま利用して建てられ、正面7間、側面2間の漏刻であり、休息と講学を行う複合空間である。(屏山書院HPより)
晩對樓からの眺めをいちばん楽しみにしてきたのに、
残念ながら、
上がれず・・・でした
『立教堂 / 입교당 (イッキョダン) 』は、書院の一番核心的な建物である講堂。"教えを正しく立てる"という意味であり、書院の中央に位置している。正面5間、側面2間の重軒(軒先のたるきの上にさらに短いたるきを重ね合わせた軒)八作瓦であり、架構は5樑になっている。(屏山書院HPより)
立教台は上ってもと思いきや・・・・、
上がっちゃダメェ~×の表示がそこらかしこに。
にもかかわらず、どこかのお国の御一行さんたちは・・・
请不要上地板来 理解できないらしい。困ったもんだ
立教堂の右側に建っている 『東齋 / 동재 (トンジェ) 』
左側の建物 『西齋 / 서재 (ソジェ) 』
とっても残念な光景を見てしまって、気分悪うなりました
立教堂からゾロゾロと御一行さんが出てくる、出てくる
藏板閣 / 장판각 (チャンパンガク) は、本を印刷するときに使用する冊版と遺物を保管したところであり、立教堂の左後ろ側に位置している。正面が3間、側面が1間の構造であり、湿気を避けるために正面に板門を全てつけた。また、火事を防止するために他の建物と距離をおき、独立的な空間を備えた。書院の名門度を評価する主な基準の中の一つは、つまり板本の所蔵量であり、よって本を発刊する木版は書院の大切な財産として厳しく管理された。(屏山書院HPより)
神門 / 신문 (シンムン) は、書院の內三門にあたり、鄕射(享祀)の時に祭官達が出入りした。(屏山書院HPより)
門をくぐって『典祀廳 /전사청 (チョンサチョン) 』へ。
門をくぐったところから
『典祀廳 /전사청 (チョンサチョン) 』は、位牌が置かれている、尊祠の右側に位置する建物。尊祠にお供え物をするときに準備する建物です。(コネスト記事より)
カタツムリトイレ / 달팽이뒷간 (タルペンイディッカン) は、赤土石垣のはじまりの部分が最後の部分を隠すように丸く包む形で建てているが、その姿から名前をつけた。出入り口をつけなくても中の人が外に見えないように配慮した構造である。屋根が無く空側が解放された'ダルペンイディッカン'は、儒生達の世話をした働き手達が使用していた。(屏山書院HPより)
立教堂に上がり込んでいる御一行さんにもけど、ここでもとんでもない光景を見てしまいました
土塀の外で5~6人のアジュンマがお話し中。
土塀の中がどんなふうになっているのか見たかったので入ろうとしたら、中からアジュンマがズボンを上げながら出てきて・・・一瞬、「まさか・・・」と思いながら写真を撮って外に出ると、お話し中だったアジュンマたちが私をにらみつけているではあ~りませんか。中◯語なので、な~んにもわかりゃあしないし。
もしかして、皆さん、写真を撮るのに並んでたのかしらんと手元を見ると、カメラも携帯も持ってなくて見えたのは・・・なんと、なんと、ティッシュ まさかのまさか・・・だったんです ちゃんとへ行ってちょうよ。
ほんの一部の人たちの行動で、益々苦手になる国民だわ。
マナーの悪い御一行さんがいなくなってホッ。
河原へ行ってみよう。
昨日行った芙蓉台も晴れてたら、
こんな絶景が見られたんだよなあ。
ほんっとに水がキレイで
屏山書院 (ビョンサンソウォン) への46は、一日たったの3本。おまけに屏山書院 (ビョンサンソウォン) での停車時間は、たったの10~20分 (の到着時刻によって異なる) 。
10~20分で見学できるのか、どんなところかわからないので、最悪、往復路どちらかはテクテクしようかとMAPで《河回村 (ハフェマウル) ⇔ 屏山書院 (ビョンサンソウォン) 》の距離を測ってみると、5kmチョイ。
ヨッシャ~、片道はってことで予定を立てました。。。があ~、停車時間をせめて30分にしていただけませんかねェ
んじゃあ、河回村 (ハフェマウル) まで、テクテクスタート