3月18日から5月8日まで国立近代美術館で鏑木清方展が開催されてました。私は5月4日に鑑賞してきました。ゴールデンウイークの最中でしたが、日時指定制なので混雑はなくじっくり鑑賞することが出来ました。会場には着物姿で鑑賞されている方もいて、絵の世界と重なって素敵でした。
鏑木清方は1878年(明治11年)に神田佐久間町に生まれ、父親は「日日新聞」(現 毎日新聞)の創業者の一人(その後、「やまと . . . 本文を読む
東京国立博物館の本館に入るとすぐに見える壮麗な大階段はテレビドラマやCMでおなじみですね。その大階段の後ろにある特別5室 (ホールのような一室)で特別展「空也上人と六波羅蜜寺」展が開催されてます。
特別5室は博物館としてみるとそんなに広い方ではないと思います。部屋の中はほの暗く、浮き上がるように仏像に光が当てられてました。天井は高く上部は壁に沿って人が通れる通路があり、はっきりとは見えません . . . 本文を読む
ポンペイの遺跡は、小学生だったころに家にあった本に載っていた写真を見て知りました。あの頃、子供用のギリシャ神話の本も読んで、神話で活躍する神様たちが、ポンペイの壁画に描かれている人物とそっくりで、神話の世界とポンペイが同じに思えて、その街が噴火によって一瞬で埋まり、そのままの形で今に現れていることがとても不思議で心惹かれました。
大人になって、美術館に通うようになりましたが、ポンペイ展が開催 . . . 本文を読む
2月3日から佐倉市立美術館で「フランソワ・ポンポン展」が開催されてます。ポンポン氏のあの有名なシロクマくんに会いたくて、行ってきました。
佐倉市立美術館は京成佐倉駅からバスで2つ目の停留所を降りた、ぎっしりと軒を連ねた旧市街にあります。
旧川崎銀行佐倉支店の外観を残した入り口で、このレンガの建物のスペースの奥に美術館があります。
その日は雨が降っていてバスがとても空いていて、 . . . 本文を読む
9月18日から開催された「ゴッホ展 響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」は12月12日をもって閉会となりました。私は閉会間近の12月3日に鑑賞しました。
オランダのクレラー=ミュラー美術館のゴッホの作品を中心としたコレクションが展示されてました。蒐集したのは実業家夫人ヘレーネ・クレラー=ミュラー(1869-1939)さんで、美術家のアドバイスを受けながら1907年から近代絵画の収集を始めたそ . . . 本文を読む
コロナ感染者数がだいぶ減ってきて、緊急事態宣言も終わり、私自身もワクチン接種完了し、今年やっと展覧会に向かうことが出来ました。上野は1年2か月ぶり。去年はメトロを利用したのでJR上野駅の外観が変わったのには気づきましたが、今回はJRを利用したので駅中もだいぶ変わったのを実感しました。
公園口改札から出て改修工事中の西洋美術館のそばを通り、黄色い実をあちこちで落としている樹が並ぶ小道を通り野口 . . . 本文を読む
去年からとても楽しみにしていた展覧会。前売り券も入手していました。が、今年になってこんなウィルス禍に席巻されるとは・・・
この展覧会も開催が遅れ、会期終了間近に迫った頃、会期延長が発表され、人数制限をするため事前予約制になりました。
7月末に一度予約しましたが、コロナへの恐ろしさから結局行かず、もう今年は展覧会に行くのは無理かと思いましたが、やはりどうしても鑑賞したくて8月末に再び時間予約 . . . 本文を読む
この展覧会のタイトルを見て、これは行かねば、そしてレポートを書かねばと思いました。
展示会場に入るとき、作品リストのほかに窓研究所が作った「窓学の視点から見る窓展」という小冊子もあり、私も一冊手に取りました。
一般財団法人 窓研究所が主催する「窓学」の研究に基づき、東京国立近代美術館のキュレーターと共に窓に焦点を当てて作品を選んだ展覧会、と書かれてました。
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「フィリップス・コレクション」はアメリカの資産家ダンカン・フィリップス氏(1886〜1966年)が亡き父と兄の思い出に、ワシントンの私邸に母エリザさんと美術鑑賞のための部屋を設け「フィリップス・メモリアル・アート・ギャラリー」と名づけ1921年に一般公開。近代美術の作品を集めた美術館としては米国最初なのだそうです。戦後「フィリップス・ギャラリー」と名称を変えたそ . . . 本文を読む
ミケランジェロの彫刻作品が展示されるのでぜひ見に行きたいと国立西洋美術館にて鑑賞しました。
実は今回はあまり前もって調べなかったので、またミケランジェロの彫刻と共にデッサンや手稿を見ることができるのかな?と思ってました。以前にも《システィーナ礼拝堂500年祭記念 ミケランジェロ展ー天才の軌跡》そして《レオナルド×ミケランジェロ展》でミケランジェロの書簡を鑑賞することができ、それが . . . 本文を読む