第18話 「呪われし者」の本
謎の男たちに追われているチャーリー。悪チャーリーが消えても、すっかり手練れになったね。いいのか悪いのか…。
彼女が男に向かって言う“ガンビット”とはマーベルコミックのキャラ。キザでいつもトレンチコートを着ている。チャーリーさすがオタク。2019年にはチャニング・テイタムが演じるピンの映画も予定されてる。
カインの刻印を消せる「呪われし者」の本を手に入れたチャーリー。浮かれる兄、可愛いな…。そして海に行ったことがない兄弟。広いアメリカの内陸部育ちには結構いるんだよね。
キャスとメタトロンのデコボコ車中。キャスをイラつかせることクラウリー以上なんでメタとの絡みは歓迎(笑) こいつ全天使の中でもっともおしゃべり野郎。
パンケーキかと思ったらワッフルか。あまりに特大版で生クリームどっちゃり。その上に蜂蜜たっぷり。ほんとメリケンて…。人間になって味がわかるようになったとか言ってるけど、キャスと初対面の際、パンケーキ食いに行ってたよね。食べれるけど人のようには味わえないってことか。キャスも人間から天使に戻った時、サンドイッチが成分分析するような味にしか感じられないって言ってたな。
とにかくメタトロンと会話するとキャスは途端にボケが増す。でも奴の話す人間としての世界は、惑わされないと思ってもキャスの心理をかき乱す。
「呪われし者」の本、いかにもヤバい。兄の反応もヤバい。刻印が本に引き寄せられている。
最強オタクコンビが挑むも、読めない文字を何とか解読してもさらに暗号化してある。
チャーリーを追っていたのはスタイン一族。呪われし者の本を使い、大昔から利益を得ていた。本を使えば凄まじい厄災が起きるとわかり、その本は処分しろというディーン。
おお、シーズン8で死のうとしたサムのことを言ったよ兄。今度は俺の背負う試練だと。S10はS8に発端をなし、S9と対になっている。
図書館にキャスの恩寵を隠していたメタトロン。上手いことを言いながら、人間の身でもキャスを弱体化する。
「まるで家族みたいに言ってるが、天使なんてものは光の塊に過ぎないんだ。おまけにみんな自己嫌悪か誇大妄想のどっちかに憑りつかれてる」
「いまのお前は何者だ」「地上にいる意味はないだろう」「カスティエル、お前のやるべき使命は何だ」
頭が回り小狡い上に、言ってることの一部は真っ当だから厄介なんだよこいつ。
兄弟を助けているときはいいけれど、それだけがキャスの生きる目的なのか。避けては通れない問題を突き付けられる。
悪魔の石板を取り戻すメタ。けれど恩寵はキャス自身が取り返す。「ドン・キホーテ」がわかるのも、実はメタトロン自身に文学の知識をいらられたからなんだよね。因果は巡る。
恩寵を取り戻したキャスはカッコいいが、恩寵ってスペシャルエナジードリンクみたいなもんだな。羽はやはりボロボロ。なんで自分で治せないんだろう天使たち(ストーリーの便宜上)
サムとチャーリーの打ち明け話。チャーリーは何でもお見通しだね。でも狩りを始めて欲しくなかったよ…。
二人とも以前に望んだ人生を選ばず、今は自らハンターを選んでいる。世の中には天職探しの本やらが溢れているけど、天職は目指してつけるものじゃないと思う。適職なら探せる。でも天職は、文字通り天がその人を選んでさせるもの。やりたい、やりたくないに関わらず、どうしても引き寄せられてしまうもの。
スタインのあんちゃんに捕まるディーン。こいつもよく喋りやがる。そして丈夫な一族。でも兄の渾身の頭突きは有効。
スタインたちがアジトに乗り込み、乱闘に。チャーリー強いな! 本を燃やすサム…。
キャスとチャーリーの初対面。かわいい二人v 人差し指治癒久しぶり。寄目(笑) チャーリー式挨拶はまだ慣れないキャス(笑)
みんなで宴会。束の間の癒し。
サムはやはり本を焼いていなかった。それを持ち込んだ相手は、あの稀代の魔女。
ラストにかかる曲はザ・フーのBehind Blue Eyes 有名な´70年代のクラッシックロック。
No one knows what it's like
To be the bad man
To be the sad man
Behind blue eyes
誰にもわかるわけないさ
悪い奴でいるのはどんなことか
悲しい奴でいるのはどんなことか
青い目の奥に
ディーンの今の心境が出てるような歌詞。
第19話 ウェルテルの箱
1973年。懐かしのアメリカンドラマに出てくるような一家。妹のスージーが洗濯をしに地下に行き、壁の奥の奇妙な金庫のようなものをあけてしまう。そこから何かが出てくる。そしてお決まりの…
前回の終わりから続き。ロウィーナに呪われし者の本の解読を頼むサム。彼女は見返りに息子クラウリーを殺すことを望む。
「息子を殺そうなんてどんな事情か気になるだろうけど」「気にならない。やるよ。クラウリーを殺してやる」
即答(^_^;)
兄のヴァンパイア狩りの知らせがラインで届く。通信手段は時代とともに進化してるが、ヴァンパイアは相変わらずナタでぶった切りである。
呪われし者の本はロウィーナでもそのままでは読めないので、文字を解読する本、コーデックスを探すことに。
コーデックスをコヴェンの魔女から奪ったのは、いにしえの賢人たち。そしてそれを守るために強力なまじないをかけた金庫「ウェルテルの箱」を作ったのは、あのマグナス。カスバート・シンクレアだった。
ディーンをコレクションしようとしたオタク賢人のおっさんだよ
過去シーンのマグナス、また妙にカラフルな蝶ネクタイしとる。
ロウィーナににTELするサム。ベッドのロウィーナいろっぺえな。
「わたしは300歳を超えてるのよ。美貌を保つには睡眠が不可欠なの」
「例の解読本だけど、早速調べてみた」「一人でやってみる」
潔く話を聞きません!
ウェルテルの箱は、冒頭シーンで家族に自殺させる煙を出した金庫だった。その家におもむくサム。住人に銃で脅されすげなく一度退散。
そこにディーンがひょっこり。やっぱこの兄弟は互いの秘密事を嗅ぎつける。
でも狩りだと思ってる兄貴。サムはコーデックスの件を除き、ウェルテルの箱のことを兄に話す。
あの時のスージーは、40数年たち初老の女性に。人と関わらず籠って生きていた。生計はどうやってたててたんだろう? サムのことを「髪が綺麗」って(笑) 今シーズンのサムの髪型ってマジおかっぱだよね。兄がスージーと話している間、サムは地下室に入る。デカい二人のちまちましたやり取りが好きです!
サムはにわか魔術で箱を開けてしまう。あーあ。
ウェルテルの箱の魔術は、その人を自殺に追い込む。「魔女と取引してパンドラの箱をあけるなんて!」と自殺したスージーの幻に責められるサム。そこにロウィーナが現れる。
ディーンの幻覚は煉獄。久しぶりに間抜けなペッツ(リヴァイア)。危ういところを助けたのは、おお懐かしいヴァンパイアのベニー! 幻想から出ようとするディーンに語りかけてくる。
俺が幻覚なら、望んで生み出したんだ。なんで俺なんだ。なぜ煉獄なんだ。
煉獄は純粋な世界。ここでは獲物を探さなくていい。獲物の方からやってくる。だから来たんだろ。人を殺さず刻印をなだめるために。
サムとキャスに殺してもらう計画だったろ。でも二人は二度と立ち直れなくなる。サムとキャスに押し付けるな。
自殺をうながすベニーに従い、武器(現実では割れた瓶)を持ってかまえるディーン。
煉獄が恋しかった。ここでは悩んでる暇なんてなかった。でも幻覚の中でさえ、刻印は俺を生かそうとする。
幻覚のベニーを刺し殺し、現実に戻るディーン。
サムとロウィーナは箱を開けようと試みる。箱は仲間、つまり賢人の血を捧げることで開くらしい。サムは血を長し続け、朦朧としたところに駆けつける兄。俺も賢人だと、自分の血を抜く。箱は開きロウィーナも消える。彼女も幻覚だった。
俺たちは離れちゃだめだというディーン。本はしまっておくよというサム。また嘘を…。
サムはコーデックスをロウィーナに渡し、しかし彼女を拘束する。契約関係に関しては、兄よりはるかにシビアな奴よ…。しかし魔女はおトイレは行かないでいいのだろうか。
マグナスも賢人たちも迷惑すぎる
あの厄介な箱を作ったマグナスもだけど、あんなもんを残したままにした賢人たちもな。彼らはアバドンに全滅にされたわけで組織全員が死ぬ事態を想定していなかったんだろうが、あらゆる超常現象を収集する組織なら、まさかの事態にも備えろよ! マグナスは一応怪物退治の気骨はあったわけだ。賢人たちは現実の危機は避けていた。秘密クラブに置いとかないで移動もできなかったのか。まあできなかったんだろうね。扉を開けなくても、動かそうとするだけでなんか起きそう。
しかしそのおかげで、一家族が死んだ。扉を開けたスージーが一番哀れで、一生を棒に振った。まだ少女だったのに。しかし倒れてたスージーに魔法は通り過ぎてかからなかったけど、あの魔法は火事の煙みたいなもんなのか。
あの箱はたぶん、開けた者を呪うだけでなく、近づいた者に開けさせようと誘導する何かも出してるんだろう。じゃなきゃ、いきなりスージーが壁を見て叩き壊して箱を発見したりしない。いわばゴキブリホイホイみたいなものか。
兄弟は箱が幻覚を見せることを知っていたが、魔法はその上をいき二重のトリックをかける。幻に出てくる人物は責めたり暴いたりして自殺を求めるが、その声は全部見ている者が心に抱えていること。
刻印を持つ兄以上に、外すためには手段を選ばないサムの方が危険だと言うスージーの言葉は、サム本人がわかっていること。
彼女を死に追いやったことを後悔はしているが、既に多くの人々の死に責任を負ってきたサムは今回の罪悪感だけで自死は選ばない。箱はサムが自ら望んで命を投げ出すように誘導する。
箱を開けるのに必要なのは賢人の血。マグナスが正しいやり方をしたと言った、箱の側で息絶えていたという賢人は失血死したんだね。コーデックスを取り出して、呪いの本を解読しディーンから刻印を取り除く。サムはそれを自分の命と引き換えでいいと思う。もちろん死んだら、ロウィーナが本物なら余計に本をもって逃げちゃっただろうが、そこは幻想に捕らわれてるサムは思い至らない。
かたや兄貴。刻印が彼を死なせないなら、いっそ人間ではなく魔のものを狩り放題の煉獄に行けばいい。その望みが煉獄の幻を見せた。
そしてディーンがひそかに望んでいた解決策。サムとキャスに自分を殺してもらうこと。
それが二人にとって乗り越えられれない傷になるとわかっているから実行はできない。カインの予言の通りにサムとキャスを殺すのも、二人に自分を殺させるのも、どちらもせずに済むように自身で決着をつけるべきだとベニーの口を借りる。
潜在意識を操る呪いをかけられるマグナスって、下手な魔女より魔法使える。
ここでディーンはまた刻印の力に生かされたのか。幻覚の中でさえ俺を生かそうとすると言った通りに、刻印は箱の呪いに勝る力があったからか。
たぶん兄はそこのところを自問してると思う。でもやはり振り切ったのはディーン自身の決意。苦しいけれどシンプルな煉獄で、大事な弟と天使を傷つけることもなくベニーと一緒に怪物狩りをしていたいと思いもしたが、それを選ばず弟の元に戻った。それにディーンがいくら刻印持ちでも今は人間。死ねたとしても、悪魔に戻ることはあっても煉獄には行けないんだよね。
サムとキャスに殺してほしいと思っていたのも、人は誰でも苦しく行き詰まった時には、実際は選ばない逃げ道を想像するものだ。選ばないからこそ残酷な方法をね。
ロウィーナが幻なのは、出てきて間もなく何となくわかった。サムの幻想を消しといて、ディーンのは材料がないからできないとかこの周到な魔女らしくない。「賢人のことは少し知ってるけど」と言ってたが、彼女が賢人の存在を知ったのは最近。ラスト兄弟が箱の前でもみ合ってるとき、二人が映ってるシーンでは後ろにいないんだよね。
たとえ幻でもベニー再登場嬉しかったな。幻想でもまたも兄貴に殺されて気の毒だけど、今もきっと本物の煉獄でベニーは戦っていると思うよ。
つけたしですが、遅ればせながら明けましておめでとうございます
年内にはS10を終わらせたいとか思っていたのは昨年の半ば頃…( ^ω^)
9で終わりにすると言っていた感想ですので、狼少年山吹の余禄と思って下されば幸いです。
おめでたいJ2画像は山ほど保存してますが、年末ごろに出たやつを。
ジェンの抱っこベルトにめちゃ萌えました(特異な趣味) ゼップ君かな。JJおねいちゃまかわいいvv
パパのお膝にて。泣いてるのはアローちゃん。どしたどした。ゼップ君パパに似てきたね!
パタ家の可愛いフォトも沢山ありますよ~。
謎の男たちに追われているチャーリー。悪チャーリーが消えても、すっかり手練れになったね。いいのか悪いのか…。
彼女が男に向かって言う“ガンビット”とはマーベルコミックのキャラ。キザでいつもトレンチコートを着ている。チャーリーさすがオタク。2019年にはチャニング・テイタムが演じるピンの映画も予定されてる。
カインの刻印を消せる「呪われし者」の本を手に入れたチャーリー。浮かれる兄、可愛いな…。そして海に行ったことがない兄弟。広いアメリカの内陸部育ちには結構いるんだよね。
キャスとメタトロンのデコボコ車中。キャスをイラつかせることクラウリー以上なんでメタとの絡みは歓迎(笑) こいつ全天使の中でもっともおしゃべり野郎。
パンケーキかと思ったらワッフルか。あまりに特大版で生クリームどっちゃり。その上に蜂蜜たっぷり。ほんとメリケンて…。人間になって味がわかるようになったとか言ってるけど、キャスと初対面の際、パンケーキ食いに行ってたよね。食べれるけど人のようには味わえないってことか。キャスも人間から天使に戻った時、サンドイッチが成分分析するような味にしか感じられないって言ってたな。
とにかくメタトロンと会話するとキャスは途端にボケが増す。でも奴の話す人間としての世界は、惑わされないと思ってもキャスの心理をかき乱す。
「呪われし者」の本、いかにもヤバい。兄の反応もヤバい。刻印が本に引き寄せられている。
最強オタクコンビが挑むも、読めない文字を何とか解読してもさらに暗号化してある。
チャーリーを追っていたのはスタイン一族。呪われし者の本を使い、大昔から利益を得ていた。本を使えば凄まじい厄災が起きるとわかり、その本は処分しろというディーン。
おお、シーズン8で死のうとしたサムのことを言ったよ兄。今度は俺の背負う試練だと。S10はS8に発端をなし、S9と対になっている。
図書館にキャスの恩寵を隠していたメタトロン。上手いことを言いながら、人間の身でもキャスを弱体化する。
「まるで家族みたいに言ってるが、天使なんてものは光の塊に過ぎないんだ。おまけにみんな自己嫌悪か誇大妄想のどっちかに憑りつかれてる」
「いまのお前は何者だ」「地上にいる意味はないだろう」「カスティエル、お前のやるべき使命は何だ」
頭が回り小狡い上に、言ってることの一部は真っ当だから厄介なんだよこいつ。
兄弟を助けているときはいいけれど、それだけがキャスの生きる目的なのか。避けては通れない問題を突き付けられる。
悪魔の石板を取り戻すメタ。けれど恩寵はキャス自身が取り返す。「ドン・キホーテ」がわかるのも、実はメタトロン自身に文学の知識をいらられたからなんだよね。因果は巡る。
恩寵を取り戻したキャスはカッコいいが、恩寵ってスペシャルエナジードリンクみたいなもんだな。羽はやはりボロボロ。なんで自分で治せないんだろう天使たち(ストーリーの便宜上)
サムとチャーリーの打ち明け話。チャーリーは何でもお見通しだね。でも狩りを始めて欲しくなかったよ…。
二人とも以前に望んだ人生を選ばず、今は自らハンターを選んでいる。世の中には天職探しの本やらが溢れているけど、天職は目指してつけるものじゃないと思う。適職なら探せる。でも天職は、文字通り天がその人を選んでさせるもの。やりたい、やりたくないに関わらず、どうしても引き寄せられてしまうもの。
スタインのあんちゃんに捕まるディーン。こいつもよく喋りやがる。そして丈夫な一族。でも兄の渾身の頭突きは有効。
スタインたちがアジトに乗り込み、乱闘に。チャーリー強いな! 本を燃やすサム…。
キャスとチャーリーの初対面。かわいい二人v 人差し指治癒久しぶり。寄目(笑) チャーリー式挨拶はまだ慣れないキャス(笑)
みんなで宴会。束の間の癒し。
サムはやはり本を焼いていなかった。それを持ち込んだ相手は、あの稀代の魔女。
ラストにかかる曲はザ・フーのBehind Blue Eyes 有名な´70年代のクラッシックロック。
No one knows what it's like
To be the bad man
To be the sad man
Behind blue eyes
誰にもわかるわけないさ
悪い奴でいるのはどんなことか
悲しい奴でいるのはどんなことか
青い目の奥に
ディーンの今の心境が出てるような歌詞。
第19話 ウェルテルの箱
1973年。懐かしのアメリカンドラマに出てくるような一家。妹のスージーが洗濯をしに地下に行き、壁の奥の奇妙な金庫のようなものをあけてしまう。そこから何かが出てくる。そしてお決まりの…
前回の終わりから続き。ロウィーナに呪われし者の本の解読を頼むサム。彼女は見返りに息子クラウリーを殺すことを望む。
「息子を殺そうなんてどんな事情か気になるだろうけど」「気にならない。やるよ。クラウリーを殺してやる」
即答(^_^;)
兄のヴァンパイア狩りの知らせがラインで届く。通信手段は時代とともに進化してるが、ヴァンパイアは相変わらずナタでぶった切りである。
呪われし者の本はロウィーナでもそのままでは読めないので、文字を解読する本、コーデックスを探すことに。
コーデックスをコヴェンの魔女から奪ったのは、いにしえの賢人たち。そしてそれを守るために強力なまじないをかけた金庫「ウェルテルの箱」を作ったのは、あのマグナス。カスバート・シンクレアだった。
ディーンをコレクションしようとしたオタク賢人のおっさんだよ
過去シーンのマグナス、また妙にカラフルな蝶ネクタイしとる。
ロウィーナににTELするサム。ベッドのロウィーナいろっぺえな。
「わたしは300歳を超えてるのよ。美貌を保つには睡眠が不可欠なの」
「例の解読本だけど、早速調べてみた」「一人でやってみる」
潔く話を聞きません!
ウェルテルの箱は、冒頭シーンで家族に自殺させる煙を出した金庫だった。その家におもむくサム。住人に銃で脅されすげなく一度退散。
そこにディーンがひょっこり。やっぱこの兄弟は互いの秘密事を嗅ぎつける。
でも狩りだと思ってる兄貴。サムはコーデックスの件を除き、ウェルテルの箱のことを兄に話す。
あの時のスージーは、40数年たち初老の女性に。人と関わらず籠って生きていた。生計はどうやってたててたんだろう? サムのことを「髪が綺麗」って(笑) 今シーズンのサムの髪型ってマジおかっぱだよね。兄がスージーと話している間、サムは地下室に入る。デカい二人のちまちましたやり取りが好きです!
サムはにわか魔術で箱を開けてしまう。あーあ。
ウェルテルの箱の魔術は、その人を自殺に追い込む。「魔女と取引してパンドラの箱をあけるなんて!」と自殺したスージーの幻に責められるサム。そこにロウィーナが現れる。
ディーンの幻覚は煉獄。久しぶりに間抜けなペッツ(リヴァイア)。危ういところを助けたのは、おお懐かしいヴァンパイアのベニー! 幻想から出ようとするディーンに語りかけてくる。
俺が幻覚なら、望んで生み出したんだ。なんで俺なんだ。なぜ煉獄なんだ。
煉獄は純粋な世界。ここでは獲物を探さなくていい。獲物の方からやってくる。だから来たんだろ。人を殺さず刻印をなだめるために。
サムとキャスに殺してもらう計画だったろ。でも二人は二度と立ち直れなくなる。サムとキャスに押し付けるな。
自殺をうながすベニーに従い、武器(現実では割れた瓶)を持ってかまえるディーン。
煉獄が恋しかった。ここでは悩んでる暇なんてなかった。でも幻覚の中でさえ、刻印は俺を生かそうとする。
幻覚のベニーを刺し殺し、現実に戻るディーン。
サムとロウィーナは箱を開けようと試みる。箱は仲間、つまり賢人の血を捧げることで開くらしい。サムは血を長し続け、朦朧としたところに駆けつける兄。俺も賢人だと、自分の血を抜く。箱は開きロウィーナも消える。彼女も幻覚だった。
俺たちは離れちゃだめだというディーン。本はしまっておくよというサム。また嘘を…。
サムはコーデックスをロウィーナに渡し、しかし彼女を拘束する。契約関係に関しては、兄よりはるかにシビアな奴よ…。しかし魔女はおトイレは行かないでいいのだろうか。
マグナスも賢人たちも迷惑すぎる
あの厄介な箱を作ったマグナスもだけど、あんなもんを残したままにした賢人たちもな。彼らはアバドンに全滅にされたわけで組織全員が死ぬ事態を想定していなかったんだろうが、あらゆる超常現象を収集する組織なら、まさかの事態にも備えろよ! マグナスは一応怪物退治の気骨はあったわけだ。賢人たちは現実の危機は避けていた。秘密クラブに置いとかないで移動もできなかったのか。まあできなかったんだろうね。扉を開けなくても、動かそうとするだけでなんか起きそう。
しかしそのおかげで、一家族が死んだ。扉を開けたスージーが一番哀れで、一生を棒に振った。まだ少女だったのに。しかし倒れてたスージーに魔法は通り過ぎてかからなかったけど、あの魔法は火事の煙みたいなもんなのか。
あの箱はたぶん、開けた者を呪うだけでなく、近づいた者に開けさせようと誘導する何かも出してるんだろう。じゃなきゃ、いきなりスージーが壁を見て叩き壊して箱を発見したりしない。いわばゴキブリホイホイみたいなものか。
兄弟は箱が幻覚を見せることを知っていたが、魔法はその上をいき二重のトリックをかける。幻に出てくる人物は責めたり暴いたりして自殺を求めるが、その声は全部見ている者が心に抱えていること。
刻印を持つ兄以上に、外すためには手段を選ばないサムの方が危険だと言うスージーの言葉は、サム本人がわかっていること。
彼女を死に追いやったことを後悔はしているが、既に多くの人々の死に責任を負ってきたサムは今回の罪悪感だけで自死は選ばない。箱はサムが自ら望んで命を投げ出すように誘導する。
箱を開けるのに必要なのは賢人の血。マグナスが正しいやり方をしたと言った、箱の側で息絶えていたという賢人は失血死したんだね。コーデックスを取り出して、呪いの本を解読しディーンから刻印を取り除く。サムはそれを自分の命と引き換えでいいと思う。もちろん死んだら、ロウィーナが本物なら余計に本をもって逃げちゃっただろうが、そこは幻想に捕らわれてるサムは思い至らない。
かたや兄貴。刻印が彼を死なせないなら、いっそ人間ではなく魔のものを狩り放題の煉獄に行けばいい。その望みが煉獄の幻を見せた。
そしてディーンがひそかに望んでいた解決策。サムとキャスに自分を殺してもらうこと。
それが二人にとって乗り越えられれない傷になるとわかっているから実行はできない。カインの予言の通りにサムとキャスを殺すのも、二人に自分を殺させるのも、どちらもせずに済むように自身で決着をつけるべきだとベニーの口を借りる。
潜在意識を操る呪いをかけられるマグナスって、下手な魔女より魔法使える。
ここでディーンはまた刻印の力に生かされたのか。幻覚の中でさえ俺を生かそうとすると言った通りに、刻印は箱の呪いに勝る力があったからか。
たぶん兄はそこのところを自問してると思う。でもやはり振り切ったのはディーン自身の決意。苦しいけれどシンプルな煉獄で、大事な弟と天使を傷つけることもなくベニーと一緒に怪物狩りをしていたいと思いもしたが、それを選ばず弟の元に戻った。それにディーンがいくら刻印持ちでも今は人間。死ねたとしても、悪魔に戻ることはあっても煉獄には行けないんだよね。
サムとキャスに殺してほしいと思っていたのも、人は誰でも苦しく行き詰まった時には、実際は選ばない逃げ道を想像するものだ。選ばないからこそ残酷な方法をね。
ロウィーナが幻なのは、出てきて間もなく何となくわかった。サムの幻想を消しといて、ディーンのは材料がないからできないとかこの周到な魔女らしくない。「賢人のことは少し知ってるけど」と言ってたが、彼女が賢人の存在を知ったのは最近。ラスト兄弟が箱の前でもみ合ってるとき、二人が映ってるシーンでは後ろにいないんだよね。
たとえ幻でもベニー再登場嬉しかったな。幻想でもまたも兄貴に殺されて気の毒だけど、今もきっと本物の煉獄でベニーは戦っていると思うよ。
つけたしですが、遅ればせながら明けましておめでとうございます
年内にはS10を終わらせたいとか思っていたのは昨年の半ば頃…( ^ω^)
9で終わりにすると言っていた感想ですので、狼少年山吹の余禄と思って下されば幸いです。
おめでたいJ2画像は山ほど保存してますが、年末ごろに出たやつを。
ジェンの抱っこベルトにめちゃ萌えました(特異な趣味) ゼップ君かな。JJおねいちゃまかわいいvv
パパのお膝にて。泣いてるのはアローちゃん。どしたどした。ゼップ君パパに似てきたね!
パタ家の可愛いフォトも沢山ありますよ~。
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