別館 兄弟仁義

超常現象ドラマの兄弟愛と家族愛をうっとおしくつつくブログ

スーパーナチュラル シーズン10 つれづれ感想11

2018-01-31 20:54:37 | シーズン10
第20話 天使の御心

ジミー・ノバックの妻、クレアの母親アメリアが登場。これまた久しぶり。夫に再会する夢から覚めると、怪しい黒人に捕らわれてる。

母親を探しているクレア。手がかりを知ってそうな男に尋ねるも振り払われ、倒れて脳震盪を起こし入院する。
突っぱねてもキャスの連絡先を携帯に載せてたクレア。ツンデレです。キャスは一人で会うのがまだためらうらしく、兄弟に応援要請。
クレア、髪を下ろした方がいいね。ゴージャスなブロンド。
またもつんけんしていたが、サムが毎度の「わかった」に始まる説得スキル発動。

キャスとディーンは手がかりの男ロニーをみつけに。車中の会話。一人でやってきた方がいいこともある。しっかりするし、引き留める奴もいないと言うディーン。
気遣われる相手がいない方が、迷惑をかけずに済むと感じているのだろう、今の兄。
ロニーをぶちのめすディーン。やはり凶暴化は進んでる。周囲を気にするキャス、すごく人間ぽいね。昔は全然気にしなかった。
サムはクレア担当。母親への恨みを話すクレアに、サムがマムは子供の頃に死んだと言うと、「ごめんなさい」と済まなそうな顔。やっぱり根は素直な子。

アメリアが捕まったピーター・ホロウェイは、信仰療法士の振りをした天使の一派だった。
クレアと共に居残りを命じられるディーン。キャスに「留守番だ」「喧嘩するな」と言われたよ(笑) クレアにはブサカワな猫のぬいぐるみをバースディプレゼントに。お父さんしてる(^^) 
兄貴はティーンエイジャー女子と大人しく部屋にいるつもりはなく、パターゴルフへ。
兄貴の好きな映画やドラマのネタはよくわからんのだが、何のかんの言いながら、おじさんと10代女子触れ合ってますv お父さんは英雄だと言われて、少し嬉しそう顔のクレア。

キャスは今度はサムに相談。兄貴と真逆なことを言うサム。守ってやるべきだと。クレアの事を話しているようで、自分たちのことを話しているんだよね。

キャスはアメリアをみつけ、サムはホロウェイ=天使の一派グリゴリの生き残りと遭遇。またグレた天使かよ。サムのされました。今期の弟は気ぃ失いすぎ。
ディーンはアメリアに小型のピストルを渡し、二人を追う。以前なら彼女を連れて行かなかったかも。でもこれは刻印の影響関係なく、一人で親を探し続けて色々危ない目に会ってきた少女を連れて行く方がいいと判断したんだろう。

グリゴリ、人の魂を何年も少しずつ吸収してる。その間、人は食べなくても平気なの? どういう保存なんだ。
「人によっては何十年も」と言いながらサムを見るグリゴリ氏。(約50年はもつ)
お母さんに再会できて、素直になるクレアは可愛いな。でも娘をかばって刺されてしまうアメリア…。母娘可哀そう( ;∀;)
グリゴリ確かに強い。三人がかりでも倒せない。一人は天使、一人は刻印持ち。一人は巨人なのに。そして相変わらずの肉弾戦。
奴を刺し殺したのはクレアでした。まあプロット的にそうなるんだな。
アメリアさんは今度こそ天国へ。夫のジミーが待ってました。でも、ん? 天国って一人一人の夢がかなうところで、他の登場人物は夢でしかないのでは? ここらへんは不問なのか、ジミーは功労者だから特別なのか。

クレアはミルズ保安官の元に行くことに。キャスにハグするクレア。「心配ないって誰か言ってくれ」キャス。本当に人間らしくなりました。


キャスとクレアの疑似親子パートはひとまず終了。クレアはこの後のシーズンにも登場します。ミルズさんのところへ行ったからね。
彼女の本国での評価は知らないんだけど、日本のファンではイライラするという声も見かけた。(S10の頃は情報追えてた)
確かにさして盛り上がりはないのよね。もっともな10代の反抗はともかく、彼女もキャスも基本善良。込み入ったウィンチェスター家や、だまし合い愛憎劇の悪魔王と魔女母のように物語を作れないんだ。クラウリーの方は成功だったと思う。奴のファーガス・マクラウドとしての生はあまり描かれてこなかったから。
キャスの天界ネタはやり尽した感があり、元々私生活ってもんがないから(笑) ノバック一家を出したけど、キャス=ジミーではないので話を膨らますのは限度があった。
レギュラーとしての個別のエピソードを入れた割に、今期のキャスは出番はあるけど多少精彩を欠いてる。始めの方のハンナとの道中は良かったんだが、クレアの件もカイン絡みでも、引きの演技が多かった。。ボビーの時は頑張ったね。
そう感じたキャスファンにも、クレアはあまり好評じゃなかったのかもしれない。パパキャスは良いと思ったけどね。キャス自身が生き生きと面白かったのは、やはりメタとの道中という(笑)

クラウリーも始めのデーモン兄貴ラブ、振られてハートブレイクのあとは、厄介な母親の登場で大人しかったんだが。二人の関係性と、どう転ぶかわからなさが面白い。シェパードさんの演技と、ロウィーナに強烈なキャラクターを与えたルースさんのタッグは成功だね。

キャスは人間界では、「大事なことはすべてウィンチェスター兄弟に教わった」ので、かなり片寄っている(笑) そもそも“親子”“家族”の概念が人間とは違う天使。10代女子をどうするのか、ほんとわからんかったろう。
「二人とも昔は問題児だったんだから、クレアの気持ちがわかるはず」
いやいやいや、種類が違う(笑) あー、エレンとジョーが生きてたらなー。

クレアはミルズさん他の女性キャストとスピンオフに出演してる。スパナチュもイケメン兄弟が年を経てきて、セミレギュラーの女性はたいてい大人なので、ティーンの女の子が自分を投影できるキャラも入れてみようという意図もあったのかと。少し前に出たクリシーもそれっぽかったね。





コメントを投稿