別館 兄弟仁義

超常現象ドラマの兄弟愛と家族愛をうっとおしくつつくブログ

スーパーナチュラル シーズン5 その16

2014-01-01 22:23:49 | シーズン5
第19話 神々の集い

・嵐に会い、ホテルに駆け込む兄弟。お馴染のモーテルよりゴージャスです。見るからに怪しいフロントマン。
・ビュッフェで食べ放題あり。パイが名物と聞かされて、綺麗なお目々がさらにキラキラするディーン。
・確かにウマそう アメリカンサイズの分厚いパイだらけ レモンクリームパイとアップルパイを両手に兄熟考(^0^)
・サラリーマンに天国だなと話しかけられて、本物の天国よりずっといいと兄。笑えないような苦笑いのような…^_^;
・戻る途中、赤いドレスのインド系のおねえさんを見かけ「おひとり様?」(笑) 確かにゴージャスですv
・あっさりおっぱわられ、すごすご去る兄。かわいいvv
・お前もっと食えよと言ってるので、兄はおかわりらしい(笑) サムの前にはタコス。ブリトーとかタコスとか、メキシカンフードが好きみたいね弟。
・世界の終末を前にパイなんてという弟に、リラックスしろよ、手はまだあるという兄。今週3~4時間くらいしか寝てないだろと。知ってるってことは、自分も起きて弟を気にかけてたんじゃないのディーン(^_^;) 
・でも前回の一件の後で、兄の表情も言葉も余裕と暖かみがある。
・お前が倒れちゃ困る、なんてもー! そんな言葉をあんな綺麗な顔でどんな真摯に見つめられ言われるか。弟、メシよりも旨そうなのが前にいるだろよ!
・部屋はシックで素敵な内装。ベッドの上のウエルカムチョコにはしゃぐ兄がいとしい。
・弟をジッと見る。おねだり目ヽ(^o^)丿 そういや兄貴、今もm&m's食べてんだろうか。
・てゆうか、チョコレートくらい一杯食わせてやってくれよ…
・「エロスの館 第13話」があるとニヤけて見せる兄。シーズン2からだいぶシリーズは進んだ模様(笑)
・ロビーでいちゃついていたカップルの、あはんな声が隣の部屋から。と、いきなり壁が崩れるほどの衝撃。カップルは消えてしまいました。
・手分けして探ることにする兄弟。フロントの男を指し「お前はノーマン・ベイツ担当だ」と兄。サイコだ(笑)
・ホテルの廊下を歩く兄。ある部屋の前を通り過ぎると、そこにはゾウがいました。見なおすと、着代え途中の太ったインドのおっちゃん。
・「ゾウって動物の象?」「ああ、ババールだ」 兄貴ババールネタ、前も言ってた。好きなんだろうか。ジョンパパかメアリーママに読んでもらったんだろうか。サミーに読んでやったんだろうか…
・厨房を調べる二人。「これが普通のトマトスープでありますように」 兄の祈りもむなしく、かき回すと目ん玉がゴロゴロ^^;;;
・目の周りのゼラチン質は、確かに味が出ます(おえっぷ)
・兄いわくの"地獄のモーテル”、冷蔵室には泊まり客が閉じ込められてました。助けようとしてる間もなくとっ捕まる兄弟。
・二人が連れてこられたパーティー会場。インドおっさんはガネーシャ(象面の神)、北欧人らしきじいさまはオ―ディン。赤いドレスのインド美女は破壊神カリ。他にもぞろぞろ異文化神の集い。サメディ男爵って神なんすか?
・ディナーはフロントのノーマン・ベイツ似が調達した警備員。ご飯時に見るのはよしましょう、兜焼きです(-_-;)
・神さまコンベンション開催。特別ゲストとして座らされた兄弟。カチコチに固まってます(笑)
・ユダヤ教とキリスト教の最終戦争がはじまりました。って、ええ? その吹き替えは変だろ! 案の定、字幕ではユダヤ・キリスト教の最終戦争になってる。大天使兄弟間の争いだもんね(^_^;)
・互いにいがみ合っていた異教の神々も、団結すべく話し合うときだと。
・それぞれ独自の終末論をもっている神さま達。ゆえに早速いがみ合い。その隙に逃げようとこそ―リ席を立つ兄弟の前にシャンデリアどっかん。
・落としたのはオペラ座のかいじ…いや、女神カリ。破壊と殺りくの神です。メラメラです
・闘うしかないと言うカリ。そこに扉が開き、じゃじゃーん登場。トリックスター!
・「ガブ…」 本名で呼びかけた兄弟のお口ジッパー。
・「ロキ」と含みあり気に言う司会のイケメン神はバルドル。北欧の神さまです。ロキはトリックスターの本来の名。北欧の神同士、の建前。
・「“俺も”会えて嬉しいよバルドル」って言ってるのは、バルドル(バルダ―ともいう)とロキは北欧神話では因縁の仲ゆえ。そういやバイキングじさま神オーディンは、バルドルの親父さんのはず。
・それでロキ(実はガブ)は招待されなかったんですかね。それとも女問題(笑)
・「大人の話があるからあとでね」と兄弟を部屋に飛ばしてくれる。そらあんたらから見れば子供だよな。
・二人になると途端にあわてだす兄弟。「僕が進もうと言ったら(怪しげなホテルに入らないで)進むんだ」「次回はそうする」 おろおろと兄弟漫才しているところに、突っ込み担当トリックスターことロキことガブリエル。兄弟のケビン・コスナ―だそうだ。
・エンダ~~~
・それと、カリと昔付き合ってたことを告る(笑) 
・お着替えしているセクシーカリさま。ナイスバストです。明かりが消えてロウソクが灯り、赤いバラを持ったガブ。「ボンジュール・モナムール」 ガクトかガブ。
・出てってと言うカリ様だが、まんざらでもなさそうだな(笑)
・カリの現恋人はバルドル。よりによってあいつかよというガブに、彼はあなたと違って単純だからとカリ。
・大人の恋愛術が展開されてますよ。スパナチュには珍しいセリフですよ(笑)
・異なる宗教の神同士がお付き合いする次点でことは複雑である。
・バルドルは光の神。美しく雄弁だそうです。なのでイケメンで司会なんだな。あと優しいそうで、カリに「優しいのはイヤ」と言われてた。そら破壊神だもんな。しかしネタが細かいよ(笑)
・ロキ@ガブを呼んだのはカリでした。ルシファーは全員を殺せる、逃げろというロキ。なぜわかるのと言うカリ。
・カリはガブリエルと正体を知っていました。神とて、女の方が賭け引きにかけては一枚上だってか。


ここでなぜか、ゴースト・フェイサ―スの宣伝
・で後は出てこない。なんなのこれ!?

・元の会場。他の神々にもガブリエルだとバラされ、大天使の剣を取られてしまう。
・「オ―ケイ。おれは天使だ。生理用ナプ○ンみたいに羽がある」 日常レベルのギャグがいいねガブ… そういやこの大天使は、初登場時には大学寮の用務員してたがな。
・「ルシファーは俺の兄だ。恐ろしさは知ってる」というガブに、「信仰は一つじゃない。神は世界に大勢いる。先に私たちが来た。世界を滅ぼせるとしたら私よ」と譲らぬカリさま。
・涙目でごめんなさいと、ガブリエルを剣で刺してしまうカリ。大人の恋愛は複雑っすね(笑)
・「(この剣で)大天使が死んだ。ルシファーも殺せる」 ガブリエルは試し切りですかー!
・ここで兄の捨て身のハッタリ長セリフ。ルシファーの居場所はイエローページに載ってない。俺とサムなら呼び出せる。晩飯(宿泊客)を開放しろ。みんなで協力してルシファーを倒すか、俺を押し倒して回し喰いするかだ。
・後の方の案も捨てがたいです←
・客を逃したディーンを車の中で呼ぶ声が。あららガブリエル(笑)
・あの剣はニセモノ。ダイエットオレンジソーダの缶で作ったんだと。さすがアメリカ、大天使もファットフリー。
・束縛の呪文に使われた血を取り返せ、カリに言い寄れ、お前は彼女のタイプだと。ハッタリかましたことを言ってるようです。
・つまりカリは、見かけは軽口ばかり叩くけど、中身はナイーブで家族思いの男好きということですね。良い趣味ですねカリねえさん。
・ルシファー退治を手伝え、あのヘンテコな異教の神々はお前の家族みたいなもんだろという兄。実は図星で逡巡するも、兄弟は殺せないと言うガブ。ここにも板ばさみ君が(笑)
・一方カリさま達を担当してる弟。ルシファーを呼び出すには肋骨の刻印を消してくれと言うと、「じゃ、肋骨を折ってあげるわ」 カリ様に消すというやり方はない。
・フロントにチェックインしに来たぜルシファー。入れ物のミックだいぶ壊れてます…
・ノーマン・ベイツ似のフロント係が呼びだしたらしい。こいつも神なんだよな。確かマーキュリー。神に見えん(笑)
・異教の神は理解できないと言い、指を軽く捻っただけで殺してしまうルシ… 他の神々もあっけなく次々に殺されます。
・コンベンション会場はカリ、バルドル、兄弟だけに。そこに来るルシ。バルドルも体に腕ごと貫通させてジエンド。神って弱え! 
・ルシが強過ぎる件より、神々の戦いがホテル内、パーティ会場で行われるというスパナチュ的ステージ。
・怒りのカリ様、炎を繰り出すもルシにはまるで通じず、転がされてあわや…!
・ソファのかげに隠れてる(しかない)兄弟のもとに、遅れてごめん~とガブリエル。二人にDVDを押し付け守れと言う。そして寸でのところでカリを救います。カコいいv
「やあ、ルーシー」

・ルーシー!! 一瞬のうちにルシファーがちょい意地悪な姉に、毛布をひきずるガブリエルが浮かぶ。
・スヌーピーなサム。その周りを飛び回るウッドストックなディーン。
・脳を戻しやがれ。
・兄弟にカリを連れて逃げろと言うガブ。フェミニストなんだからもー。ステキvv
・「女好きなのは知ってたが、ヘンな病気にかかってないよな」 マジ引き顔で言うルシ。天使間のジョークわかりません。病気かかりますか。
・「ルシファー。今でも兄弟だし愛してる。
・ここにもアツい兄弟の告白入りましたよー。ゆーあまいブラザー。あんどアイラブユー、はっきりゆうてますよー。
・早く禁断の兄弟愛サイト管理人ベッキ―を呼ばな。
・兄貴はクズだ。パパのお気に入りのおもちゃが気に入らないから壊す? ミカエルや俺よりお前が一番愛されてた。それが無くなった、これはお前の癇癪だ。大人になる時だ。
・ガブリエル、一世一代の兄への苦言。
・ミカエルのためでもない、異教の神の仲間でもない、人間に忠実だとガブ。あんなゴキブリどもに尽くすのかとルシ。
・人間は欠陥だらけだが、その欠点を認め直そうと努力し、許す。
・傍観者は止めて関わることにした。俺が味方するのは、人間だ。
・ガブ、カッコいいなー。
・いやマジ、兄弟よりずっと小さくてルシの器のひとより背の低いガブ@リチャードさんがイカシてます。
・俺にやらせるな。とルシ。向き合ってた二人の後ろに本当のガブリエルが。でもそれを見抜いて剣で刺すルシファー。かわいそうにガブ…
・トリックを教えたのはルシだそうです。この兄弟、きっとお堅い長兄(ミカエル)に隠れて、わるさして楽しんでたんだろうな。
・さすがに辛そうなルシ。ガブの亡き殻には大きな翼の影が。カリ様に刺されたとき、これが出なかったから死んでなかったわけ。
・いきなり次画面が真っ赤。「この映画の出演者は全員18歳以上です」のテロップ(^_^;)
・『エロスの館 第13話』キタ(笑) セクシー下着姿のおねえさんのいる部屋にルームサービスですの声。
・DVDをインパラの上にのせたパソで見てる兄弟。「これを死守しろって?」弟。「ファンなんだろ。面白いもんこれ」兄 (笑)
・しかしルームサービスの男は、ラテン風ガブリエルでした。「ご注文のソーセージをお持ちしました」 はははは。
・おねえさんとドッキングするガブ@ルームサービス員。なんなのこれって言ってるサム(笑)
・駄菓子かし、これはガブの遺言DVDでした。二人に向かい、俺が死んだらルシファーを倒す可能性はゼロだと言うガブ。
・けれど、ルシが地獄で入れられていた檻に戻すという手がある。その鍵は4つ。4騎士の指輪。
・ディーン、俺は兄貴に立ち向かった。今俺は立ちあがっている。そう言いおねえちゃんと励みなさるガブ。カンベンと言うサム(笑)
・戦争と飢饉の指輪は手に入れている。残るは疫病と死のリング。手に入れようと旅立つ兄弟。
・場面変わってハイウエイ途中にあるドラッグストア兼コンビニみたいな店。風邪引きじいさんが入ってくる。
・くしゃみしまくり、ところ構わず粘液を飛ばし商品になすりつける。ばっちい(~_~;)
・言わずと知れた、彼が疫病。車の中でにやりと笑う。中にはハエが一杯。むしろ黒念先生的。


トリックスターことガブリエル。(兄弟)愛に死す。
いいキャラでしたねー、彼は。中のリチャードさんと共に、兄弟以外にキャスに次ぐ人気を集めたキャラクターになりました。
愛嬌がある。シーズン2での出会いから兄貴とはなんとなく合うものがあったけど、4では悪ふざけ以上の兄お百度臨終の世界を弟に見せたり、ついに今シーズンで大天使だったことが判明。なにやら後付けっぽい設定ですが(笑) それでも人間兄弟と天使兄弟の間を取り持つような役どころに最終的には発展してくれました。

もともと大天使ガブリエルは“受胎告知”を行った天使として有名。びご映画の『ゴッドアーミー』ガブリエル@ウォーケンは忘れましょう(笑)
つまりはメッセンジャーの天使であるのです。ウィンチェスター兄弟も三人目がいたわけですが、大天使の三男坊はむしろディーンと似た性質を持ちながらも、弟として兄貴二人の争いから目をそむけ、けれど最後は戻り己の信じるところを貫きました。
ラファエルは何番目なのかとか、他の大天使はとか、色々突っ込みたいところは置いておく(笑)
弟に弟気質の我儘を指摘されるルシよ。ガブリエルの言う通りルシファーは、最も神に愛された天使。なのに人間という取るに足らない者どもを創り愛情を移した神を恨んで反抗し堕天したと言われている。『明けの明星』すなわち金星を意味するのがルシファーだそう。
びごルシだとイメージしやすいんだがな!

今回の異教の神々は、まあシャレにならないので出せないイスラムや仏教関係を除いたんでしょうが、別にカリの言ったような西洋の神上等という話じゃあないでしょう。宗教的アンチテーゼなんかがスパナチュの描くところであるはずがない(笑)
神より天使堕天使が圧倒的に強いという描写でもね(^_^;)
ルシファーに対する彼らは、核兵器に対してまじないとか気合とか火炎放射機で立ち向かってるようなもので、レベル云々ではなく土俵が違うんだよね。

神の寵愛を人間に奪われたがゆえの反抗という定説に沿ったルシファーも、スパナチュでのキャラクターではより幼児性というか、欲求の貪欲さがイコール権利の主張を正当化している感じがします。そしてそれはアメリカそのものを暗示しているのではないかというのが、このシリーズをラストまで見ると感じられるところ。

トリックスター@ガブリエルが出てくる回は、彼の軽口と兄弟との応酬も面白ポイントでした。2回続けてなかなかの萌え回だったと思います。


(2010.12.28)

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