スーパーナチュラル シーズン５ その２

第三話　それぞれの道

・一人モーテルで寝ているサム。
・だから隣を空けて寝るなっての。
・でもそこに、亡き愛しのジェシカが。
・サムって何人かと真剣な恋をしてるけど、やっぱりジェスが忘れられないんだなあ。結婚しようと思った人だもんね。兄が追い詰められるときはパパジョンが関わるけど、サムにはジェス。
・別れた兄弟。兄は狩りを続け、弟はバーでバイトしている。バンパイアを切り刻むディーンと、レモンを切るサムがかぶる。
・「トワイライト野郎め」兄(笑)
・すでに酒場のカワイ子ちゃんに目をつけられているサム。
・あんなパンパンに張った体の上にバンビ顔が乗っかってる男、女が見逃すとでも。とくに奇跡の兄無しに。
・洗面所で皮ジャンを手入れする兄。
・志村、後ろ(ドリフ）。
・キャスの兄接近置は、ウィンチェスター兄弟じゃなくマクマナスツインズ的距離。
・大天使ラファエルを捜しに行こうというキャス。
・「忍者タートルズに出てきたな」
・私を殺した奴だとキャス。…ラファエルって“癒し”“治癒”の天使って知ってて設定してんなクリプ鬼(以下脚本陣）
・頼れるのは君だけだ、助けてくれ。天使に助けを求められる兄。
・まあ、スパナチュ界では珍しくもないがな。いかがなものかこの世界
・ニューヨークタイムズの難解クロスワードパズルを解き、ダーツ百中で、異常気象に顔色を変えるバーテン。
・謎めいた彼にガールメロメロ。
・おまえは身をひそめる気はあるのか。
・一方、兄とキャスの珍道中(文字通り）
・ＦＢＩの手帳をさかさまに見せるキャス。
・こいつはうっかりだ。
・熊つぁん八つぁん的コンビ。
・ウリエルもザカリアも充分人間界のことを知ってたのに、なんでキャスはこうなの。
・単に天然。天使に天然がいるという新しい発想　すげえや(投げやり声）
・その上、キャス童貞発覚。もじもじする天使←
・途端に生き生きしだす兄(笑)　本領発揮。
・某場所に来たでこぼこコンビ。
・しかしスパナチュに出てくる女の子は、端役に至るまでレベルが高い。
・「お試しコースにしとけ。スペシャルはよせ」
・結果は本編見てください（笑）
・弟が一人でいると、いつも誰かが慰めてくれる。
・生まれ変わるなら私は弟になりたい
・普通にハンター仲間と話すサム。そんな仲良しハンター仲間っていたの。
・神は死んだ。
・神って死ぬんかい。ってもう言わん。死神も死ぬスパナチュワールド。
・「お前といた24時間は、サムといたこの数年間よりずっと楽しかった」　兄→キャス
・そんなあ(T_T)　と言いたいところだが。
・喜びだけじゃないから家族だってボビーも言ったよね。
・またジェスが傍らにくるサム。
・と思ったらルシファーだった。ミック＠ルシにキスしてたサムが気の毒でならない。
・サム、ルシファーに器にご指名
・兄弟花いちもんめがいよいよ明らかに！


第4話　5年後の世界

・ルシファーの器であることを、兄に電話する弟。
・また一緒に狩りをすると言う。
・この子の決心がガタイくらい頑丈ならな。
・しかしそれが弟クオリティ。
・ところがぎっちょんちょん。動じないで離れていようという兄。焦る弟。焦る視聴者←
・アンニュイ兄。
・一緒にいたら不幸になる。あなたを愛しすぎて身動きとれないの。
・と、吹き替えしても違和感はない。
・つまりは想い過ぎている。
・目を覚ますと、見知らぬ廃墟にいるディーン。
・幼女に悪魔が乗り移り、悪魔だらけの中を逃げる兄。それを撃ち倒していくゲリラ集団。クロアトアンの文字。
・ここは5年後の世界。
・やっぱりザカリアおじさんの仕業。
・廃車にされたインパラにショックを受ける兄。その隙にぶん殴られて昏倒。
・殴ったのは同じ顔。
・5年後のディーン
・二次創作不要のスパナチュ。
・自分と確かめるために自分しか知らないことを言えという兄＠5年後。
・昔、付き合ったおねえちゃんのピンクのパンツ穿いたという兄＠5年前。
・ややこしい。いやそこじゃない。
・最終戦争後の世界。兄＠5年後は、「サムは助からなかった」と。
・呆然兄。
・キャスがハーレム。髭。ハイ。
・二次創作不要の（略）
・人間になったというが、5年前のディーンとは見抜くキャス。
・さらに5年後の兄の面変わり。冷酷。
・サムは死んではいない。ルシファーの器になったのだという。
・2009年に戻ったら、ミカエルの器になると承諾しろという。
・「でもやらねえよな。それが俺だ」
・兄貴(;O;)
・白上下サム＠ルシファー登場
・5年後兄の首をへし折る。が、2009年兄は殺さない。

ここで吠えます（笑）
中身がルシファー見かけはサムと対話するディーン。名シーンですよ！
自分自身と対話するディーンというのはシーズン３にもあって、ジェンの名演技にぶっとんだんですが。今回もジェンは上手い。二役での会話の妙。彼は実に心理の微妙なラインを見せてくる。
今回の“デトロイトの邂逅”。自分と弟が苦しんで、それでも選び続けた選択の結果がすべてを破壊した世界。そのためにあらゆる温情を捨てた2014年のディーンをいとも簡単に殺す、中身はすでにルシファーに完全に代わられている弟の皮だけの存在。
それに対峙する、まだ揺れている2009年のディーン。
これはジェンの一人芝居以上の、一人ではなし得ないシーンになってると思う。

ジャレッドも上手い。いや、この子もほんとに上手くなった。
もともと演技が下手であるわけもないんですが。
何がイイって、ルシファーであるサムの表情が、邪悪ではなくイノセントであること。
もともと童顔のジャレだけど、邪悪さを醸すときはえらい悪顔になれるのは周知の通り。
ミックに乗り移っている時のルシファーもそうだけど、彼は自分に有利にことを進めるのにことさら嘘や詭弁は弄してない。自信ありげにそうなるからと言う。人間を操ったり痛めつけて楽しむことはない。
だって、自分の望む方向に行くのは当たり前だから。余裕であっけらかんとしてる。
神とミカエルだけが彼に脅威を与えられる力がある。それくらいルシファーというのは始原の力を持つ存在であり、ゆえにイノセント。
その彼にすら、「俺が今まで叩き潰してきたゴキブリ野郎どもとと変わらん。違うのは貴様のうぬぼれの強さだ」と言ってのけるディーン。
そうまだ“言える”2009年のディーンに、他の天使たちが入れ込むはずだ、君が気に入ったよと言うルシファー。
2014年のディーンをそんな会話の間もなく殺したルシファーが、5年前のディーンには興味を持つ。
いつもたいてい眉間にしわを寄せてた彼の弟が、それもない濁りのない目で。

そのルシファーに、啖呵を切りつつ目からは涙があふれているディーン。

変ってしまった自分を殺した、弟の姿をした別なもの。

あの長い旅路の果ての結果。

ジェンとジャレが名演です。


そして、帰ってきた兄。
ミカエルの剣、器になりルシファーを倒さなければ、サムはルシファーにとりこまれるしかない。地上の人間は死に絶える。
だから承諾しろと迫り、することを疑わないザカリアに。

ノーと言うディーン。

まだ学んでないのかというザカリアに、違うことを学んだんだという兄。


・間一髪でキャスが自分のもとへ飛ばしてくれる。
・キャス、ディーンを4時間程待っていたらしい。道端にボーっと突っ立って。
・弟に電話し、一緒にいようという兄
・ええ、そっちです
・「ありがとう。後悔させないよ」
・いんや、させるに決まっとるわ。
・ラストはまた、兄のうつくしい顔で終わる（まいど）



(2010.10.28)



スカパー視聴後(2011.2.11)

何度見ても萌えネタの多い回。
あの世界はザカリアが見せた偽りではなく、ひとつの選択された未来なわけで。
ディーンがサムと別れて行動し、そのまま疎遠になってしまった後に、何らかの経由で弟はルシファーにイエスを言ってしまったと。
そして兄はミカエルの器になることもなかった。
そういう世界。

5年後のディーンの首をたやすく踏みつぶすサムinルシファーは衝撃っちゃあそうだが、アレはもうルシでしかないわけで、兄貴はミカエルも入ってない唯の人間だから容赦ないのは当然。
「私の愛するミカエルではない」ってこと。
それよかああいうキャラだったのかね、ルシは(^_^;)
ミックに入ってるときは耽美派には見えんかったが。サムの体に入ったら、白いスーツを着るぞ！と意気込んでたんすかね。雷と共に登場してるし(笑)　赤いバラもいっそ食って（だから違うルシファ）
イノセントに邪悪なサムinルシ。眉間に皺のないサミーは可愛くないと思ってるに違いない兄。
ディーンに断られ、三男にも入らず、ミカはどこにいるのかとか聞いていいかな(笑)
あそこにチャックがいる時点で、彼は神じゃなくて神の器だったのが、あの世界ではもう使われてないという感じがする。預言者でもいそうにない。

　
ネクタイもしろや(式か）

しかし現在のディーンが戻った後、あの5年後の世界でもディーンは生き返ってると私は踏む。
だっていくらルシinでも、なかでサムが暴れだすよ。兄貴を踏み殺したら。
仲たがいしようが疎遠になろうが、身を開け渡そうが。
サムは兄貴への執着を無くすことはない。それがウィンチェスター兄弟(笑)
ルシに生きかえさせるよう暴れるんじゃないの。

そして、自分よりでかくなろうが、魔王になろうが、白い服着ようが。
弟の面倒をみたい症候群の兄貴も結局殺せない。
だからあの世界は来ないのである。結論。


大きくて手のかかる甘ったれな白い弟を世話しまくる兄。
このように仲直りしたにちがいない。






　
イメージ映像でお送りしました

インパラ(ダンボール）内にて、至福の時間