別館 兄弟仁義

超常現象ドラマの兄弟愛と家族愛をうっとおしくつつくブログ

スーパーナチュラル シーズン11 気まぐれ感想3

2018-10-28 18:41:00 | シーズン11
第5話 仕組まれた幽霊屋敷

海外って、何か出てくる家や部屋にわざわざ泊まりたがる人が多いよねえ。酔狂な。結果お定まりのコース。
カップルが心霊現象で有名なホテルで殺される。リジー・ボーデンの事件は実在の有名な話で、様々なドラマや小説になっている。ちょうど9月にクロエ・セヴィニー主演の映画が公開されたらしいが、あまり評判を聞かないな。

調査に来た兄弟。問題の部屋に入ると、めっちゃ乙女仕様。兄「目がチカチカする。吐きそう」
ローラ・アシュレイ調に加えてダブルベッド←(重要) 兄曰く、婆さん臭のラベンダー芳香剤。
ラベンダーは沈静の効果があるんだが、兄をいらだたせる(笑)
ホテルはやらせのからくり屋敷状態でした。
外で写真を撮るモッサリ男を見とがめるディーン。
「外で飯食いながらシャーロックしようぜ。花柄の棺桶にいたくない」 あくまでフェミニンを拒否します。バンカーではキャスがお留守番で、『ザ・ワイヤー』を一気見してるという。前回のサムの教え通りNetflixを最大利用している模様。バンカーが拠点になってから、三人ともドラマシリーズを制覇している。 
ホテルの女主人も殺され、離れた場所にある家でも旦那が殺される。

写真を撮ってたオタク男レンに会いに行くディーン。ガチのリジーマニア。人柄はまともそうだが、机の上に見慣れたマークを模したメモを見つけて驚愕する。
実はレンは数日前にアマラに会っていて、魂を吸われてた。以前の自分を演じてたという。
アマラちゃんは12歳くらいになり、邪悪な笑みを浮かべた美少女に(よくみつけてくるよこういう子)

どっちが真実を伝えるかでもめてた割に、インパラの後ろでしゃべりまくるレンにイラついた兄が、さっくり明かす。「そんなにハッキリ言ったら」という弟も、「たいていは(魂は)戻せない」 思いやりある兄弟…。まあ魂無しレンは気にしないが。

犯人は同じくアマラに魂を吸われてたベビーシッターのシドニー。兄弟を捕獲するベビーシッター、並じゃねえ。
浮気だらけであげくに自分を振った男、新しい彼女、給料を払わないホテルの女主人、ベビーシッターしているジョニーの両親(売人と不倫妻)を次々と殺した彼女は、自分の親からも虐待を受けていた。彼女はアマラから安らぎと解放を貰い、彼女を殺して兄弟を救ったレンは、ロボット的に感情を感じられなくなってた。それでも自分が全員を殺したことにすると自首する。この先、大量殺人を起こさぬように。

魂を失くしても、人それぞれ反応が違う。経験者サミ様は、好奇心だけ豊富なロボだった。レンはまだ自分が異常だという自覚があり、どす黒く育つ内部のものが手に負えなくなる前に自分を閉じ込める道を選んだ。沢山の痛みを抱えて生きてきたシドニーは、殺しても殺されても、ダークネスを安らぎと感じていた。
魂無し反応が人それぞれなのは前にもあったけど、それよりダークネス―暗黒から得られるものが違うのが面白い。闇は悪とも限らない。

わりとイケてる刑事さんが犯人かと思ったので、違って良かったわ。
兄弟が最後に食べてたのは何だ。不味そう(笑)


第6話 完璧な世界

夜な夜な出歩いて魂を吸い成長しているアマラ。さらに綺麗な娘になっている。
彼女をみつけるために魂の無い人を探している兄弟。キャスに応援要請するも、バンカーですっかりTV三昧の引き籠りに。
前回、罪をかぶった魂無しレンが早くも殺されてしまう(ナレ死ならぬ運ばれ死)
アマラが魂を吸った人間を片付けるよう、クラウリーが手下に命じていた。
悪魔の三下が選ぶ器も、身の丈にあったチンピラ風情。性格が器を選ぶんですかね。
冒頭魂を吸われたティーン女子、チンピラ悪魔を誘い込む手伝いをする。だがこの子、これから魂ないまま生きるのか? 不味くないか。
難しいお年頃のアマラに手を焼くクラウリー。

キャスはTVに映ってたメタトロンを捕獲。人間になったメタは、悲惨な事故や事件現場のネタを局に売る特ダネパパラッチになっていた。自分の仕事を誇るメタ。だがそれは見せかけで困窮していた。
キャスの心が弱っているのを見抜く。そこはさすが抜け目ない。キレたキャスにボコられたメタトロンは明かす。神はアマラを生贄にして閉じ込め、この世界を作ったと。彼女は神の姉。

クラウリーがアマラをかくまう秘密基地に乗り込む兄弟。兄を拘束し、殺すと宣言するクラ。
「お前とは色々あった。思い出が邪魔をする。相棒であり恋人だった」 へ?みたいな兄の顔(笑)
しかし兄贔屓のアマラにぶちのめされる。すでにクラウリーを凌駕する力を得ていた。
閉じ込められて解放された後、初めて見たのがあなたと言うアマラ。神の自己満足な創造物と言いながら、その代表がディーンじゃあな! 最高傑作を最初に見ちまったら、子ガモならぬ女子ならいっそうロックオンだわ。

綺麗な小娘アマラに何もできないディーン。魅入られてしまったのか。しかし悪魔雑魚をお片付けしていた弟が飛び込んできたら、呪縛が解けて向かっていく。アマラ、弟に負ける(基本原理)
そして兄弟そろって吹っ飛ばされる。でも殺さずに出ていくアマラ。


アマラの正体、クラウリー養父を失敗する、メタトロン再登場と奴の状況、天使PTSDになる。
色々展開はありましたが、兄弟的にはあまり動き無しの回。
吹き替えと字幕では「姉」になってるけど、原語ではsisterとだけ。西洋じゃ歳が離れているか、ディーンとサムみたいに兄と弟を享受してる場合以外はあまり上下にこだわらない。成人したアマラの女優さんの雰囲気で姉にしたかな。

クラウリーの下心ははじめっからお見通しだったものの、アマラが怒ったのはディーンを殺そうとしたから。にも増して、「恋人だった」とか抜かしたから(笑) いかに中身はダークネスとはいえ、器はティーンエイジャーになったばかりの娘のアマラ。パワーでなく本でクラの頭をかっ飛ばしたのは、「ふざけんなおっさん」という気持ちからでしょう。娘心をまるでわかってないからこういうことになるんだよ(笑)

メタのおっさんの困窮ぶり。アマラと神のいきさつを語らせるための再登場みたいだが、彼にはこれから役目がある。見た目麗しくないしやかましいお喋り男だが、他の天使より単細胞じゃないから私はメタが出てくるの楽しみ。カーティスさん、メタアンチのファンに嫌がらせされても頑張ってくれたから好きだ。
キャスはねえ(^^; どうもあまり振るわないっていうか、情けない。後半挽回して欲しかったんだが…。

兄はアマラに手出しできないこと、弟はますます浮かぶ地獄の檻のフラッシュバック。互いにまだ打ち明けてない状態。

アマラ役の女の子は赤ちゃんをのぞき3人いたのかな。全員可愛くてきれいで達者でした。この回のアマラを演じたサマンサ・アイラ―は、私の永遠の星であるヴィゴ・モーテンセン主演の「はじまりへの旅」で、彼の娘の一人を演じてます。歌も唄ってるよv





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