甲府市観光課スタッフBLOG

甲府市観光課スタッフが市内の観光スポットやイベント情報など、甲府の魅力を発信します!

湯村山!!

2012-06-28 14:13:14 | イベント情報
甲府市北部にある、湯村山へ行って来ました
湯村山は、標高は高くありませんが遊歩道も整備されているので、軽ハイキングには最適なコースです
湯村山の一帯は、武田家の史跡が点在する武田の杜になっています

今回は、湯村温泉街にある『遊歩道入口』からスタートです



遊歩道入口は、舗装されてるコンクリート道が少し続きます。





湯村山遊歩道は、昭和53年6月に完成。昔、石材を搬出するのに用いられた馬車道を改修して造られた舗装道です。
なので、歩道は歩きやすいですよ
緩やかなのぼり坂を10分ほど歩いて行くと案内看板・・・。
山頂まで、あと15分です 





急激な勾配もない緩やかな道のりなので、ゆっくり歩きながら森林セラピーにもいいかもしれません



山頂の真下まで行くと、狼煙台がある予定が・・・
でも・・・老朽化の為に、取り壊されていました残念



ここが、狼煙台の跡・・・。



ちなみに狼煙台は、戦国時代に武田信玄が各地の動静をいち早く知るために設置してと言われてます。歴史を感じることが出来る貴重な建物だっただけに、取り壊されたのは残念です
この狼煙台があった場所から、湯村山城跡方面へ遊歩道を進んで行くと湯村山山頂に到着です



この二股道は、どちらを進んでも山頂へいけますよ
どちらの二股道が好みかは、行かれる方次第です



ここからは、5分ほどで山頂へ到着です
山頂からは天気が良ければ富士山も望めます
今日は、あいにくの曇り空です。



山頂には、毎日遊歩道を歩いているという地元の方も数人いました



こらからのハイキングに最適な時期、手軽に楽しめる湯村山を歩いてみてはいかがでしょうか
歩いた後は、汗を流しに湯村温泉で立ち寄り入浴なんてのもいいかもしれませんね


さくらんぼ狩りが始まります!!

2012-06-07 16:32:52 | イベント情報
甲府市内唯一の、さくらんぼ観光農園『湖上園』がオープンします



こちらは、ご主人の山岡さん。



湖上園のさくらんぼは、バイオ製法で栽培した木から採れるさくらんぼです。
なので、日を浴びて赤く色ついたさくらんぼは、甘くて美味しいんです

種類は、佐藤錦・高砂・ナポレオンなどの木が、14本~15本ほどのアットホームな感じの農園さん



赤く色ついてツヤツヤです





試食もさせてもらいましたが、甘くておいしかったですよ

そして、湖上園の中には『千代田湖郷土資料館』も併設されています。



千代田湖資料館と言っても、湖関係の資料館ではなく、『昔の趣きのある貴重な家財道具』などが展示されている資料館です。ご主人の説明を聞きながら見るが出来ますよ



色々なものが便利に利用出来るようになっている今の時代に、この資料館を見ることはとても貴重な価値があることは間違いと思います。
さくらんぼ狩り・資料館共に楽しんでみてはいかがでしょうか

千代田湖のから車で20分ほどの所にある『板敷渓谷』も、この時期はお勧めです


湖上園のさくらんぼ狩り

■ 期 間    平成24年6月9日(土)~20日(水)

■ 料 金    1,800円(40分食べ放題・お土産付き)

■ 問い合わせ  湖上園  オーナー 山岡さん
              055-251-8027
              090-4811-5960

※予約は入りませんが、行かれる時は1度連絡入れてから伺うようにして下さい




帯那山のあやめ

2012-06-05 16:50:10 | イベント情報
甲府市と山梨市の境にある『帯那山』へ、あやめの咲き状況を見に行って来ました

帯那山は、山頂の手前まで車で行けるので、登山が少し苦手な方でも安心して行ける場所なので、大丈夫ですよ

今回は、千代田湖入口を右折して、脚気石神社から林道帯那山線を通って行くルートで行ってきました



この先は、車がある方向へ進んで行きます。



脚気石神社から10分ほど林道を行くと、甲府市・山梨市の分岐点。
そこには、目指す帯那山の看板が・・・。



看板を眺めながら少し進んでいくと『帯那山登山道』へ到着です。(車は、もう少し山頂に近い所まで行く事が出来ますが、今回はあえて、ここから登山開始します)



登山道には『ヤマツツジ』が綺麗に咲いています。癒されますね~





この登山道を20分ほど歩くと・・・



帯那山山頂へ到着です



天気が良ければ、富士山も見えるようですが今日はあいにくの曇り空・・・。



そして、あやめは・・・
咲いてました
少しですが・・・。





まだ、つぼみもあるので今月中旬にはもう少し咲きそろうかもですね



シカの食害の影響で、あやめの本数は減少しているのが実情です
でも、山頂は緑も多く、空気も綺麗なので、夏場のハイキングには最適な場所だと思います。

■帯那山ハイキングコース(約3時間)

上帯那バス停→脚気石神社→尾根取り付き点→帯那山

※なお、帯那山北西駐車場からは、徒歩5分ほどで山頂へ到着します。

甲府市観光ボランティアガイドさんの研修

2012-06-05 14:03:31 | イベント情報
昨日は、いつも甲府市のために尽力していただいている甲府市観光ボランティアガイドさん達の研修会が行われました

研修ルートは、興因寺→武田神社→青松院

講師は、 King of GUIDEこと、林陽一郎先生です。



林先生は、甲府市の文化芸術指導員として、文化財の案内や講演会をしていただいたり、ぺアーレ山梨野外講座で、横浜中華街や調布市の観光案内なんかも行ったりする、まさに生き字引の先生です。

まずは、興因寺に行きました【甲府市下積翠寺町1220



興因寺は曹洞宗の寺で、境内には柳澤吉保の城代家老として活躍した柳澤権太夫保格夫妻の墓が本堂の奥にあります。



また、興因寺はあじさい寺としても有名です。見頃はこれから


六地蔵もありました



六地蔵とは、『地獄(じごく)・餓鬼(がき)・畜生(ちくしょう)・修羅(しゅら)・人間・天上』のそれぞれにあって、衆生(しゅじょう)の苦悩を救済する地蔵菩薩(じぞうぼさつ)のことです。

詳しいことは、勉強してみてくださいね

お寺の外の川沿いには、首から頭がないお地蔵さんがあります。



なぜ首から上がないのか

一説には、明治時代の神仏分離の影響で、特に力の強いお寺さんにあるお地蔵さんは、このようになってしまったのではないかとのことです。

その他の説として、岩舟地蔵の関係もあるかもと先生がおっしゃっていましたが、難しくてよくわかりませんでした


武田神社へ向かう前に寄り道したのが、これ



場所はこちら→クリック

ここには、はいたのお地蔵さんがまつってあります。



『はいた』とは『歯痛』という意味で、歯が痛いひとはお祈りすれば、治っちゃいます


武田神社は、新しいガイドさんもいたので、あらためて研修ルートにいれました【甲府市古府中町2611】

 

姫の井戸からたくさんの茶釜などが発見されたのは、武田勝頼が新府城へ引越しするときに、姫たちが新府城へ行くのをごねたため、姫たちの未練を断ち切るために、多くの生活用具をここにぶちゃあった(捨てた)ことが理由のようです。

武田神社では、今の季節、こんなものもあります



これは、夏越祓(なごしのはらえ)といって、夏の暑さに負けないようにするためのものです。



くぐり方も決まってますので、みんなでくぐって、今夏の暑さを乗り切りましょう


最後に向かってのが、青松院【甲府市山宮町3314】

ここは、武田信玄の六代前の武田信章が開基したお寺で、「甲斐国三十三観音巡礼」の三十三番結願の霊場なのです。

十一面観音像や



庭園



仏舎利殿



が有名です。

住職さんの貴重なお話もいただきました。

その中で、住職さんは

「忙しい中でも、1日10分でもお経を読んで、心を落ち着け、自分を見つめなおすことが大事ではないでしょうか」

とおっしゃっておりました。

お経を読む時間がない人は、スーツの内ポケットに小さな経本入れておくだけでもいいようです。

これを持経といい、「読経」「写経」「持経」の3経のうちの1つです。

少しだけ、仏のこころがわかったような気がしました。


甲府市ボランティアガイドのみなさん、これからも甲府市の観光案内、どうぞよろしくお願いします!!




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