『孤独のグルメ』巡り

『孤独のグルメ』で 井之頭五郎が食事した店(すべて実在の店)を
実際に訪ねた様子をまとめました。ある種の聖地巡礼?

「孤独のグルメ」2巻第9話 有楽町ガード下の韓国料理

2014年06月14日 | 東京23区西部

2巻第9話 有楽町ガード下の韓国料理
(『SPA!』2014年6月10日号掲載。未単行本)

モデル店 「韓国家庭料理 まだん」 (劇中では、まなん)
住所: 東京都千代田区内幸町1-7-24 西銀座JRセンター内47号   (最寄り 有楽町・新橋駅等)  【 地図 】
電話: 03-3580-8633
営業時間: 11時~14時(ランチ) 17時~23時(ディナー)
定休日: 土日祝日     駐車場なし
<食べログの情報>


【2014年6月訪問】

実は、この第29話が掲載された号の『SPA!』に
「『孤独のグルメ』行きたい店ランキング」という特集が組まれ、短いながら自分のコメントが採用されました!
ずっと好きだった漫画と同じ誌面に文章が載るなんて本当にうれしい!!!
SPA!編集部に感謝! 

その祝賀会?も兼ね、行ってきました。


有楽町駅から新橋方面へ、線路沿いに進むと
あった!一コマ目の場所だ!
 
ここで漫画通り雨が降り出す。。。そこは漫画通りじゃなくていいのに。

以下、谷口ジロー先生、さすがの画力!すぐに元になった場所見つけられた。
にしても、この高架下、煙が凄かった!
   

そのまま、高架下の通路を新橋方面に進むと漫画にも出てきた飲み屋街。
ここは、店もきれいで呼び込みの人も若くて、新しくできた居酒屋の集まりのようだ。
  


で、問題の新橋への近道「ガード下の西銀座JRセンター」。
ここの商店街が凄い!行って本当に驚いた!(その辺が後で)
     

ここを進んでいくと、ありました。まだ~ん!
看板は女将さんの顔写真付きでちょと個性的。
ちなみに韓国語で「マダン」は庭とか広場って意味らしい。


ここ、なかなか場所が分かりづらい。
有楽町-新橋間の線路ガード下だから迷いようがない気もするが、
周りに他の飲み屋街も多く
実際、隣で飲んでいたグループはあとから来る人が迷ったらしく何度も電話で確認してた。

早速入店! 
メニューを確認すると、
あれ?五郎ちゃんの食べていた「韓国冷麺 + miniチャーシュー丼」のセットメニューがない。
確認したら、どうやらお得なセットメニューは昼のランチのみようだ。
チャーシュー丼も夜のメニューにはなかった。
(もしかして頼めば作ってくれたのかな?)

という事で
冷麺とチヂミと韓国ビールを注文!
一緒に行った友達は、たしかサムゲタン頼んでた。


店内は、韓国のお酒のポスターや、謎の笑顔の木彫り彫刻も。
やや広めの店内、いっぱいに入れば30人ほどかな?

よく見ると壁に原作者の笑顔の久住さんの写真が!
さらにそれと並んで、笑顔の松重豊さんの写真とサインも!
どうやら別々の日に来たよう。
さらによく見ると他の新聞や雑誌に混じって、今週のSPA!もしっかり置いてあった。

しばらくたって、
サムゲタンが出てきた。見るとグツグツと完全に沸騰している!!見るからに熱そう!
友達はご飯も頼んで一緒に食ってた。


俺が頼んだ、冷麺とチヂミ、ともに旨かった!
五郎ちゃんの頼んでた、チャーシュー丼も食べたかったなあ。
冷麺、盛岡で食べて以来でだいぶ久しぶりだったが、盛岡冷麺と韓国冷麺はだいぶ違う?
確かにスープもいける!

量足りなそうだから追加でライス系も頼もうかと思ったが
意外とこれだけでけっこう腹が膨れた。


で、この「まだん」がある高架下の西銀座JRセンター。

初めて来たけど、凄まじい! 
なにがって?寂れっぷりが。
   
   

この建物JRの高架下にあり、作られたのは50年くらい前?
名前の通りJRの持ち物らしいが
50以上のテナント入る場所があるのに、営業してのは本当に数えるほど、あとは全部空き店舗。
(JRの事務所的に使われてる所もあるのかな?)
こんな場所が、有楽町の近くにあったなんて!

飲食店に限ると、まだんと、寿司屋、赤ちょうちんの居酒屋、そしてバーっぽいのが2軒。 以上!
   

なんか一見するの、再開発の立ち退き拒否してる店舗のようにも見えるが
まだんの女将さん曰く
「単純に流行らなくてどんどん店が減っていて今の状態になった」との事。
「今日は雨だからこの通路通る人もいつもより多いけど、普段はもっと寂しい」

有楽町-新橋という好立地でなぜ?!と思うが、これが現実らしい。
確かに雨が降ってた月曜日とはいえ、まだんの店内はちょっと寂しい。
ドラマ版「孤独のグルメ」で紹介された店はその後数カ月間、行列!行列!
の大混雑になるのに、差がありすぎだ!

「また、是非来てくださいね!」と言って優しい女将さんが
ランチのメニュー表と割引券をくれた。


孤独のグルメの店という意味とは別に、「また行ってあげないと」と思わせる店&商店街だった。


おしまい

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