『孤独のグルメ』巡り

『孤独のグルメ』で 井之頭五郎が食事した店(すべて実在の店)を
実際に訪ねた様子をまとめました。ある種の聖地巡礼?

「孤独のグルメ」第7話 大阪府大阪市北区中津のたこ焼き

2012年01月03日 | 大阪府

第7話 大阪府大阪市北区中津のたこ焼き

モデル店 『さんちゃん屋』 (劇中ではロクちゃん)
住所: 大阪府大阪市北区中津1-11-30  「ラマダホテル大阪」前の道路挿んで北側 (最寄り 中津駅)  【 地図 】
電話番号不明
営業時間: 18時~24時頃
定休日: 日曜・祝日
<食べログの情報>


【2010年7月訪問】

2009年くらいから続けてきた「孤独のグルメ」巡り、
ついに最後に残っていた大阪のたこ焼き屋台。

屋台なので電話で確認とかもできず
営業しているかかなり不安だったが
大阪に着いてすぐ夜10時ごろに行くと
中津のラマダホテルの向かいに、おっ!屋台がやってる!


屋台で大阪、しかも常連さんも多いと聞いていたので
入るのに、かなり勇気が要りました。

夏で暑かったこともあり屋台の外にもテーブルを出して
お客は10時過ぎでしたが10人弱?



漫画だと、かなり落ち着いた印象もある
御主人のさんちゃんですが、
「べっぴんさん」が来ると非常に饒舌になり、下ネタ全開でした。


たとえば、
ブームに思いっきりのった新メニューのラー油たこ焼きを
女のお客さんが「美味しいです」とほめてくれると

3ちゃん 「辛いものが好きな女の人は肌もきれいなんや、
     どれ、チチみせてみー」
女客 (ちょと困りながら)「えー、いくら払ってくれますか?」
3ちゃん 「いくらって、下の反応により やなー」
      「ギューンと上がったら、何万円でも払うわ」
      「ハゲは、すぐに反応する。ピーン!っや」

大阪弁適当で正確ではないが、こんな感じ。


で肝心のたこ焼きだけど
主人公の五郎ちゃんは「うまい」「おいしい」を心の中で連発してたけど
個人的にはそれほどかな?
まあ、普通に美味しかったけど。
形は丸よりやや崩れ気味で、中はややドロっとしている。
味もソースとかネギポン酢とか選べる。

まあ、ここはたこ焼きそのものよりも、三ちゃんを含め店そのものを楽しむところ!!!

たこ焼き大皿 2枚、 缶ビールと缶チューハイ
+スイカ (なんでもさっき常連さんとスイカ割りやったらしい)
で 2000円。 まあこんなもんか。
ビールは、氷入りの発砲スチロールの中から常連さんが運んできてくれた。


お客さんも
さすが大阪だけあって
30代後半?~40代のお客男女のやりとり
(なんかの拍子におっさんの手が女の人の胸(腹?)に当たって)

女 「あんた、今胸さわったやろ!」
男 「なんで? さわってない」
女 「何さわってんねん!」 (男をパンチ)
   「金はらえや!」 (男をパンチ)
 (財布から、1円玉2枚出す男)
女 「そんな安い訳ないやろ! 200円や!」

↑こんな楽しいやりとりが繰り広げられ
自分は、リアル「五郎ちゃん」状態でした。

ちなみに
ちょうど隣に座ってた人も「孤独のグルメ」ファンで
地元で近かったから来てみた と言ってました。

トイレは店にはなく、
向かいのラマダホテルのを勝手に(?)借用。
漫画の中でスッチーもよく来ると件は
昔、ラマダホテルがJALかなんかが利用してたホテルだったかららしい。
20年以上営業してて、店内には
安部元首相、原口元大臣と3ちゃんとの2ショット写真も。

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※ちなみに「第7話 大阪府大阪市北区中津のたこ焼き」の冒頭で
出てきた路上でカラオケや踊りをやっている場所 → 「大阪・新世界の天王寺動物園周辺」
現在は、そうした行為が禁止されてるみたいです。
大阪の友達に聞いたら、10年くらい前のマラソン大会?陸上大会?を契機に
浄化されてしまったそうだ。
 

「何もかも過剰すぎる街」新世界は健在です