トリドール デイデイト 2/2

トリドール デイデイトのつづき。

分解を進めて行きます。

テンプを外すとガンギ車とアンクルが見えてきます。

ツメ石には劣化した油が固着しています。

各歯車のホゾも同様に

劣化した油がまとわりついています。

香箱も分解します。

ゼンマイを取り出し洗浄、

古いグリスを取り除きます。

専用の巻き込み器でゼンマイを取り付け

注油、組み立てます。

非純正だったネジは、純正のネジに交換、

洗浄仕上げた各部品を組み立て、

注油を行います。

文字板を取り付け

クリアランスを考慮して各針を取り付けます。

洗浄ポリッシュしたケースにムーブメントを組み込み、

トリドール ブレスを取り付けて

完成！！

トリドール デイデイト 1/2

オーバーホールのご依頼をいただいました、

シェル文字板のロレックス デイデイト。

特徴的なトリドール ブレスを取り外し、

裏ブタを開け、ケースから機械を取り出します。

時針とクラウンマークのクリアランスが

かなり狭く取り付けられています。

デリケートなシェル文字板を傷めないように
各針を取り外し、

文字板も外すと、

曜板の歯先に痛みが確認できます。

自動巻き部分を外すと、

ローターの穴石には劣化した油が噴き出して、

ローター真にもこびり付いていました。

こちらの受け止めネジは、

純正らしからぬ溝の形状？？

受けの方にもドライバーで傷つけられた痕があります。

取り外すと、長さも長め？？

反対側の受けネジは

確実に純正の形状。

２本を比較。

以前にどこかで、非純正のネジが

組み付けられていたようです。

つづく。

フランク 皮ベルト特注製作

お得意様がお持ち込みになられた

フランク ミューラーの腕時計。

革職人の方に作ってもらったという皮ベルト、

ご愛用だった様子がうかがえる傷み具合です。

ベルト交換のご依頼をいただきましたので、

時計バンドメーカーにて、

お客様ご希望の仕様の皮ベルトを

特注作製いたしました。

傷んだ元のベルトはかなりの厚みだったので、

それよりは若干薄く、装着しやすい厚みを考慮し、

オレンジ色のクロコダイル革で仕上げました。



こちらは純正のベルトとの比較。

純正品の厚みは薄い設定のようです。

尾錠もきれいにフィットしたベルトを

時計本体に取り付けます。

ケース厚とのバランスも良好に仕上がりました。

エントリーモデル2nd トゥルービュースポーツ

TALEXのエントリーモデル 2ndタイプ。

シンプルでお求めやすいコンセプトはそのままに、

鼻パットは独立型へとバージョンアップ。

バネ性を持たせたテンプルも継承。

フロントにはクリアダークグレー、
テンプルにはマットブラックを纏った

ツートンカラーのこちらは数量限定モデルです。

釣りにお使いのお客様より

トゥルービュースポーツでご注文いただきました。

加工準備して、

カップをセット、

加工機にて加工します。

磨り上がったレンズを

フレームに取り付けて

完成！！

エントリーモデル1st トゥルービュー

TALEXのサングラス用フレーム “ エントリーモデル ”。

お求めやすい価格設定でありながら、

バネ性を持たせた丁番により掛け心地も良好の

日本製フレームです。

シーバス釣りをされるお客様、
掛けた時のフィット感が気に入られ

トゥルービューのレンズカラーでご注文いただきました。

加工準備して、

カップをセット、

加工機にて加工します。

磨り上がったレンズを

フレームに取り付けて

完成！！

いつでも釣りに行けるよう車載しているというタックル類に
TALEXの偏光サングラスが追加されました。