学ぶという事

　消防団の操法の訓練に参加しました。
秋に行われる東京都の大会に向けて、一人ひとりの技術を高め、チームとしての技量を高めるための訓練です。
教官からは、アドバイスを待つのではなく、自分自身の問題点に気づくことが大切である。
自分の問題に気付き(自覚し)、教官もそれに気づけば、指摘なり修正は簡単であるとのことでした。
　確かに自分自身の中でできていないことに気付くことはとても大切なんだろうと思います。
訓練の世界だけでなく、私達の日常生活の中でも自分に気付くことが大切であり、これが非日常の世界に変わっても必要なことなんだろうと考えます。
　団員の皆さんには、この夏の暑さを制した者が秋に美酒に酔えるんだよねと伝えたいけれど、それにしても毎日暑い!
どうぞ、ご自愛ください。

石巻・女川

　消防団の幹部の皆さんと宮城県石巻市・女川町の視察の機会をいただきました。
　石巻では、石巻赤十字病院の被災当初の活動の様子をお聞きし、その後、大川小学校を見せて頂きました。
話には聞いていましたが、実際にその現場を目の当たりにすると、何故?、どうにかならなかったの?と、悔みの言葉しか出てきません。
亡くなられた児童、教員の皆様のご冥福をお祈りいたします。

　女川町は、住居面積の8割が津波の被害を受け、町民の一割近くの方が亡くなられました。
被災地区は、かさ上げしなければ再度、住宅を建てられず、まだまだ多くの課題を残されているとお聞きしました。

　多くの被災地で復興に向けた動きも進んでいるようですが、まだ多くの時間が必要なようです。
そして、話に聞くだけでなく、足を運ぶことの大切さを感じた研修でした。
(女川の中心地には今だ、基礎から横倒しになった4階建のビルが片付いていないところもあります。)