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小平市議会議員★あぶかわひろしのあぶログ★

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◆冷陰極蛍光ランプCCFLはスグレモノ!〓9月定例会一般質問報告①

2010年09月09日 | 環境・福祉への取組み
9月9日(木)一般質問2日目。今回も朝9時からのトップバッター
  で質問に立ちました。今回のテーマ4つを、順次紹介致します。

①冷陰極蛍光ランプ等の高効率照明器具を戦略的に採用しよう

皆さん下記は何の写真かおわかりになりますか?一見何の変哲もないよく
ある蛍光灯に見えますが、実はこれ1本の蛍光灯の中身なのです。
冷陰極蛍光ランプといって、もともとはパソコンのディスプレイのバックライ
トとして開発されたストロー状の蛍光管2本が収まっている一本の蛍光灯
なのです。
                   ●冷陰極蛍光ランプCCFL


CCFLと呼ばれるこの冷陰極蛍光ランプはその特性として、
 ◆消費電力が低い(一般の蛍光灯の60%程度)
 ◆LEDと同じく寿命が長く、約10年程度持つ
 ◆価格はLEDの3分の1程度
 ◆ランプ管が細く耐震性に優れる
 ◆冷陰極と呼ばれるように、発熱量が少ない
 ◆ちらつきが少なく目に優しい

私は、この冷陰極蛍光ランプCCFLを戦略的に採用することにより、
消費電力、電気代、CO2を劇的に削減できることを訴えてきました。

例えば、小平市の公共施設には約5万本の蛍光灯がありますが、仮に
この5万本全部を冷陰極蛍光ランプCCFLに交換すると、電気代、ラン
ニングコストが、1年間で合計約1億円も削減できる計算となるのです。

問題点として、照度が若干低いという点が上げられ、市としては、事務
所以外の廊下、トイレ、書庫、更衣室等に適するという見解です。

私は、一気に交換することが難しいのであれば、せめて全体の約9%に
あたる、廊下、トイレ、書庫、更衣室等に戦略的に導入を進める事により
それによって生み出された電気代、ランニングコストの圧縮分でエコスク
ール化を進めたり、小中学校の教室へのエアコン導入の財源として使う
事などを提案しました。

市はなかなか慎重な姿勢ですが、現在国の審議会でこの冷陰極蛍光ラ
ンプCCFLの検討が始まったとの報告があり、今後国の動向を見守りな
がら、グリーン購入のガイドラインに沿って前向きに採用を検討するとの
答弁がありました。

今後の採用に向けての動きを、楽しみにしたいと思います。

あぶかわひろしは今日も行く

あぶかわ浩(虻川浩)・小平市議会議員のホームページ
コメント (3)
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