古布・和布・ちりめん細工と和の暮らし

縮緬細工をはじめ、和布、古布を使った小物作品の紹介。
着物、和の暮らし、鳥にまつわる生活雑感をつづる。

昆布やさん「宗達」

2007-09-07 23:13:02 | 鎌倉
以前ご紹介したダイニングカフェ、鎌倉「0467」が残念ながらこの夏火災で全焼してしまいましたので、今日は鎌倉中央図書館の近くに最近オープンした昆布やさん「宗達」にランチに行きました。
外観は美術館のようで一見すると何の店か分かりません。中に入ると広々とした素敵な空間の中で、こだわりの超高級な佃煮昆布を買うことが出来ます。(笑)
ぐるりと回って坪庭を隔てた場所がカフェ・スペースになっていて、ゆったりと置かれた丸テーブルが3つ、そして藪内佐斗司氏の虚空蔵菩薩像。なんとも不思議な空間で昆布を使った軽食を味わうことが出来ます。圧巻なのが四季それぞれの庭のしつらえ。夏前は菖蒲池だった所が、今日はみごとな苔庭に。踏み石と苔が市松模様を織り成すところから時々ミストが涼しげに立ち上ってきます。聞けば超立体構造のハイテク仕様になっているらしく、春には桜の木が植えられてあったそうです。残念ながら撮影禁止なのでカフェの様子は頂いたカタログ写真を載せました。他にも禁煙、16歳未満お断わりなどなど、声高のおしゃべりもご遠慮頂く雰囲気のお店です。
販売品は昆布佃煮3種類と、とろろ昆布のみ。洒落たパッケージに入れてくれます。私は蝦夷松と黒松softを買って帰りましたが、さらっと乾燥した細切り昆布は口に含むと芳醇な味が広がって癖になる美味しさでした。もともとは大阪で人気の「神宗」の姉妹店のようですので、お味の方はむべなるかな。午前中に行かないと入手できないこともあるようです。
宗達HP
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