お正月が近づいてくると、障子の張替えや、何年に1度かは畳替えもすることになりますね。前回は数年前に裏返しをした覚えがありましたので、今年は表替えをしました。畳屋さんは見本をいっぱい抱えてやって来て、現物を見せられて較べながら説明を受けると、ついつい予算オーバーしてしまったり。畳表の良し悪しは、産地もさることながら、イグサの長さや太さ、打ち込み数の多さなどで決まり、1畳4000円~50000円位まで本当に種類がいろいろありました。1畳5万円ですと八畳間では40万円!こんなの注文する方いるの~?と、聞きましたらお寺さんなどが多いとのことでした。ちなみに最近多い中国産と国産の見分け方として、国産畳表は写真のように必ず色糸が1本編みこまれているそうです。また、中糸も打ち込み数の多い上等のものは木綿では弱いので必ず麻糸が使われているということを教わりました。最近は畳替えの必要のないペット用の合成畳の需要も多いのだとか。水をはじいて便利ということでしたが、やっぱりむせ返るような新畳の香りが味わえないのは淋しいですよね。
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