結婚式が秋だったため、お茶仲間から頂いたお祝いの品は、いかにもお目出度いたっぷりとした朱塗りの大棗。
菊や桔梗、薄など秋の野花を金蒔絵で描いた華やかな品。お茶の先生からは大徳寺完州作の茶杓で銘は千代結び。今ではもう先生もご高齢でお茶のお稽古はお止めになってしまい、私もすっかりお茶から遠ざかってしまったけれども、この2品は毎年今頃になると出してきて、夫婦でゆっくりお茶を点てて頂く。忙しい中にもこの一瞬、時間の流れがゆったりとして、ホッと一息つける不思議な力が御抹茶にはありますね。
菊や桔梗、薄など秋の野花を金蒔絵で描いた華やかな品。お茶の先生からは大徳寺完州作の茶杓で銘は千代結び。今ではもう先生もご高齢でお茶のお稽古はお止めになってしまい、私もすっかりお茶から遠ざかってしまったけれども、この2品は毎年今頃になると出してきて、夫婦でゆっくりお茶を点てて頂く。忙しい中にもこの一瞬、時間の流れがゆったりとして、ホッと一息つける不思議な力が御抹茶にはありますね。