古知丸さんちのブログだよ

いいかげんにいい加減

IER運営委員会2005年度第2回の会議録

2021-05-18 08:01:52 | その他なんだかんだ

▼文字塊(誤字脱字等は原文のまま)▼

平成17年度 第 2 回大垣市教育研究所運営委員会会議録

日 時 平成18年2月6日(月)10:00~12:00

場 所 大垣市教育研究所(スイトピアセンター7階)学習室5

参 加 者 子安 一徳(教育長) 松岡 博(興文中校長) 野口 修(赤坂中教頭)

 安藤千加子(北小教務主任) 米山佳代子(南幼稚園園長)

高木 真美(PTA代表) 沼波 芳子(学識経験者)

 棚橋 弘(学校教育課長)

 清水 俊光(教育研究所長) 長谷川 章(所長補佐) 高木 敏(研究係長)

 川瀬 定彦(主任指導主事)伊藤 和典(主任指導主事)

<長谷川補佐>(以下、補佐)

みなさんおはようございます。当研究所の管理運営規則に基づきますと、本研究委員会の会長は教育長さんということになります。私、研究所の所長補佐の長谷川と申しますが、当会の進行を務めさせていただきますが、よろしいでしょうか?よろしくお願いいたします。それでははじめに、教育研究所所長、清水俊光が挨拶を申し上げます。

<清水所長>(以下、所長)

おはようございます。今日は寒い中、本当にありがとうございます。立春を過ぎた、毎年恒例の寒さ12月大雪が降ったせいもあり、特に長いなぁと気がしているんですが、日頃は研究所の事業にご支援頂きまして、誠にありがとうございます。私、去年の4月からですので、10ヶ月になりますが、今年3月27日には合併を控えているということで、各研修会には上石津・墨俣の方にもご案内をさせて頂いて、数多くの先生方にも来て頂いています。一昨日には上石津の小学校の親さんからも教育相談についての連絡がありました。

今年度特に思いますことは、情報センターや研究所で自主的に研修をしたいと集まってくれる方がみえて、来年からさらに進めていきたいと思います。これからは年度の途中ですけれども、平成 17 年度の中間の事業報告をさせていただきます。その後に、ご質問をうかがいながら、18 年度の方向についてまた考えて頂くことになりますが、詳細な日程はまだ出ていませんが、ぜひたくさんご意見いただいて、研究所の先生や保護者・子どものためになるような活動ができたらいいなぁと考えていますので、ぜひよろしくお願いします。

<子安教育長>(以下、教育長)

教育研究所というところはひとつは所長が言った様に、大垣市の教育の先導をしていくところで、教育が今後どのように進んでいくかを見定めながら、その支援をしていくこと、そしてもうひとつはそれに伴って先生方がここに来て、先生方が自ら主体的に研究を進めていくとよいと思います。市町村は教育委員、職員に対して、研究研修をさせる義務がある。そして教育研究所でいろいろな研究、土曜教育サロン、夏休みの研修の場をもって、そこへ先生が自主的にご参加をしていただけるとよいです。教育の制度、まわりの動きが変わりつつある。文部科学省は地方と学校が主体性をもって、研究とか学校運営をしていくという方向に切り替えている。こういう現代の教育の方向が定まってない中でいろんな問題点がでてくる。これからは親の教育・家庭教育のありかたを考えなければならない。

今までは教育相談ということの内容というと親たちの相談にのって、それはひとつの治療的な方法であったが、これからは予防的な方法を考えなければならない。よろしくお願いします。

―本年度の教育研究所の中間事業報告―

<高木係長>(以下、係長)

まず、研究員会です。各学校一人ずつ研究所が委嘱して、小中一貫教育に関わる研究をしていただいています。その研究員の方は、P1に書いてある先生方です。そして、幼小の連携もひとつ研究の対象に入れようようということで、幼小連携ということで、興文小学校興文幼稚園、西小学校西幼稚園の先生にも研究員をお願いして、研究を進めてもらっています。そして、組織としましては、小中一貫教育が大きなテーマということで、中学校ごとにブロックを決め、その中で授業交流をしながら、研究をすすめていってもらいました。研究テーマは書いてあるように、興文中から順次幼小連携グループまで、そこに書いてあるようなテーマでもって、研究を深めていただきました。それぞれ研究員が中学校校区ごとに研究をすすめてもらっていますが、今度2/18にその研究の成果を発表する会を持とうということを考えています。今年度はじめてになりますが、外部の方をお呼びして、研究の成果を外部評価的なことも含めて、今年度は京都ノートルダム女子大学の加藤先生をお招きしてそのことも含めて、研究員会のまとめの会を開こうと思っています。

今のところ 260 名ほどの参加の希望があります。

続きまして学力向上支援です。これは小学校5.6年、中学校1.2年、小学校5.6年は国語・算数、中学校1.2年は国語・数学・英語につきましてCRT学力検査を実施して学力の状況を把握しよう、そしてそれを今後の指導に生かしていこうということで授業を行っております。その中で学力パワーアップ委員会が中心となってその検討を行い、各学校にその考えを促していこうということで、校長会代表・教頭会代表という形でメンバーに入ってやってもらいます。今年度は6/12、CRTとはこういうものですよ、という学習会をしたり、平成16年度の市全体の学習状況を分析したりしました。2回目は11/28ですけれども県の学力状況調査も含めて、活用方法を模索しました。今、終わったころだと思いますが、平成17年度のCRTを各学校で実施してもらっています。そしてその結果が約1ヶ月くらい、早ければ3週間くらいでその結果が帰ってきますので、3/17にそれをもとに、また学力パワーアップ委員会を設けて、その指導改善の方法を委員会でもって示していこうということを考えています。平成16年度の結果から言いますと、観点別で言いますと、算数の考える力とか、国語の書く力というのが、全国平均よりはいいのですが、全体的に大垣市の中ではこれからもう少し力をいれていこうというところがあります。

続きまして、指導力など向上を必要とする教員の研修ということで、今年度2名の先生を対象に研修を行ってきました。興文小学校、あるいは南小学校、くすのき苑、川並作業所などでそれぞれ研修を行っております。12月までに外での研修は終わっております。

12月からは校内でのそれぞれの研修を今行ってもらっているところです。

続きまして、所報ですけれども、毎月24日に発行しております。1300 部発行していますが、ここに参加してもらっている高木さん、あるいは校長会代表、あるいは、米山さんにも書いてもらって、市内の先生に配布しています。

続きまして、P3です。土曜教育サロン。今年度四回実施しました。2回目の8/19の明治大学の諸冨先生につきましては、夏季研修と兼ねるという形で行いました。合計、四回で 860 人の参加がありました。上石津町、墨俣町の先生も多数ご参加いただきました。

来年度もまた講師の先生を考えながらやっていこうと考えています。

視察ですけれども、そこに書いてあるような方が、ほほえみスタディサポート、そして小中一貫教育というような目的のもとで視察をされました。そのほかにほほえみスタディサポートこれは特区として大垣市が行ってきたわけですが、これがこのような形での特区の実践を全国に広げていこうということで、二学期から特区ではなくなりました。そして全国展開をしていくということになります。学習、家庭訪問をして学習指導をすれば、指導要録上は出席扱いにするということが全国でなってきたということで特区は外れましたが、これについての市教委・県教委から問い合わせが多数ありました。

続きまして、教育実践研究論文ですけれども、今年度は52点の応募がありました。幼小で29、中学校で23点の応募です。7/25、11/21にそれぞれ大垣市の研究指導員の先生を中心にこの研究に対するアドバイスをいただきながら、研修を行いました。今後ですけれども、今週にまた教育実践論文の予備審査を行って、2/23に校長会の先生とともに、精査をしながら決定をしていこうと思います。そして3/16にその表彰を行っていきたいと考えています。この教育実践論文を書くにあたって、夏休みまでに先年度の優秀作品を各学校に、P4の上にありますような形で各学校回覧して、そして今年度書かれる先生の参考にしていただきました。

続いて、兼務教員の研修会です。市内に46名の小中兼務の先生方がいらっしゃいますが、その先生方の研修会ということで、二回実施しました。最初は教育長さんのお話をお聞きしまして、そして1/18には今までの実践をもとに、先生方の交流会を行いました。

その中での主な意見がそこに書いてありますが、活発な意見がたくさん出されましたが、まとめますと、そこに書いてあるようなことになります。

夏休みの研修会ですが、P4、5に書いてあるような研修会を実施いたしました。参加人数は表の右端に書いてあります。先ほども言いましたが、P5の一般研修の一番最後に教育サロンと書いてありますが、先ほど言いましたように、土曜教育サロンと兼ねて平日に行いました。今年度からですけれどもP5の下に書いてあるように「その他自主研修講座」ということで、今年度から始めました中堅層教員研修ですけれども、今まで3回実施しております。そして、4回目として2/17に予定しておりますけれども、最初にここに参加して頂いている松岡校長先生のお話を聞いて、あと、グループ討議ということで行いました。形としては第1回目と同じような形で講話が20分、その後60分でグループ討議というような形で、グループ交流で実践的なものにしていこうというような形で考え、行いました。また、英語教育等、色々資料室を使って自主的な研修も何回もされました。

P5、6はその夏期研修のアンケートの結果が載っていますが、おおむね満足、または満足ということで、94%の方が満足ということでした。そして、時期的には7月下旬から8月上旬あたりを一番いい時期ではないかという答えをいただいております。時間的なことは、半日ではなく、同じような内容で一日やってほしいという先生もみえますし、また半日がちょうどいいよ、という先生もみえます。半日がちょうどいいよ、というのはやはり中学校の先生が多いです。部活動の関係で、例えば午前中部活動に参加して、午後から研修に参加するとか、という方で、そのような意見があったのではないかと思っております。

来年度に向けてですが、希望としては、LDやADHDなどの特別支援教育の具体的な支援をどのようにしていったらいいのかというようなことが今学校の中では一番困られている、それがこのアンケートの結果ともなっていますが、そういう研修をぜひやってほしいという声もあります。また、教科指導、児童生徒理解、この児童生徒理解の中にはLDとかADHDというのも含まれています。今言いましたようなことが文言としてP7に載っています。来年度から、小学校で英語が教科として実施されるわけですけれども、今年度も、96人の先生の参加がありました。今必要とされる内容を考えて、来年度もいきたいと考えております。以上です。

―教育情報支援事業について―

<補佐>

 次に教育情報支援事業につきまして,ご報告いたします。

レジュメの8ページをごらんください。

表にありますように,教育情報支援事業として,授業支援,教材(コンテンツ)開発などの①学校サポート関係事業,教職員の資質向上のための②研修会事業,教育情報を提供するシステムを運用する③教育情報OPEN事業を主に進めてまいりました。

スクリーンに映し出されているのは,IT機器や学習ソフトを活用した小学校における5年生国語の授業の様子です。「デジタル教科書」という学習ソフトで教科書の内容をプロジェクターと液晶ペンタブレットを使って映し出し,朱書きを入れたり,指し示したりして,読み取ったことを児童が発表しています。

これは,「Cubeきっず」という学習ソフトを使って,絵を描くなど,コンピュータの操作方法を習得して,表現力を高めようする小学校1年生の授業の様子です。

「わかる授業」を行うために,どのようにIT機器や学習ソフト,デジタル教材を活用していけばよいか。所員が学校に赴いたり,先生方に情報センターに来ていただいたりして,教材作成やIT活用した授業のあり方などの相談を受け,授業支援を進めました。

先週末に,市内の学校におけるIT機器などを活用した授業の実施状況調査の結果がまとまりました。それによりますと年間1学級あたり17時間ほどのIT活用授業が行われました。

また,実際の授業の中で,コンピュータや学習ソフトなどの使い方について児童生徒を支援するアシスタント派遣を業者に委託しております。現在までに市内の学校に100時間ほど行いました。

現在,情報モラル教育の重要性が唱えられています。これは,中学校の技術家庭科における情報モラルついて学習している授業の様子です。小学校においても,電子メール,チャット,掲示板など,体験できる教材を使いながら,正しい使い方を身に付ける学習を行っています。全小中学校より,情報モラル学習の授業実践を報告いただいておりますので,それらをまとめて,学校に配布またはデータベースとしてOPEN上に掲載することを予定しております。また,保護者の方々にも情報モラル教育の大切さを知っていただくために,PTAの研修会に出前講座として所員が講師としてまいりました。

次に,さまざまな教育情報を提供する教育情報ネットワーク,通称OPENと呼んでいる事業について報告いたします。

今,映し出されていますのは,OPENのトップ画面です。今年度は,広く多くの方々に大垣市の教育に知ってもらえるように,教育事業の情報を載せました。また,学校給食の情報も新たに載せ,保護者の方々に好評をいただいております。

これは,学校のホームページのトップ画面です。学校サポート事業として,各学校などからプランを出してもらい,ホームページの作成及び更新を行っております。

12月末現在で,1,103件の作成,906件の更新を行いました。

各学校においては「がっこうの掲示板」に行事や授業の様子を載せていただいております。台風や大雪,このような風邪による日程の変更など,保護者の方々への情報発信にも役立てられています。

現在,このOPENへのアクセス数が55万件ほどになっています。

そして,このOPENには,授業でコンテンツとして活用できるように,デジタル教材や映像データベースなども載せております。毎年,その作成を開発委員としての学校の先生方に依頼しております。画面は,本年度お願いした先生方と作成された内容です。

その他に教育図書,資料等をデータベースとして載せております。今年度,12月末現在で2,568件,今までに44,964件のデータが載せられています。

 次に,教職員の研修会事業についてご報告します。レジュメの9ページをご覧ください。

春の研修会においては,ワードやエクセルでの学級通信,賞状づくりや成績処理などの活用についての研修を行いました。夏の研修会では,主にペンタブレットや教材ソフトなどの効果的な授業活用についての研修を行いました。実際に授業で活用している先生を講師として来ていただき,演習や実習を中心に行いました。レジュメの11ページから14ページに,参加した先生方の感想などを載せていますが,活用への意欲が高まり,実際に授業を行いたい,行ったという先生方が増えてきました。

 そして、情報モラル教育についての講演会も行いました。本年度は,岐阜大学の村瀬康一郎教授に情報モラル教育のあり方と著作権について,ご講義いただきました。

 春夏の研修会には,529人の先生方に参加いただきましたが,その他に教頭会,情報主任会における研修を含めますと,のべ700人ほどの参加がありました。

 土曜日には,パワーポイントの授業活用術など,自主的な参加による「きけますIT交流会」を本年度6回行いました。また、養護教諭,事務職員、体育主任,その他の先生方により,教材作成,事務処理,プログラム作成,IT活用など,自主的な研修会が行われました。

―教育相談事業―

<川瀬朱主任指導主事>(以下、川瀬主事)

まず教育相談事業ということで、大きく実施していることから報告します。まず、訪問相談です。学校とか各家庭とかを訪問したりする訪問相談、その下にあります来所相談・電話相談につきましてはP20に載せましたので、そちらをご覧下さい。

この1月末現在で、相談回数は、重なる方もみえますが、1486回でございます。その中で、早期発見早期対応ということを考えますと、研究所の相談員も学校へ直接出向いて、実情をより細かく知るということを行っています。学校訪問を行っています。その相談件数の中身をみると、右側の表になりますが、内容で一番多いのがやはり不登校で、162 件の1374回相当でございます。その下にあります人間関係とか情緒不安から起こる不登校等のことも考えてみますと、約7割から8割が不登校に関わる相談が寄せられてそれへの相談を行っているということです。相談内容によっては、明らかに専門的なお医者さんの診断が必要な場合は専門医の紹介、さらには心の病、精神的なカウンセリングが必要な場合は、臨床心理士の先生をご紹介しています。P15にあります大垣市専門医教育相談というのは専門の心療内科の先生による相談のことです。3人の先生に小学校1年生から中学生まで幅広く不登校の子、アスペルガーの子など、相談を受けていただいています。特に小学校低学年における多動を示す子が非常に相談の中でも多いですので、それについて現場での対応の仕方について相談員が伺っております。

P16をご覧下さい。まず真ん中をみていただくと、臨床心理士派遣駐在事業ですけれども、さきほど申しましたように、心理的な原因でどうしてもカウンセリングが必要な場合の、駐在事業の位置づけでございます。そのように3名の臨床心理士の先生、さらに今年度スーパーバイザーの先生にもお願いしていただくような形でカウンセリングをすすめていきました。この先生方プラスさらに4名の臨床心理士の先生方にも配属していただいて、教育相談研修会を毎月もって、ほほえみ相談員などが適応を高めるために研修を行ってまいりました。特に具体的な事例を通しての研修を相談員等々行ってまいりました。

1 番下のメンタルフレンドでございますが、具体的に中学校3年生と小学校4年生の子を例にして、こんなことをしてきましたよ、ということを載せさせていただきました。SSNの関係もございますので、中学校3年生の子は、市外でございます。この子にメンタルフレンドを紹介して、二学期から相談室登校と学校復帰できるようになっています。小学校四年生の男の子につきましては、いまのところ、学校へはまだ難しいですけれども、週末に遊べるところまでなっています。現在、ボランティアとして20名の方にメンタルフレンドになっていただいています。

さきほど高木のほうから話がありました、ほほえみスタディサポート事業について、今年度8名の子が、このスタディサポートに申請されています。中学3年生の子から小学6年生の子までいます。そのうち、今、学校復帰学級まで入れるようになっているのが、小学校6年生で一人、中学校3年生で一人おりますし、さらには、学校へ行こうかな、という様子を見せている子もいます。中学校3年生の進路につきましては、学校からの情報ですけれども、全日制を狙っている子が2名、定時制を狙っている子が1名、その他が1名です。

その次に、この研究所に設置してありますほほえみ教室ですけれども、主な行事は教科指導からサイエンス・宿泊体験、水門川の川下り、社会見学と、自主性社会性を養うことをプログラム化して、行っていますが、それを少しスライド形式でみていただくといいと思うのですが、畑を少し借りて自分たちで作物を作って、それらを食品として行うためのものがほほえみクッキングでございます。じゃがいも、いちご、今大根を作っていますが、三月になんとか食べれないかなと思っていますが、この寒さでちょっと大根が大きくならないのでちょっと心配ですけれども・・・・。

科学的な知識技能を身につけて欲しいということで、サイエンスプラザの松本先生にお願いして、サイエンス学習を行っています。化石のこととか、環境問題に関わること、さらには簡単にホットケーキが作れるよ、という楽しい実験を行っています。さらにこのスイトピアセンター3階に釜がありますので、そこにきてみえる陶芸の先生に焼き物を練るところから、ろくろの使い方も教えてもらいながら行っています。このようにいろんな方に関わってもらって、コミュニケーション能力を高めていくようにしています。

外へ出て行くことも大変大事なので、バーベキューの前にみかん狩りをやっているのですが、南濃の方で。自分たちで切符を買って、歩いて現地まで行って、そして、向こうの農家の方と話をして、ということを行っています。

スポーツ交流会は保健体育課の方と力を合わせて行っているスポーツ事業ですが、これは1月に行いました。ゆうスポーツ事業はスタッフ合わせて40数名がこれに参加しております。Aグループはひとつのグループですので、他にもグループがあります。カヌーくだりは、昨年度までは研究所に通級している子たちを中心に行っているのですが、今年度からは、ほほえみ相談員に送られて参加するという場面も見られました。 さらにいろんなボランティアの方にお願いして、子どもたちにかかわってもらっているのが本に親しむ会のボランティア団体「大きな木」という読み聞かせや紙芝居とかしていただいている方です。さらにレザークラフトの方もボランティアで来て頂いて、子どもたちに作品制作をする喜びを与えてもらっています。反対に、ほほえみ教室に通っている子も、何か返せることがないかということで、図書館の本の返却が乱れているのを直すなどのボランティア活動にも参加しています。

P18をお願いします。ゆうスポーツ事業で1学期はボウリング、2学期は大垣城ホールでチャレンジザゲームとかひだか公園でパターゴルフなどを行っていましたが、そのほかに8月に青年の家を借りてのひまわりキャンプ、お泊りキャンプですが、このようなことを行っています。子どもたちの支援だけではなくて、その保護者への支援ということで、ほほえみ保護者会を行っています。なかなか年度のはじめは参加者は少ないのですが、だんだん増えてきて、12月1月は10数名になるわけですけれども、その中で特に今年度力を入れたのは、やはり専門の先生。臨床心理士の先生、または直接、不登校の子をもったことのある保護者を、講師として来て頂いて、話し合いを深めました。P12にありますのは、不登校児童生徒に関わる協議会ですが、教育長さんにも入っていただいていますが、北村委員長さんを、この協議会の会長として年3回行っています。昨年度及びこの4月5月の大垣市の不登校の状況から、来年度どうしていったらいいのかという事業計画を行いました。3/1今年度のまとめと来年度の計画を行う予定です。さらに主任児童委員会の方へ私が出席するという形で、主任児童委員会は虐待防止グループ、不登校グループ、子育てグループに分かれていますので、その中の不登校グループに入って、勉強会など行います。

先ほどお話したSSNですが、15年度から文部科学省がこの事業を立ち上げて、今年度17年度18年度の2ヵ年計画の方に入っているので、このチームは来年まで継続されます。

その中で、大垣市はこのネットワーク事業のセンターになっておりまして、西濃一円の子どもたちが研究所の行事に参加できますよ、また適応教室も揖斐にもありますし、養老にもありますけど、それらの枠を越えて、お互いに通い合うことができますよ、ということです。今、養老の方からも子どもが通っていますし、SSNを大きくまたいで、西濃の子が瑞穂市の方に行うことも可能になっています。そういう大きいネットワークで不登校の子に対応しています。

―質疑応答―

<教育長>

小中の一貫の兼務教員の授業を、学校訪問のとき以外に研究所としてどれくらい見ていますか?

<所長>

研究員さんの研究の内容が小中一貫ですから、その中でやっています。

<係長>

興文中は川瀬、西中は伊藤、東中は尾形、というように、それぞれ一人ずつが対応しているので、それぞれ5,6回は授業を見てると思います。それをもとに研究を深めてます。

<教育長>

小中一貫教育は、兼務教員だけが行っていて、広がっていかないのではないか?

CRTを高めるという前に、自分の学校のCRTの水準をしっかりと把握することが大切であると思われる。

コンピュータ指導の派遣の回数は、学校によって決められているのか、大垣市として決まっているのか?

<補佐>

学校としての上限は決まっていません。大体各学校5.6回程度です。しかし、現実、各学校で温度差が若干あります。回数の中には教員に対する支援も含まれています。

<教育長>

校内LANを使った授業についてはどれくらい?

<補佐>

それが実は課題でありまして、校内LANでつないだ場合に、接続に時間がかかったりします。それをクリアできたら、と思います。学校によっては、学級日誌や新聞を校内LANで見せるところもあります。

<教育長>

視察に来られた方の視察の内容は、ほほえみスタディサポート、小中一貫教育。これはどこから情報を得られていらっしゃったのですか?

<所長>

ほほえみスタディについては特区ということで、ホームページを見て探されたと思います。小中一貫教育については、東小学校に行かれたのですが、大垣市(OPEN)のホームページを見られたというところもありました。

<教育長>

小中一貫教育については、教育研究所のページに情報が載っていますか?

<所長>

載っていません。

<伊藤主任指導主事>(以下、伊藤主事)

今、教育研究所のホームページのリニューアルを検討しておりまして、現在準備中で、最新のものが公開されておりません。今まだ古いものしか掲載されていませんので、早くあげようと考えております。

<所長>

あと、雑誌に掲載されていましたので、そこで探されたのだと思います。

<教育長>

保護者に向けての研修だけでなくPTAに向けての研修、土曜教育サロンなどどうか?

<高木PTA代表>(以下、PTA代表)

いい先生を呼んでいただけるなら、PTAとしても、参加させていただきたいと思います。

<松岡興文中校長>(以下、校長)

昨年度、学校の中堅の先生の指導力を高める研修をぜひやってほしいということで、今年度研修を開いてもらって、うちからも3人参加させてもらっていますが、1回目はともかく、2回目・3回目は、帰ってから報告をしてくれるんですが、普段学校もいろいろと忙しくて、広い視野から勉強することがなかなかできないということで、そういう面でよい指導をいただいたということで、喜んで帰ってきました。特に法令などに関することでは、ほとんど勉強することがないままになっています。すべては法令に基づいて実施されていることが理解されていない面があるのです。校長が中堅の教員を集めて研修会をやるのが一番いいのですが、なかなかそのような時間もありませんので、今後もぜひお願いしたいと思います。これと校長会がリンクしていけたらいいと思います。

二つ目に研修の内容ですが、ひとつひとつのテーマを見ても、中学の先生が「よし行こう」というテーマがあまりない。義務研修の方は小学校の英語とか少人数指導ですが、一般研修は特別支援とかレクリエーションとか、さきほど教育長さんのお話にもありましたが、学力の向上の視点から見たときに、中学校は教科指導の力を高める、これに尽きるわけです。やはり少しでもわかる授業をやる、学力を高める授業をやる、そういう単元構成の仕方だとか一時間の指導課程のあり方、目標設定とか、評価規準に基づいた評価のあり方だとか、どの教科にも共通した教科指導の力を高める研修と、特定の教科を勉強する機会があると、もっと魅力的に参加できるのではないかと思うんです。今、教科研は年に3回行ってますが、1回は小中との合同ということで、中学だけでやる機会が実質2回なんですね。その2回の研究授業もなかなかみなさん苦労してやってはくださるのですが、いまひとつ課題は多い。基本的なことが十分踏まえられていない授業が多いのじゃないかなぁと思います。そういう意味で中学校の先生が教科の指導力を高められる指導というものがあるといいなと。なかなか講師が難しいなと思いますが、市内にそれぞれの教科の堪能な先生もみえますので、そういう中でわずかながらも、そういう研修ができたらなぁと。忙しいので、教科の先生でありながらも、教科の指導以外のことにも時間が取られてしまうので、そういうことが淋しいなぁと。 最後にCRTの検査、うちの学校は今日やっているんですが、この時期にやると、英語なんかはまだ未習なものがあるんです。県の学力調査は未習の部分はやらなくても他の問題をやるように問題が作られているからいいんですが、CRTの場合は習ってないからといってそこをやらせなかったらみんな0点になってしまう。うちは合わせて社会も理科もやっているんですが、まだ社会にも未習のところがあるということで、4月にやったほうが、ちゃんとしたデータがでるのかなぁとも思います。この時期にやって早めにやれば、来年のカリキュラム改善に生かせるというところはあるのですが、中学でいうと今までの蓄積もありますので、自分の教科の何が弱いかというのはある程度予測はついているわけで、カリキュラムを直していく上では、そんなに今の時期どうしてもやらなければならないか、という問題はあります。県の調査もあり、CRTもあり、そのうち国もやるということになるとテストばっかりやってないといけなくなりますし、なかなかその結果も生かしにくいということもありますので、ぜひ来年度以降も続けられるのであれば考えてくださるといいかなぁと思います。

もう一つは情報教育の方で、子供の必要のない情報の方へアクセスしてしまったということでいろいろデータをいただくんですが、職員も子どもも指導しているんですが、それにしても、意図的でないのにアクセスしてブロックされたという数が結構あがるんじゃないかなぁと思うんです。数字をみてもこんなにやっているとは思われないし、授業でやっている様子を見ても、そんなに自由にあちこちアクセスして遊んでいるような時間はないし、その辺はどうなんでしょうか?

<伊藤主事>

フィルタリングということで、自動的にチェックされるようなしくみになっています。

このシステムを導入した経緯は、子どもたちがそういった被害に遭わないように守るというのが大前提です。たまたま、ログを見ていますと、いかにもその数値が多いので調べてみますと、意図的にそういったところを閲覧しようとしている子がいるのではないかということが分かってきたといことです。時間帯での状況から申しますと、授業中とか部活動中など、いろんな時間帯のところでアクセスがあるようだ、ということが分かってきました。ログデータが多い学校については「どうでしょうか?」ということで報告させていただいています。

子どもたちがさまざまな事件に巻き込まれることが多発しています。このシステムでは「子どもを守ろう」という意図でフィルタリングをかけていますので、そのログの中の数値として気になったところはお知らせをして、指導に活かしていただこうというという経緯があります。授業の中で子どもたちが意図的に有害なサイトを見ようとしているとは私どもも思っておりませんが、たまたまそういう結果が出てきたものですから、お知らせをさせていただいたということです。

<校長>

子どもが意図せずブロックにあっている可能性があるということですね?ご指摘いただいたので、私たちも子どもに注意するようにしているので、減ってきているとは思いますが、意図的でなくてもそちらにいってしまってブロックされるというようなカウントが結構ありませんか?ということです。

<伊藤主事>

そうですね。自動的に新しいウィンドウが開いていく機能がHP上でできていますので、そういうのもブロックします。それに関連してコマーシャルのページがあるところも止めますので、数字的にはあがってきます。そういった意味でフィルタリングはとても役に立っていると思いますが。

<棚橋学校教育課長>(以下、課長)

小中一貫授業改善に関わって、過去何年か分の資料がありますので、あれを見ると、ものすごくいいことが書いてあるんです。財産がいっぱいあるんです。あるいは小中一貫教育の論文を見ると、すごく中身の濃いことが書いてあるんです。今はまだ点になっていて、ある個人の先生の財産で止まってしまっているあたりを、何年か積み上げてきたものを整理して、そのことはどの学校も財産としてやっていったらいいんじゃないかと思います。

例えば算数数学もそうですし、市全体に広まっていったらいいのではないかと思います。

学校がまた0からやっていくのはいかにも非効率的だという思いがするので、もっと便利に広がっていかないものかと思います。同時に小中での学びにギャップがあって質の違いがあることは間違いないので、これをいかに繋ぐかということと、そのことと授業改善をしていくといことの2面性が、小中一貫教育をつきつめていくと中にあると思うんです。

小中をいかに結ぶかということと関連付けながら、小中ともに子どもに力をつけさせる授業改善をどうしていくかということが兼務教員だけでなく先生の課題だと思います。

12歳と13歳の間をどうつないでいくか、また最近聞く話では、小4と小5の間に何かありそうだと。小中が責任をもってやって、整備をしていかないといけないと思います。

研修については、LDとかADHDの子がいなくても、考えなければならない課題だと思います。

―来年度の教育研究所の方針―

<所長>

教育研究所については設置の規則の中に、学校教育に関する調査・研究・教育情報・教育相談などの支援が大前提ですので、今やっている研究、相談、情報という3本柱がはずせないんですが、その中でもやはり研修においては小中一貫教育を柱にしながら、教育の質をいかに高めていくかといことを来年度はやっていきたいですし、今年度の夏期研修のアンケートからもわかるように、教科指導について学びたいというのも大きな要望がありましたので、ぜひ来年度の研修にそういったものを入れていきたいですし、それが発展して例えば教科ごとに自分たちでサークルを作っていけたらよいと思い、基本方針Aの研修事業に努めていきたいと思います。

そして二つ目の教育情報につきましては、携帯電話などの普及でITにまつわる犯罪も増えています。学校の中でも、さきほど松岡校長さんもおっしゃいましたが、心配がないわけじゃないですので、教員も含めた情報モラル教育の授業に使えるITの活用をぜひすすめていきたいと思います。

Cにあります教育相談につきましては、特に今年度相談員さんたちがお話を聞くというだけでなく、自分たちでこんなことがありますよ、と提案できるよう質を高めていく研修をしてきましたので、学校へ行って組織的に不登校の問題に対応できる力も付いてきているので、それをもって、自己研修をつんで学校と一体となりながら、学校の先生と一緒に家庭訪問ができるようなそういった積極的な相談ができるといいなと考えています。この3点を充実させていきたいと思います。上石津墨俣が合併し、ここを利用することにもなりますので、そのあたりの啓発もしていきたいです。

<補佐>

P23の一番下のところに、西濃ソフトウェアライブラリのところが消してありますが、これは今年度で廃止ということで、来年度はここを教育情報センターの研修室として、情報関係に限らず、先生が自主的に研修できるようコーナーにしていきたいと思います。

<安藤北小教務主任>

「研修に行きたい」という先生の声を聞きます。教科に関わる研修を持っていただいて、教材開発といった子どもたちと直接かかわるような研修をぜひ組んでいただけるといいなぁと思います。保育園の先生の研修はどうなっているんでしょうか?実は今この時期ですと、保育園の先生から、保育園の先生は幼小のことをもっと知りたいという声をききます。

どんな風に授業をやってみえるのかとか。他の保育園の方から、保から小へのつなぎもぜひほしいという声を聞きまして、ここに保育園というように書いてあったんですが、どうなのかなぁと思ったんです。

<米山南幼稚園長>(以下、園長)

保育園の先生、確かに全市的にそのようなことは気にしています。といいますのは、平成18年度は現段階では4学級から5学級減になります。一応人数を見た上です、他の事は何も考えずにです、といいますのは、今の社会情勢から言いますと、働くお母さん方がどうしても保育園に入れてくださいと。先日もお話をしていてそのような話が出まして・・・・・・・・。

次にp22の研修のところで、幼小の研究員による連携ということで、西と興文でやっていただいております。まだ地域でいろんな問題があることを考えますと、幼児教育の中のそういうものをしっかりはぐくんでいかないといけない、そのような時期を踏まえて小学校教育があるんだ、ということを考えますと、こういう面ではこういうことをして体験をしていただくことがとても大切だと思います。

そして幼稚園が小学校に行くときに、確かに学習構成を体験することは大切ですが、職員は研修しております。そして講師の先生が担任をしております。担任講師という方が増えてきていますので、本部の先生が中学校へ行かれますと、幼稚園教育をしっかり根付かせていただかないといけません。むしろ幼児教育のうえにたっての学習体制ということを考えたときに、小学校から来ていただくことは非常にありがたいんですが、幼稚園から職員が減るということは非常に痛手になっております。その辺のことをお含みいただけると助かります。

学校のほうも十分な先生がいらっしゃらないといけないことは重々承知しております。

幼小連携で授業などで朝いっしょに子どもたちが登園することもありまして、小学校に親密感を、園児も保護者の方も感じているので、むしろその体験を通して、ちょっとした些細なことを感じていただくことが大切だと思います。勝手言いますけれども、よろしくお願いします。

<教育長>

18年度の方針のところにすべて幼稚園を削除してしまったのですが、幼小一貫、幼保の一元化一体化というものを入れていかないと。幼稚園では研究員制度はないのですか?

<園長>

お断りしてるんです。研究発表することがとても難しいです。書類をもって発表にかえさせていただくというすばらしい案をいただいて、非常にありがたいなと思いました。機器にも精通したものがおりませんし、すみませんが、今年からも継続でお願いします。

<課長>

幼稚園、保育園とのつながりになっていると思うんですが、何らかの形で連携をしていかなければいけないといけない動きを平成18年は立ち上げるつもりです。来年度もお一人だけは先生のチェンジ、交流をやりながら。

<野口赤坂中教頭>

教科指導に力を入れたいということなんですねぇ。ただ、私ここ数年教育研究所の仕事をみせていただいていて、方向として学校教育課でやっていた研修事業を教育研究所が研修の側面についてはかなり請け負ってきている。そして事務的行政的なことは学校教育課がやっているということが割合とすっきりとしている、ということで教育研究所は研修事業を着実に落ち着いてきたんじゃないかという印象をもっています。ありがたいことだと思っています。その中で、細かいことですが、研究部長会のときに各教科研各種研の代表が集まってくるんですが、その場の中で、話される伝えられることが、どうしても事務的な内容が多いと思う。せっかく教育研究所がやっているんだから、今学力パワーアップ委員会がCRTをやっていると。そのことを踏まえて、例えば大垣の特色を踏まえたり、例えば数学でもこういうところをやってもらえないだろうか、もちろんそういうのは強制力があるわけではないが、授業研究のときにおたくの学校はCRTで非常にいい結果が出ている、どういうことがあるのか見たい、とかそういうことを一つの切り口として提案していくとか、そういう風に情報をいろいろな会にリンクしてくってことを研究所でアレンジしていただくといいんじゃないかと。教育研究所の立場としては、「こういうことをやりなさい」という風ではなく、「こういうことができますよ」とか「こうしたらいいんじゃないか?」という提案をどんどんしてもいいと思うんですねぇ。いろいろな情報をリンクしていろいろなところに教育研究所がかかわってくるようになったことがありがたいし、リンクさせていくことで今後さらに存在意義を高めていくと思います。後は、地域家庭へのサービスについても考えていくといいなと思います。難しいと思うのは、生涯学習課があるんですが、縄張りということではなく、情報を共有していただいて、いろいろな研修会をうまくやっていただくといいと思いました。

<沼波主任児童委員>

私の場合は地域と関わったところで、いつも関わらせていただいているんですけれども、先だって安井地区センターの会に出たときに、お母様方から出たことに「子どものあいさつがない」とか「敬語の使い方がわかっていないので学校の方で指導をしてほしいと」いう意見が出たので、私は腹が立って仕方なかったんです。、「そんなんうちでしなさい」とここまで出ましたですけれども、そんなことまで先生にしていただいたら、本来の先生の仕事ができないんじゃないかということが言いたかったんですよ。それは親のすることで、敬語がわからないのであれば辞書を引くなりなんなりして、親も努力しないといけないんじゃないかなと思って言いたかったんですが、そういう雰囲気じゃなくて我慢してしまったんですが、だから先生方がそこからやらないといけないのか、と思って腹が立って帰ってきたんです。校長先生も遠慮してみえるのか、それも大変だなぁと思っていました。お年よりもお年よりで言いたいこと言っているなと思いますが、お母さん方はお母さん方で敬語ぐらい自分で教えたらいいというのは結局親と生活していないのがほとんど。各家庭で考えを変えていただかないとなんともならないなあというのもあるんです。

私たちが関わっているのは親さんなんですが、主任児童委員としましては、直接先生方のように直接当人さんとお話することは規則で許されていません。民生委員さんと一緒になってですと、おうちに訪問できますが。絶対そういうおうちに行きますとお母さんは出て来ずに、子どもに対応させるんです。奥にいるんなら対応してほしいんですが。その中で私たちは見守り体制に入りましょうという結論になると、行くんですけれども、家には入れませんので、家の周りを少し回るんですが。教育に関しては私たちの察するところではありませんので、十分にやってほしいのです。最終的には親の意識の改革なんでしょう。

特に言いたいのは母親なんです。たぶん変わらないと思います、私の考えは時代に逆行していると思いますがもうちょっと足元見て欲しいというのと家庭を振り返ってほしいというのと、子どもの将来と金銭を天秤にかけたとき、どっちが大事なのか少しでいいから考えてほしいんです。先生方にはそんなに関わりのないところかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。

<PTA代表>

一生懸命やっていただけて、PTAとしてはよくやっていただけて、非常にうれしく思っています。「がっこうの掲示板」は私も見て、とてもいいなぁと思っているんですが、あれって各学校なんですよね、だからあんまりたくさん情報が入ってるわけではないですよね?もっと頻繁に情報を提供をしていただけたらなぁと思うんです。情報発信を教育委員会からしていただけるという話があったんですが、お話をきくとぷつっと止まってしまったので、今年度から全校に配信します、ということで試験的に四校か五校やるということを聞いていたんですが、途切れちゃったんで、どうなったのかなぁと言うのが聞きたかったんですが。

<課長>

生活安全課のですね?今、日新小学校だけ始められてるんですが、結局学校が情報発信するんではなくて、行政が発信するということでネックになったのが、親さんからも情報を入れると、学校がその情報が本当かをチェックして、本当ならば流すということを学校がするという話になっていたんですね。ということは始終学校はチェックするということですね。そのことが学校はできないと。そういうことでなくって、生活安全課が削られた情報を広く流すのならば大いに賛成ですよ、ということでこれからやると思いますが、ちょっとごちゃごちゃしてすいませんが。

<PTA代表>

学校個々で小野小とかPTAでやらないといけないのか?ということです。

<棚橋課長>

これから検討します。

<補佐>

貴重なご意見ありがとうございました。それでは最後に所長あいさつをさせていただきます。

<所長>

ありがとうございました。今年本当にたくさん利用してくださる方が増えました。どんどんご意見をいただいて、よりよい子どものためや先生方への支援ができたらいいなぁと思いますので、これからもご意見いただけたらと思います。今日はありがとうございました。

 

【以上が会議録です】