古知丸さんちのブログだよ

いいかげんにいい加減

1888年の5月と6月

2021-05-05 09:09:23 | その他なんだかんだ

近代国家-日本になってから、1888年(明治21年)5月、初めての「文学博士」が5人誕生した。

アレンジした画像を貼る。

典拠

 

『デジタル社会科副読本おおがき』()の記述はこうだ(焦点は南条/南條)。

 

また、大垣市制90周年記念『先賢展本』()の記述はこう(オリジナルからの抜粋に赤線を加えた)。

どちらの記述も正確ではない。

その点、OBKの資料()の記述は正解に近い(オリジナルからの抜粋)。

 

ちなみに、南條文雄本人は、晩年、口述筆記で完成させ刊行した自伝『懐旧録』に、こう記している(これもオリジナルからの抜粋)。

このような書き方をなぜ南條はしたのか。

それは不明である(とはいえ、南條の自伝『懐旧録』は抜群に面白い。南條は自分が「僧兵」だった頃の出来事から書いているのである――)。

なお、『大垣市の教育』の資料ページ()を見ると、OBK創立に関わった教育長の氏名は「山田光之助」と書かれている(黄色マーカーは加工)。

OBKの資料にある「山田光之介」は通り名だったのかもしれない。