その日は夕暮れがとても怪しい色でした。
猫助くんは窓から外の景色をじーっと、眺めていました。
あまりにも不思議な色だったので、
なんだか…お外に出てみたくなりました。

夕日に向かって歩いていたら、
大きなピンク色の筒紙が現れました。
猫助くんは夕日よりもその筒紙が気になりました。
「誰がこんなところに置いたのかな?」

大きな筒紙をよじ登ってみました。
「何か見えるかな?」
カラフルな筒紙は、どこまでもどこまでも続いていました。
猫助くんはケタケタ笑いながら嬉しくなりました。

筒紙を抜けると…
今度はイチゴのお家が見えてきました。
とても美味しそうなお家に見えたので、
猫助くんの大きなまん丸お目目は輝きました。
きっとお菓子がたくさんあると思ったからでした。
次回へつづく…
作者より一言
久しぶりに「物語り漫画シリーズ」をスタートしました。
このお話が無事に着地できるのか?
少し心配ですが…(汗)
がんばってみたいと思います。
でわでわ…
幸ちゃんより