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幸ちゃんの世界

趣味はデモテープを作成。
日常の気持ちが曲になればいいなぁ~♪
最近はパラパラ漫画を描いてます(笑)

猫助くんの不思議旅(最終話)

2010年12月22日 | 物語り漫画


星がとても美しく見える夜でした。

サンタさんは世界中の子供たちへプレゼントを届けます。

サンタさん「そろそろ…猫助くんのお家に着くぞ~」

猫助くん「えぇ~帰りたくないよ!」

サンタさん「お母さんが心配してるよ…」

猫助くん「そうか…」

サンタさん「また会えるよ、猫助くんが願う気持ちがあれば…」





サンタさん「さぁ~猫助くん、お家に着いたよ!」

サンタさんが大きな袋を開けたとたんに、

猫助くんのお顔にまばゆい光が差しこみました。

黄金色の光はとても温かくて…

少しお母さんを思い出しました。

猫助くん「お母さん…」





猫助くんはいつの間にか、お家に戻っていました。

どうやら無事にサンタさんが運んでくれたようです。

窓からお外を眺めると雪が一面に積もってました。

大きな三日月が少し笑っているように見えました。





それはクリスマスの夜の出来事でした。

猫助くんはサンタさんが本当にいたことを信じました。

リビングにある暖炉に火をつけました。

煙突からサンタさんへありがとうの合図を送りました。

「メリークリスマス♪」



おわり











作者より一言
何とか…この物語が着地できたのでしょうか?
皆さまの判断にお任せ致します。(汗)
猫助くんの心の中に…
永遠にサンタさんは生き続けるお話でした。
僕からのクリスマスプレゼントでした。

猫助くんの不思議旅(第3話) 

2010年12月14日 | 物語り漫画


猫助くんは水晶玉にすっぽり飲み込まれました。

そして…ふわり、ふわりと、

ゆっくりお空に舞い上がりました。

「うわぁ~!どんどん高くなる~」

雲を越えて、今にもお星様に届きそうでした。





すると…

大きな、大きな、サンタさんが現れました。

サンタさん「だれじゃ~私を呼ぶモノは!」

どうやら猫助くんはサンタさんに会いたいと願ったみたいです。

猫助くん「本物のサンタクロースさんですか?」

サンタさん「ワッハハハハ~本物のサンタじゃよ!」

猫助くん「うわぁ~、やったぁ~!」

サンタさんは水晶玉をワシづかみしました。

そして大きな白い袋に放り込みました。





そこはプレゼントがいっぱい詰まった袋の中でした。

ぬいぐるみ、ロボット、車、ギター、お人形…

猫助くんもプレゼントが欲しいと思いました。

サンタさん「よ~し、そろそろお仕事するか!」

世界中の子供たちのもとへプレゼントを届けるお仕事なのです。







大きな三日月を滑り台にして、

サンタさんは相棒のトナカイさんと出発です。

そりは凄いスピードで加速しながら、

高い山々を飛び越えて行きます!

何しろ今夜は忙しい日…

クリスマスの前夜なのですから…



次回へつづく…









作者から一言
このお話はクリスマス前には…
完成させたいところです(汗)
これからが正念場です。
幸ちゃんより


猫助くんの不思議旅(第2話) 

2010年12月10日 | 物語り漫画


猫助くんはドアを「コンコン」とノックしてみました。

「こんにちわ~誰かいませんか?」

返事がないので、恐る恐るドアを開けました。

ピンクのじゅうたん、ピンクの壁、ピンクの天井、

部屋全体がピンクでした。






すると…ピンクの女の子が突然現れました。

イチゴ姫「ようこそ、イチゴのお城へ…私はイチゴ姫よ!」

猫助くんはイチゴ姫の登場にドキドキしました。

猫助くん「こんにちわ、僕は…猫助です」

猫助くんは小さな声であいさつしました。






イチゴ姫「猫助くんに面白いものを見せたいわ」

猫助くん「イチゴ姫さん、なんですか?」

イチゴ姫「こっちのお部屋にあるの、ついてきて!」

イチゴ姫はピンクの部屋から少し暗いとなりの部屋へ案内しました。

そこには大きな水晶玉がありました。

イチゴ姫「この水晶玉はとても不思議なパワーがあるのよ」

猫助くん「どんなパワーなの?」







イチゴ姫「この水晶玉に触ってみて!」

猫助くんはイチゴ姫に言われるがままに水晶玉に触れてみた。

すると水晶玉はどんどん大きくなって、

ふわり、ふわり、と宙に浮かんできました。

猫助くんは大きなお目目で水晶玉を覗き込みました。

イチゴ姫「その水晶玉にお願いするのよ!」

猫助くん「何を…」

イチゴ姫「猫助くんが今、会いたい人を思ってみて!」

猫助くん「そんなこと言われても…」

水晶玉はどんどん大きくなって猫助くんを包みこみました。



次回へつづく…







作者より一言
このあと猫助くんはどうなる?
次回をお楽しみに…
でわでわ…
幸ちゃんより


猫助くんの不思議旅(第1話)

2010年12月07日 | 物語り漫画


その日は夕暮れがとても怪しい色でした。

猫助くんは窓から外の景色をじーっと、眺めていました。

あまりにも不思議な色だったので、

なんだか…お外に出てみたくなりました。






夕日に向かって歩いていたら、

大きなピンク色の筒紙が現れました。

猫助くんは夕日よりもその筒紙が気になりました。

「誰がこんなところに置いたのかな?」






大きな筒紙をよじ登ってみました。

「何か見えるかな?」

カラフルな筒紙は、どこまでもどこまでも続いていました。

猫助くんはケタケタ笑いながら嬉しくなりました。






筒紙を抜けると…

今度はイチゴのお家が見えてきました。

とても美味しそうなお家に見えたので、

猫助くんの大きなまん丸お目目は輝きました。

きっとお菓子がたくさんあると思ったからでした。



次回へつづく…






作者より一言
久しぶりに「物語り漫画シリーズ」をスタートしました。
このお話が無事に着地できるのか?
少し心配ですが…(汗)
がんばってみたいと思います。
でわでわ…
幸ちゃんより