幸ちゃんの世界

趣味はデモテープを作成。
日常の気持ちが曲になればいいなぁ~♪
最近はパラパラ漫画を描いてます(笑)

ただいま!(遅)

2006年03月28日 | Weblog
久しぶりの書き込みです。今月は何かと忙しい毎日でしたね。
「まんが道」の連載も止まったままですね…すみません。
しかし、デモテープ制作は密かに進行してまして!
新曲が4曲できました
デモテープの世界にUPする気力が無いため音楽CDに録音しました。
欲しい方はこちらへコメントしてね~
作品名は…
「マーブルチョコ」「見知らぬ隣人」「キャラメルブラウン」「空に両手で花」
作詞はあおうみさん(アリスさん)で作曲はkochangです。
今回は1曲に少し時間をかけてコツコツ作りました。
お楽しみに…。

旅に出ます。

2006年03月12日 | Weblog
あぁ~嫌だ、嫌だ!明日、旅に出ます。
例のあの場所です。MS本社ですよ~
3泊4日の旅行ですが、楽しくないね「これが!」
しばらく「まんが道」の連載が休止になりますが、
帰ってきたら再開しますので、よろしくお願いします。


まんが道⑩

2006年03月09日 | まんが道
中学1年生の短い夏休みが終わった。
クラスの仲間とは久しぶりの再会になるが、憂鬱な毎日がまた始まった。
部活をしないぼくは相変わらず、下校の帰りに寄り道していました。
そんなある日の放課後の出来事。。
S君「ビートルズっていいよね!」
ぼく「へっ~S君はビートルズを聞いてるの?」
S君「親父がさぁ、レット・イット・ビーのアルバム買ったんだよ」
ぼく「うわぁ!聴きたい!」
S君「じゃ、俺んちでいっしょに聴こうよ!」
ぼく「うん、行くよ!」
実はビートルズはラジオでしか聴いたことがない。
洋楽は大人の音楽で当時のぼくはあまり関心がなかったと思う。
しかも…ステレオを持っていないのでレコードプレーヤーに憧れがあった。
ぼくの音楽ツールは短波ラジオの入るカセットラジオ1台だけだった。
好きな曲があればラジオからカセットに録音して何回も聴いてましたね…。
S君の自宅は駅の近くでした。
たまに電車の警笛が気になりましたが、
ステレオから流れるビートルズの音楽にぼくらは集中していましたね。
S君「親父のレコードなんで指紋をつけないようにB面に返すね」
S君もぼくも緊張しながら畳の上で正座しながら聴いてましたね。
印象に残った曲は「ブラックバード」って曲でした。
ポール・マッカートニー氏のギターがとにかくカッコイイ!
ポールみたいにギターが弾きたい!なんて密かに思ってましたね。。
S君は親父の影響が強いのか?完全に洋楽志向でしたね。
普通の中学1年生の平凡な男なら…
当時はピンク・レディーとかキャンディーズの歌謡曲路線を聴いていました。
しかし、ぼくはS君の影響で好きな音楽がビートルズでした。
いつかはバンド結成!したいね~!なんてS君と話してました。
楽器も弾けないのに…。
それから二ヶ月が経ち、S君が学園祭のステージの上でなんと…。
次回へ続く。。

まんが道⑨

2006年03月07日 | まんが道
ある夏の午後、O君の自宅へ遊びに行きました。
彼は学年でも秀才タイプで、勉強嫌いなぼくとは正反対な奴です。
そんな彼からまた家に遊びに来ない?と誘われました。
前回は勉強などそっちのけでギターの虜になったぼく…。
今回はどうなるのか?少し不安を持ちながらO君のお家に着いた。
緊張しながらチャイムを鳴らした…。
ピンポ~ン♪
「は~い」ドアの向こうからお母さんらしき人の声がした。
お母様「あっ、お友だちの幸ちゃんね!どうぞ上がって」
    「O君!お友だちよ~」
なんとも上品なお母様だ!上流階級の匂いがして、少し恥ずかしくなった。
ぼく「おじゃましま~す!」
2階部屋へトントンと上がった。
O君「よぉ!久しぶり!」
勉強机には参考書が綺麗に整理されていた。
ぼく「また、ギターを教えてくれるの?」
O君「いや、勉強をいっしょにやろうよ」
ぼく「えっ~!」
O君「あれ?勉強を教えて欲しいって言ったろ!」
あれは言葉の勢いで…真剣に勉強したいとは思いませんでした。
助けて…心の中で叫んだ。。
そんな時にドアをノックする音が「コンコン」
お母様「ジュースとケーキでも食べてね~」
    「幸ちゃん、O君と仲良く勉強してあげてね」
ぼく「はっ…はい」
なんてことだ!ぼくは蟻地獄に入ったアリのような気分を覚えた。
そんなこんなで、O君から勉強を教えていただきました。
本当はギターを触りたい!邪まな考えで遊びに来たのに…。
疲れた頭を引きずりながら夕暮れの町並みを歩きました。
やっぱりT君の方がベスト・フレンドと感じた一日でしたね。
自宅への帰り道に、ふっとレコード店に入りました。
何気に天井を見るとフォーク・ギターが大量にぶら下がってました。
ぼく「おぉ~っ」
いいなぁ~、いいなぁ~ギター欲しいなぁ~
モーリス・ヤマハの1万~5万円位の値段のものが30本近く並んでました。
この日から母親へギターおねだり作戦が始まった…。
次回へつづく…。

まんが道⑧

2006年03月03日 | まんが道
T君から漫画の競作をしないか言われた。
当時は少年キングで連載中、藤子不二雄先生の「まんが道」が人気でした。
藤子先生の学生時代からトキワ荘時代のエピソードを漫画化した作品でした。
ぼくとT君はこの「まんが道」にどっぷり影響されてました。
「いつかは漫画家になりたいなぁ~」なんて夢のような話を毎日してまして…。
とにかく藤子先生みたいになりたかったんだと思います。
しかし、問題がありました…。
T君の画風とぼくの画風がかなり違っていたのです。
ぼく「T君、競作はいいが…ぼくたち絵のタッチが違うよ!」
T君「大丈夫だよ!」
ぼく「藤子先生みたいにいかないと思うが…」
T君「小説を漫画化してみない?」
ぼく「なんの小説?」
T君「金田一耕助シリーズ!」
ぼく「はぁ?」
T君「おもしろいと思うよ!」
なんのこっちゃ?まぁ、T君の提案はいつも思いつきだ!
ぼく「おもしろいと思うが、難しいと思うよ」
  「絵もシリアスにしなきゃいけないし…長編だし」
T君「だから分業して書くんだよ!」
ぼく「分業って…」
結局、横溝正史シリーズの短編をお互いページを振り分けて描くことに…。
この時代は角川映画の「犬神家の一族」が大ヒット!してました。
T君の部屋には横溝正史先生の小説が本棚にたくさん並んでましたね。
ぼくも影響されまして随分、読んだ記憶があります。
深夜のTV番組でも金田一耕助シリーズで放映されてました。
古谷一行さんの金田一耕助役がとても素晴らしかった。。
しかし、この分業はあまり長く続きませんでした。
作品が複雑で登場人物も多く、書き始めて数ページで飽きました。
とにかくT君に振り回されてました。
次第にT君との仲が夏の終わり頃に距離が離れ始めました。
そんな時、O君からまた…お誘いがありました。
次回へ続く。。