いよいよオオタガメに乗って、
ロデオゲームのスタートです!
オオタガメ「手加減はしないぜ!」
猫助くん「のぞむところにゃ!」
うなりを上げながら大きな水しぶきが飛び散りました!
ものすごい加速で水面を縦横無尽に泳ぎます!
猫助くんは必死に食らいつきました!
オオタガメ「なかなかやるな~猫助くん!」
オオタガメはコースを変更して
今度はジグザグに蛇行しました!
猫助くん「ひいっ~」
「ゴッン!!!!!!!!」
いきおいあまって、オオタガメは木に激突しました!
オオタガメ「イテテテテテッ~(涙)」
猫助くん「僕の勝ちにゃ~カエルさんと仲直りするにゃ!」
オオタガメ「うえ~ん…わかりました」
カエルの村にまた平和がもどりました。
カエルの王様「アリガトウ、ネコスケクン!」
猫助くん「イエイエ、ドウイタシマシテ」
これにて、いっけんらくちゃくなのでした。
さてさて…猫助くんはお家に帰る時間が来ました。
「みんな~さようにゃら~また明日遊ぼうにゃり♪」
大きく手を振りながらお別れのバイバイをしました。
その日の夕焼けは完熟したトマトのように真っ赤でした。
それを見た猫助くんのおなかが急に…
ゴロゴロと鳴りました。
どうやら夕ごはんの時間のようです。
お家に帰った猫助くんはママに今日のできごとを話しました。
タニシ殿とお友だちになったこと…
カタツムリさんからアドバイスをもらったこと…
鯉の滝登りを見たこと…
卵からおたまじゃくしが生まれたのを見たこと…
カエルの王様とお友だちになったこと…
オオタガメと勝負して勝ったこと…
おなかが減っているのも忘れて夢中にお話しました。
ママは笑いながらお話を聞きましたが…
あまりに話が止まらないので、
「ゴハンが冷めるから早く食べなさい!」
ついには怒られてしまいました。
窓の外ではカエルの王様が
笑いながらケロケロと
満月の夜に鳴いていました。
END
物語り漫画「猫助くんの冒険」より
【最終話】でした。
作者より一言:
僕の子供時代がまさに猫助くんそのものでしたね…
近くの雑木林や河原を冒険しながら遊ぶことが普通でしたね。
そんな思い出を膨らませて、物語りを作ってみました。
童話はむずかしいなぁ… (汗)