コブリのひげをひっぱりながら…

ある日 上肢局所性ジストニア と診断され
 とうとう愚痴り相手の猫もいなくなった
  元小動物臨床獣医師の独り言

あの時は なぜ? 今回は コレ?

2012年08月07日 | 日記
正確な時期は忘れちゃったけど

そこそこ前のこと

だっちょ(脱腸)の手術をしました

正確には 左そけいヘルニアの修復術

合成樹脂のメッシュ(網状構造物)を下腹部に埋め込んで

ヘルニアの穴を閉じようという手術をしました

この時は 2泊3日を勧められたけど

無理を言って1泊で帰ってきました



そりゃ もう 痛かった…

ベットから起きあがれない

起きあがっても 立ち上がれない

立ち上がっても 歩けない

やっと歩いて トイレに行っても座れない

流涙で座ったら 今度は立ち上がれない…





今回も そのくらい痛いんだろうな

なにしろ ドリルで骨に穴をたくさんあけて

ネジで絞め込むんだから…



覚悟をしていましたが

痛くないワケじゃないけど

今回は そこまで痛くなかった

あの時は なぜ あんなに 痛かったんだろう??





今回は むしろ

術前に つけさせられた

コレ↓



のほうが 苦痛だったな…

前から見ると…



え?

シャツの首が伸びてる??

シャツが伸びてるんじゃなくて 

首が伸びちゃってるシャツを

わざわざ選んで着ているのです

だって痛くて腕が動かないので

脱ぎ着が不自由で 伸ばさないと着れなかったから…



さて問題は

この羽交い締めバンド!

胸をオードリー春日のようにそっくり返させ

折れた鎖骨を引っ張って適正な位置に保持し

もって3ヶ月ほど我慢すれば 鎖骨骨折をくっつかせる働きがあるらしい…

コレ…

ワタシのような猫背の人間にはツライのです

ベルトは 指一本 入らない程度に絞める

そして 絞めるのは後側からなので

本人には絶対に外せない…

さらに 脇の下

脇の下でベルトが細くなっていないので

腕を下げると ベルトで圧迫されて

あたかも 野球のバットを膝後に挟んで正座をさせられているような感じ…

それも 24時間 エンドレス

嗚呼 これは まさに拷問・・・・



びっくりしたのは

ポチッとなで 売ってるんですね~

こぉりゃびっくり (くらびくる)の バンド です

確かに 3ヶ月もつけてりゃ

汗くさくなるだろうし…








 


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