神戸大学 準硬式野球部

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2015秋季リーグ第1節 VS関西学院大学 第1回戦

2015年09月16日 | 試合結果

9月16日 秋季リーグ第1節 VS関西学院大学

第1回戦 @わかさスタジアム京都

 

私学に全敗を喫した屈辱の春季リーグから半年。村野政権はリーグ戦で勝ち越せるチームを目指して始動した。リーグで勝ち越すには少なくとも各私学に1勝ずつはしなければならない。そのためにしてきた半年間の練習の成果を試すときがやってきた。最初の相手は先日の清瀬杯で優勝した関学。相手に不足はない。

 

神戸|000 100 200|3

関学|000 001 000|1

 

         打安点

1 三  堅田  500

2 中  中塚  300

3 右  實井  100

4 捕  村木  312

5 左  黒田  200

  打左 川田  100

6 二  弘井  410

7 一  橋田  301

8 遊  松本  300

  打  藤井大 110

  遊  村野  000

9 投  山本龍 400

 

山本龍 9回 115球 奪三振8 被安打7 失点1

 

1回表、神戸の1番は「機動破壊」でおなじみ堅田である。試合前にはスタンドで「弁当なくなった!!誰か所在不明の弁当知らん?」などと大騒ぎし、周りをかき乱していた。これぐらい相手をかき乱して欲しいところだったが、ここは凡退。ちなみに弁当は彼の鞄の中から出てきた。よく探してくださいよとしか言いようがない。余談はここまでにして、2死から實井が死球で出塁する。が、ここは点につながらず。

 

1回裏、先発の山本龍は関学打線を三者凡退に抑え、3回まで両チーム無得点のまま試合は進む。

 

4回表、1死から實井が再び死球で出塁する。制球を乱した相手投手は村木にも死球を与え、一,二塁のチャンスとなる。つづくは5番黒田、今日は山本寛政権の4番平尾をリスペクトしてか手製弁当を持参するが、箸を忘れる痛恨のミスを犯していた。しかし、ここはきっちり四球を選び満塁にチャンスを広げる。余談だが何でもバッグには割り箸が常備されているらしい。まさに「何でも」バッグである。続く弘井は初球から積極的に打っていくが、二ゴロとなり点を奪えない。しかし、橋田が押し出しの四球を選び、先制点を奪う。神戸は一度もHランプを灯すことなく1点を奪い、なおも追加点のチャンスを迎えるが、ここは相手投手に抑えられる。

 

その後、四球のランナーは出すものの神戸は無安打のまま6回まで試合は進む。

 

6回裏、ここまで無失点の山本龍であったが、1死からヒットでランナーを出すと2死二塁とされ、ピンチを迎える。4番網田にタイムリー2ベースを打たれ、同点とされる。しかし、後続を断ち同点で試合は終盤に進む。

 

7回表、2死から堅田が相手のエラーで出塁する。すると神戸ベンチからは「初球から走るぞー」「逃げたらこっちから言うぞー」などの声が飛ぶ。そして、中塚への1球目。堅田はスタートを切る。本当に初球から盗塁してきたことで動揺したのか、相手捕手の送球が乱れ堅田は三塁に進む。中塚がフルカウントから四球を選び、一三塁となる。この日、2死球・1四球と出塁率10割の實井に打順が回る。そして、4球目。誰も予想しなかったドラマが起きる。リリーフの中尾が投じたボールは實井の身体に一直線。なんとこの日3個目の死球となった。温厚な實井でなければ乱闘に発展したかもしれない。こんな感じで再び無安打で満塁のチャンスを作る。そして、打席には4番村木。体制を崩されながらもレフト前に運び、2点タイムリーとなり、すぐさま勝ち越しに成功する。さらに一三塁と追加点のチャンスに川田を代打に送るが、ここは中飛に倒れる。

 

7回裏を三者凡退に抑え、流れを引き寄せる。

 

8回表、先頭は弘井。春リーグでは打率が消費税並みにまで落ち込み、メンタルブレイクしていた。秋リーグでは挽回して欲しいところだ。しかし、ここは一ゴロに倒れる。と思いきや、打球は一塁手の目の前で大きく二塁方向にバウンドし、内野安打とする。その後、2死ランナー無しとなったところで、代打に藤井大が送られる。三遊間をしぶとく破り、リーグ初打席初安打を達成する。さらに盗塁まで決める。普段「やる気10%」といじられているが、今日は間違いなく100%だった。2死二塁とするがここは追加点を奪えない。

 

8回裏、この試合最大のピンチを迎える。先頭打者にヒットを許すと、盗塁と悪送球で一気に三塁まで進まれる。さらに内野安打で無死一三塁となったところで、今秋から就任した市橋新監督が伝令を送る。このあと、内野ゴロ2つで2死二三塁となり、前の打席でタイムリーを打たれている4番網田を迎える。山本龍の球威が勝り、捕邪飛でこのピンチを無失点で切り抜ける。

 

そして、9回裏、関学が代打攻勢をかけてくる。そして先頭打者に2ベースを打たれ、この回もピンチを迎える。しかし、山本龍が続く代打を三振にとり、1死とする。さらに村木がファールフライを難しい体勢ながらもよくキャッチし、2死となる。この回3人目の代打にフルカウントまで粘られるも、最後は三振で締め、見事開幕戦勝利。

 

本日のMVPは…

山本龍&村木

守備では山本龍が1失点完投、攻撃では村木が勝ち越し打と攻守でバッテリー2人の活躍が光った。

 

開幕戦勝利で最高のスタートを切れた秋リーグ。今日の第1戦の勝利を無駄にしないためにも、もう一度気合いを入れ直して明日の第2戦に臨もう。

「勝って兜の緒を締めよ。」by主将


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