神戸大学 準硬式野球部

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シンダイジュンコー

H28秋季リーグ第5節① vs大阪大学

2016年10月19日 | 試合結果

神戸 001012010 5
大阪 101002000 4

1 6 北野
2 8 藤井大
3 9 川田
4 2 村木
5 7 田中
6 1 長谷
7 3 橋田
8 5 福田
9 4 弘井

長谷
7回1/3 打者34 投球数133 被安打7 与四死6 奪三振5 失点4 自責点3
檜垣
0回 打者2 投球数11 被安打0 与四死2 奪三振0 失点0自責点0
久保田
1回2/3 打者7 投球数20 被安打0 与四死1 奪三振1 失点0 自責点0

今リーグ2勝6敗と負け越している神戸大学。なんとしても一勝を勝ち取りたいゲームである。
この日は、関六一の速球右腕、長谷が先発し、守りは盤石かと思われた。ところが初回、先頭に安打を許し、盗塁などでいきなり無死3塁のピンチを招く。2番高野にはスクイズを試みられたがこれはファウルになり失敗。その後四球、盗塁で無死2,3塁となり打席には3番京藤。神戸ナインは一点覚悟のつもりであったが、ここで三塁走者がサインミスを犯し三本間で挟まれタッチアウト。ようやく一死をとる。しかし、京藤の打球を二塁手北野が失策、カバーに入った遊撃手弘井も一塁に大暴投し一点を献上する。このドタバタ劇が先輩長谷の機嫌を頗る損ねたが、後続をなんとか抑え最小失点にとどめた。
すぐさま反撃したい神戸だが、一巡目は大阪大学先発の上川を打ちあぐね、1,2回は無得点に終わる。二巡目に入った3回、2死から1番北野が持ち前の選球眼を生かし四球を選ぶと、打席には2番藤井大。大阪ベンチから「神大一いいバッター」と声が飛ぶが、ニヤリともせずにいつものポーカーフェイスを貫き、来たるべき一球に集中する。が、ファーストストライクを打ちセカンドに力の無い打球が転がる。ため息が漏れるような打球だったが、この打球が相手の失策を誘い、守備がもたつく間に一塁走者の北野が一気に生還し同点に追いつく。ゴロ打ちを徹底することの大切さを感じたシーンであった。
得点した勢いに乗りたい神戸だったが、阪大もそう簡単には引き下がらない。3回、1,2番の長短打であっけなく一点を追加され、やや阪大の押しムードで5回表神戸の攻撃を迎える。1死から打席に立ったのは、頼れる主将・弘井大誠。初回、自身の失策が失点に繋がったこともあり、さぞ燃えていたことだろう。2ボールからの3球目、「ヤマを張っていた」という直球を強振し、見事な右越二塁打を放つ。打った感触は、「いったぁ〜〜、快感。」とのこと。続く1番北野の安打でチャンスを広げ、3番漢・川田がスライダーを捉えこれが右前適時打となり、同点に追いつく。川田曰くこの適時打は「ハニーに捧げる一打」だったらしい。
「ハニーに捧げる一打」で波に乗った神戸は6回にもチャンスを作る。敵失、バント、四球で1死1,3塁のチャンスを作り、打席には8番福田が入る。先の2打席はキリキリ舞いの様相を呈していたため、皆あまり期待していないようであったが、ダウンスイングから放たれた打球は左翼手の頭上を悠々と超えた。まさかの左越二点適時打である。青天の霹靂とは、まさにこのことであろう。
2点差をつけた神戸はこのまま逃げ切りたかったが、6回裏に2点を失い、再び試合はふり出しへ戻る。8回表、主将弘井がこの日2本目の安打を放てば、2番藤井大の打球がまたもや敵失を誘い一点をもぎとる。
その裏、二番手として登板した檜垣が連続四球を与えるなどヒヤリとする一幕もあったが、三番手久保田が後続をピシャリと抑えなんとか無失点で切り抜ける。最終回の守りも走者を二塁まで進められるも、後続を打ち取り無失点。辛くも勝利した。
なんとも疲労感の残る試合であったが、今のチーム状況ではそんなことは言っていられない。貴重な一勝である。次戦も勝ち、秋リーグを良い形で締めくくりたい。

MVP
福田琢人
同点で迎えた6回、チームを勢いづける二点殊勲打を放った。

敢闘賞
長谷
味方のミスなどで終始ご機嫌斜めであったが、自慢の速球を軸とした歯切れの良い投球で勝利に貢献した。

 


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