神戸大学 準硬式野球部

神戸大学準硬式野球部です(^O^)
普段は土日を中心に
長期休暇は週4~5日活動しています!
シンダイジュンコー

関西2次トーナメント1回戦対京都産業大学

2013年05月26日 | 試合結果
5月25日

京:000 310 203=9
神:000 000 020=2

【勝利投手】川口
【敗戦投手】守田

        打安点
1 三 米村  410
2 左 吉田  521
3 一 濱田  410
  投
4 遊 溝口  300
5 中 北田  420
6 捕 梶木  300
7 右 池田  300
8 投 守田  100
  投 木俣  000
  投 内藤  000
  H 和田  100
  一 山本賢 000
  H 山根  100
9 二 山本寛 210
  H 田中  100
  二 宮本  000
  H 山本順 100

   回  数安三四死責
守田 4  59 4 0 2 1 2
木俣 0 1/3 12 0 0 2 0 0
内藤 2 2/3 44 2 0 1 1 2
濱田 2  34 4 0 1 0 3

野球日和といえる初夏の陽気に包まれた北神戸あじさいスタジアム。清瀬杯まであと一勝までやってきた神戸はこの地で名をはせることができるのか。負ければ引退、勝てば清瀬の大事な試合にマウンドを託されたのは中18日の守田。24イニング連続無四球中の守田がいきなり四球を与えさらにバントの後死球、ヒットで満塁のピンチ。が、ここを内野フライ2本で抑え無失点で切り抜ける波乱の幕開けとなる。一方打線は直後、吉田がヒットで出塁すると濱田がエンドランでライト前に運び一三塁のチャンスをつくる。ここで1次トーナメント.750の溝口。さらに北田と凡退し先取点は奪えない。その後は京産先発の川口の前に攻撃でリズムをつくることができない。そうこうしていると4回、守田が本人も「いつぶりかな」と話すストレートの四球を与え無死一塁とされる。この時点で「この回1点じゃすまんと思った」と振り返る守田。悪い予感は的中。6,7番に連続タイムリーを浴び先制される。その後溝口の失策もりさらに1失点。不調の守田はここでマウンドを降りる。5回は木俣。木俣も不調で2四球を与えてしまう。ここで幾度となくピンチをかいくぐってきた内藤にスイッチ。が、その初球でいきなり死球を与えてしまい。続く打者はショートゴロゲッツー。かと思われたが溝口がまたもやボールをはじき自分もすってんころりんしてしまう。こんな溝口見たことない。今日はとにかく打球が手につかない溝口、のちに「もうな、これはもう引退やなと思った」と話す。この日の神戸はみんな不調で何もうまくいかない。みんな心の中に「もうだめか」という感情が現れ始める。しかしこのチームのよさはそんな空気を吹き飛ばす明るさであった。5回表を終え梶木が「オレすごいことに気付いたわ」今から1点ずつ取ったら逆転できんねん」と。それにナインも「えーそんだけでいいん?」「お前天才やなー」とリアクション。このチームの辞書に負けムードなんて言葉はないのだ。7回にも2点を失った神戸それでもベンチは暖かく楽しそうに守備陣を迎え入れる。そしてここで溝口が「とにかく楽しもうや」と声をかける。するとその溝口が四球で出塁、梶木も四球で一二塁のチャンス。が、池田、代打和田と倒れ得点が奪えない。それでも8回、1死から、やはりこの男チームの切り込み隊長米村がヒットで出塁すると逆境に強い吉田。左中間にはじき返し相手の中継が乱れる間に米村は俊足をとばし一気に本塁へ。ついに神戸は1点を返しベンチもこの日一番n盛り上がり、もう逆転したかのような盛り上がりを見せる。さらに溝口がサードゴロ。と思われたが相手三塁手が悪送球。これで2点目。まだやれる。そんな雰囲気がでてきた。しかし9回神戸は3点を奪われ7点差。この絶望的状況にもベンチは溝口政権発足以来1番のといっても過言ではない盛り上がりで後押し。このプレッシャーに怖気づいたかこの回からマウンドに上がった東島は先頭池田に四球を与え無死一塁。ここで代打山根。ストライクの入らない東島、溝口は山根に「四球要らんから少々ボールでも振れ」と一言。山根は言われた通り3球振って空振り三振に倒れる。続く宮本の代打に山本順。「フライは寒かった」悔いが残るセカンドフライに倒れる。さあ米村。ここで最後のバッターとなってしまうのか。「近国思い出せー」と近国の決勝でのセカンドゴロでエラーを誘ったときのことを持ち出した声が出る。すると米村なんでもないサードゴロで相手失策を誘い、神戸は生きながらえた。しかし続く逆境に強い吉田がライトフライに倒れゲームセット。この瞬間4回生は神戸大学準硬式野球部OBとなり、一大学生となった。
ただこの先輩たちが残してくれた功績は計り知れない。最後に溝口は「厳しくやってきたつもりやけどみんなついてきてくれて、今日も最終回に溝口まで回せって声聞こえて・・・(泣)。ホンマにこのチームは日本一のチームやと思ってる」と語った。みんながついてきたのは溝口が誰よりも本気で野球に取り組んでいて本気で全日を目指していると感じていたからであろう。そうだ全日を制すであろうチームよりも関西六大学のどのチームよりも素晴らしいチームであった。感動をありがとう溝口政権。ただ吉田政権はこの先輩たちを目指すのではない。越えなければ結局清瀬杯や全日には進めない。この偉大な先輩たちを全日に連れて行こうではないか!

P.S.コメントにて4回生お疲れ様メッセージ、ありがとうメッセージ承りますのでどしどしコメントしてやってください。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2013-05-27 19:11:47
このブログ、楽しく読んでいました。
これからも応援します。

4回生・・・お疲れ様でした。
一学生になり、次は社会人という、経験のない新たな世界に向かいますが、今の感性とコミニュケーション能力を大切に、次に進んで下さいね。

この試合でのスゴイ緊張感は、学年関係なく、いろいろなものを感じたと思います。次世代頑張ってください!
返信する

コメントを投稿