五木寛之講演会のために名古屋まで行ってきた。
運営がクソで疲れる。
チケットが3,300円とバカ高いのに、運営がクソで疲れる。
Peatixでチケットを売っていて、買ったときにはフタケタの番号がついていたので、当然その番号で入場するものだと思っていた。「どうせ入る順番は決まっているのだからのんびり行こう、でもちょっと早めに行こう」と思ってのんびりとしていたら、なんと現地では到着順に整理券を配っていた。
のんびり行った俺は100番以降の番号になっていた。なんだこれ。誰が「入場は先着順」にしたんだよ。
そして入場まで待つ場所がなく、入口付近でたむろする人、続々とやって来る人、「あの、当日券はないのかしら?」と聞きに来る人(前売りで満員売り切れ)でごっちゃごちゃ。それをなすすべなく見ている運営陣。
4月にしては大変暑い日で、熱中症の心配があるとかで、取り急ぎ客を入場前にロビーに誘導するが、当然ながら順番はバラバラ。
あまりの混雑に、開場時刻を早めて客入れを始めるが、「1番から20番の方~」おいおい、まとめて20人も入れるなよ、こういうときは10人とか5人とか、細かく区切っていれるものだ、そうでないと整理券の意味がないだろう、こいつら、こういうイベント、興行の経験がないか浅いな。
無駄な主催者あいさつ。客のお目当ては五木先生で、みんなワクワクテカテカして待っているところ、「では土取利行の音楽を一時間、休憩を30分、五木先生の講演を1時間・・・」
音楽に詳しくないので、土取利行という人も知らなかったのだが、・・・誰?
五木先生のお気に入りでもあるそうで、坂本龍一、小沢征爾と同列に評していらっしゃる。
https://yattokame.jp/2024/news/6398.html
音楽は1時間と聞いていたが、40分ほどで終わる。休憩は予定通り30分・・・もうちょっと短くならんか・・・
そしてお待ちかね五木先生の講演。親鸞についてのお話しの予定だったが、1時間のところ、15分ほどオーバーする。五木先生は原稿なしで、しかもその間、ずっと立ちっぱなし。常人には真似できないな。
終わってからの退出の手順も悪い。物販も申し訳程度で。
なんかコーヒー豆売ってるなぁと思っていたら、主催者の本業が珈琲豆焙煎だそうだ。
なんでこういう「文化」にかかわる人って珈琲豆を焙煎するんだろうか。
それはさておき、運営はひどかった・・・・・もう二度と行かない。
そしていつものように、滅多に行けないところに行った習慣で、大須の仁王門湯という銭湯へ寄って帰る。
あまり旅行先に選ばれることのない中部地方、都会のはずなのに人気のない名古屋だけど、行ったら行ったで見るところは沢山あるのである。今度はいつ行けるかなぁ・・・・・・