goo blog サービス終了のお知らせ 

日々のことをつれづれと。

元オタク(腐属性あり)がドラマやアニメや日常のいろんな事ににツッコミを入れるだけのブログ。

BANANA FISH 第23話感想。

2018-12-15 21:20:56 | アニメ

今週もしんどすぎたBF23話、あっという間すぎて体感5分くらいに感じましたw 以下感想です。




ブランカ師匠が現れ、運ばれていく英ちゃんについて行こうとするアッシュに留まるよう諭します。

ア「英二!英二!!」
ブ「離れろ。お前は行くんじゃない。わかってるはずだぞ」
アッシュのこの乱れよう…。自分も撃たれてるってのに本当にすごいですよね。仲間たちも心配そうな、不安そうな顔で見守ってますね…。思えば皆まだ20前後の少年たちなんだよなぁって今回何回も思わされました。BFは居場所を失くした少年たちの物語なんだなぁって。



ア「どけ…!どかねーと撃つ」

英二のためなら、仲間であるシンやブランカにも銃口を向けてしまうアッシュ。カッとなりやすい性格上の特徴があるとはいえ、思えば彼も暴力で訴えることでしか自分の感情を表現する術を持ってないですよね。(ここにいる全員がそうでしょうけど)なんちゅー世界に身を置いているんだと今更ながら不憫になりました。



ブ「いつかこうなるとわかっていて、なぜ彼をそばに置いた」
 「守り通すことも出来んくせに」
 「ただ自分の孤独を埋めたくてそばに置いたんだろう」
 「彼はお前が救われるために存在しているわけじゃない!」
ア「黙れぇーくそったれがぁーっ!!!」

これだけ怒り狂っているのに至近距離で全弾ハズすの逆にスゴくない?あのアッシュリンクスがよ?w ブランカもアッシュがこんな事で人を撃ったりしないことを確信して微動だにしないのがいいですね。この師弟すき…。(*´ω`)
BFで感動するシーンや好きなセリフ等々は多々あれど、実は自分の中でもっとも心に刻まれているシーンがこの説教シーンだったりします。ブランカにズバリと真実を突きつけられて、いつもはクールなアッシュが感情のままに取り乱して醜態をさらし、彼の弱さを見せつけられたのが原作読んでる当時けっこうショックだったんで。あと、アッシュが薄々思ってたであろうことをちゃんと言葉で表現してくれたブランカに惚れた瞬間だったってのもありますけどw 
ただ英ちゃんの想いは「アッシュを守りたい」という相思相愛の関係ではありますけど…ね。


あと原作読んだときのワイのイメージではもっと頭ごなしに叱りつけるイメージだったんですけど、森川氏は静かに淡々んと、だけど根底にはしっかりと愛情をこめて諭してくれるような表現でより一層重みのあるシーンになったような気がしました。BFの声優陣はほんと皆さん役柄に対する解釈や洞察が深くて素晴らしい仕事ぶり…!ワシは感動に震えております…。(´_`。)




自分の仲間が英ちゃんを撃ち、仲間を殺され、アッシュとの関係が決裂してしまったと嘆くシン。
シ「俺はアッシュとだけは争いたくなかったんだ。ショーターのいたあの頃のようになれたらどんなにいいだろうって」
 「ほんとに…ボスになんて…なるんじゃなかったな…」

シンちゅわん…!!(´;ω;`)
シンは精神年齢の高い聡明なお子だけども14歳が抱えるには重すぎる問題だよなぁ…。とにかくショーターを失ったことが心理的にも物理的にもいろんなとこに影響でまくってて…。ショーター帰ってきてくれぃ…。




ブランカのザ・正論はアッシュに冷静さを取り戻させるには充分だったようで、英ちゃんのことを心配する間もなく捕まった仲間を助ける相談。アレックスの「ボスの右腕感」が素敵w
アッシュが無事とわかったときの皆の安心した表情…やっぱ皆アッシュを頼りにしてるんですよね。
さっきも言ったけどギャングってまだ大人とは言い切れない年齢で、そしてアッシュほどではないにしろ皆なんらかの暗い過去を抱えて社会を捨て身を寄せ合って生きていると思うと…ここにいる皆がアッシュと同じなんだなぁ…と切ない気持ちになる。森川氏がインタビューで「アッシュを中心に皆が引きつけ合っている」という事を仰ってて、なるほどなぁと思いましたわ。



シ「そのうえでもし情けをかけてくれる気があるなら、アッシュ、あんたとサシで勝負したい」

シンの覚悟を決めた申し出に驚愕するラオ。
ラ「こいつにとっちゃ、あの日本人以外人間じゃねーんだよ」
 「何でそんな事がわからねぇんだ!お前らの目は節穴か!?こんな奴に命を預けるのか!この血も涙もないバケモノに…!」
ラオって確実にオーサーみたいにアッシュとは根本からそりが合わないって感じなんだけど、弟想いだったり素人である英ちゃんには手を下せないって拒否ったり、そこまで悪人ってわけではないと思うんですよね。このセリフは極論だとしても、彼にはアッシュの抱えてる闇の部分だけがクローズアップして見えちゃってるのかな…。




廃墟に佇んでいても画になるイケメン




ケ「ラオの事は気にするな。相性の悪い奴ってのはいるもんだ」
ア「…あいつには見えるんだろう。醜いバケモノの、俺の本当の姿が」
ユエルンもそうだけど、幼い頃より性的玩具にされて悪意を注ぎ込まれて生きてきて、清廉潔白でいろという方が無理な話であって。むしろユエルンのような毒々しさもなく、人望のあるボスとなり強く生きてくれてありがとうと言いたい!「君は強くて美しい」って英ちゃんに言われてデレデレリンクスになってほしい。笑
しかしケインさんがほんと人格者やん…。



ア「英二…すまない…そばにいてやれなくて」
 「お願いだ…あいつを連れて行かないでください…神様」
 「俺が…代わりに…」
アッシュ…自分でフラグ立てるのやめてぇえええええええ(TдT)
「俺と英二が日本に行って一生ラブラブで暮らせますように!!」ぐらい図々しいお願いをしてもいいんだよ!!アッシュが英ちゃんを失ったら辛いように、英ちゃんもアッシュがいなかったら同じくらい辛いんだって、お願いだから少しでも気付いてほしい…自分の存在価値を低くみないでほすぃいいい~。




今週の若様は赤のガウン。李家のファミリーカラーは赤なのかな?(中国=赤というイメージもありますが)


今週はユエルンとブランカの2人の過去が明かされましたね。

チビユエルンきゃわ…♡ユエルンママは貧しい露天商の娘で、10歳の時に65歳の李家の主に買われ妾になったこと。6歳の時に父が急死してママが乱暴され殺されてしまったこと。ユエルンはそれを一部始終みていたこと…。ママが殺されてしまったのは李家の血筋以外は残さないってことなのかな?中国らしいっちゃらしいけど…。(⁻ ⁻;)



ユ「ねぇミスター。僕には憎む権利があるでしょう?アッシュはどうだったの?嬲られて、踏みつけにされて…彼は憎まなかったの?呪わなかったの?」
 「僕には見える。彼の怒りが。あの冷たい美しい顔の下に魔が住むことを。僕は知ってる」
ユエルンの長髪はママの影響だったんですねー。復讐を果たし終えた今ならもう髪を切ってもいいんじゃないかな…。その呪縛から解き放たれたときがユエルンが本当に自由になれたときかも知れない。何より短髪ユエルンも見てみたいですしねぇw( *´з`)しかし福山さんのヒステリックで痛々しい演技が鳥肌ものでした…!一番苦手だったユエルンが福山さんのおかげでだいぶ好きになれましたw



ユ「どこへ行くの?」
ブ「契約を終了させて頂きたいと思いまして」

ブランカの口から語られる、恋人と出会い感情を持てるようになったけど、その恋人を当局に殺されたという過去。
ブ「ユエルン様。奥村英二をアッシュから奪うことは、もう一人私たちを作ってしまうという事なんですよ」
 「愛さず、愛されもせず、憎悪と虚無だけが生きる糧の哀れな生を」
 「あいつは憎んで覇者になるよりも、愛して滅びる道を選んだんです。愛さなければ、愛してもらうこともまた出来ません。アッシュは…あいつは少なくとも愛することは知っています」
これがアッシュとユエルンを分かつ大きな違いなんですね。しかし吉田先生のセリフ回しは文学的だなぁ。音感が心地いい。
ユエルンは否定してたけど、ブランカの言うとおり彼を気にかけてくれる人はいる。ユエルンは愛が何なのか分からないから気付けないだけかもしれないですけど。今更だけどウーさんを失ったのが残念だなぁ…自業自得ではあるんだけど。



ユエルンの元を離れたブランカ、アッシュ達の加勢に来てくれましたぁ!いてこましたれやー!!
ブ「私を雇わないか?」
ア「え?」
ブ「実はクビになってねぇ。5000万ドルでどーだい?」

あまりの高額にお口あんぐりのアッシュさんの表情、プライスレス…!www



ブ「行ってこい。二度と会えないかもしれないんだぞ」
ブランカに促され、覚悟を決め英ちゃんに会いに行くアッシュ。会いたい想いと、会うのが怖いという想いが交錯しているのか、少し間をおいてからドアを開ける…。

ア「俺は…何てことを」
英『誰か泣いてる。何がそんなに悲しいんだろう』『僕は…僕はこの声を知っている』


ア「サヨ…ナラ」
英ちゃんから教えてもらった日本語で別れの言葉を口にするアッシュ。英ちゃんを危険な目に合わせないためにもう二度と会わないと心に誓いながら。

英「アッシュ…!アッシュ…!」

…!!!!(゚ロ゚)
アッシュの悲痛な想いを感じ取ったのか、英ちゃんが愛の力で起き上がるーー!!!
ア「英二…!ダメだ動くな…!」
英「アッシュ…どこへ行く…」





もう少しで手が届きそうでしたが…伊部さんとチャーリーに見つかり、英ちゃんが伸ばしかけた手を引っ込めてアッシュに向かって叫びます。本当は離れたくないという思いを押し殺して…。



英「行ってアッシュ!捕まる!」「早く!」
 「行けぇーーーーーー!!!」


伊部さんとチャーリー、2人とも好きだけど空気読んでぇええええええええ!!!!!!!!。゜゜(´Д`。)°゜。今出て来ちゃダメだって全世界の視聴者が思ったからぁああああ!!!!
せめて…せめて指一本でも触れさせてあげたかった…アッシュに英ちゃんのぬくもりを感じさせてあげたかった…。
しかし英ちゃん、「どこへ行くの…?」の後なんて言おうとしたんだろう?「僕も一緒に行く」だったらワイは自分の涙で泳げちゃうほど泣く自信ある。

アニメでのこのシーンの演出はより一層感動するシーンに仕上がってましたね。英ちゃんの大きな目からじんわりボロボロっと涙がこぼれ落ちて、英ちゃん背後からグーンとカメラが迫ってアッシュさんのアップ。アニメならではの演出でとても良かった!



捕まった仲間たちが、次々とバナナフィッシュの実験台に…。本当におぞましい光景。



マックス達の命の期限が迫る中、アッシュはジェシカと組んで議員たちが子供たちを買ってる画像を週刊誌に出すとゴルツィネを脅迫。ヤツが動いたところを襲撃!ゴルツィネを人質に取り、仲間たちの解放を要求します。いよいよ決戦のとき!戦じゃ戦じゃあ~!!

ゴ「まさか、こんな所で会うとはな。君も落ちたものだな。チンピラ風情の使い走りとは」
ブ「もともとそんなものですから」
ブフッww 元雇い主に「もともとそんなもの」って…「お前もそこらのチンピラと変わりねーよ」ってことなんかなww さらっとディスるブランカ好きw もっと言ったれぇー!(*´ノЗ`)




ア「今すぐ捕虜を解放しろ」
フ「なるほど。ではこれが私の返事だ」

あらーパパディノやられちゃったわー。
パパディノが最後どうなったのか微塵も思い出せないのですが、たぶん最後の方はもうパパディノとかBFとかどーでもよくなってたんだろーな。だけど私はアッシュに殺させなかった吉田先生に痺れました。コイツはアッシュに殺されるには値しない。そんな愉悦を与えてやる必要はない。「クズはクズに殺されるのがお似合いよ」ってことなんかな?って勝手に解釈してます。(もし死んでたらですけど)



「RED」好きすぎて永遠にリピートしちゃう。笑 来週、ラストはこの曲が流れてほしいわぁ~。この曲をバックに映画みたいにテロップが流れるの。それかOST曲で締めてほしい。
てか終わって欲しくないってのが本音なんですけどね…。(TT)うし!予告を見て覚悟を決めます!!

 

 



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (さくらじかん)
2020-01-29 09:45:17
感想ありがとう。毎回どれほど爆笑しているかわかりません😃
今回のツボは、‘いてこましたれや~❕❕’です。
返信する
Unknown (ときわ華(ブログ主))
2020-02-01 20:52:50
コメントどうもありがとうございます!
こちらこそ感想読んで頂きありがとうございました!
ブランカが頼もしすぎてつい口走ってしまいました…w
返信する

コメントを投稿