世界の中心で、哀をさけぶ

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2005/03/24

2005-03-24 02:17:48 | Essay
 携帯のカメラの画像フォルダをみていたらでてきた写真。
年末に行った熊本、阿蘇の草千里。

あの場所で感じた限りない解放感。
最高に気持ち良かった。
いつかまた、夏に訪れてみたい。

It's not safe or suitable to swim.

2005-03-21 01:10:25 | Essay
泳ぐのに、安全でも適切でもありません

集英社

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 いつの間にか文庫本になっていたので、購入。
「動物園」という短編がよかった。
子供が「シマウマをみたい」と言いだし、冬の雨の動物園に出かけていく母子。
雨でがらんとした園内を歩き回っている。
携帯にかかってくる別居中の夫からの電話・・・・

一見不幸なようで、幸福な家族の物語。


トニー滝谷

2005-03-16 01:56:45 | Essay
もうすぐ公開が終わってしまうので、あわてて昨日新宿で観てきた。
原作のイメージがよく出ていて、感じ良くまとまった映画だった。
原作とは少し異なるエンディング。余韻の残る終わり方で感心。

愛する人を突然、予期せず無くしてしまう悲しさ、恐ろしさ。
一瞬にして生と死の境界をまたいでしまうことのはかなさ。
いろいろと考えさせられた。



ワガママ?

2005-03-14 01:33:15 | Essay
 「天気の良い日に美しい湖にボートを浮かべて、空もきれいだし湖も美しいと言うのと同じです。」
好きな作家の小説のなかの一文。
対象が人だとしても同じ。
好きな人をなぜ一人に絞る必要があるのか?
好きなものは好きなのだ。

2005-03-08 01:03:04 | Essay
失楽園〈上〉

講談社

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男女の「愛」は永続的では無いと悟ってしまった故に、死を選ぶ。
愛が頂点に達した時に。

端から見れば狂気だが、当事者にはしごく当然の事に思えるのだろうか?

小春日和の川岸のベンチで読んでいたにもかかわらず、妖しい世界にひきこまれそうになった。