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記憶に残る日々

色んなとこに書き散らした文章をまとめるとともに、新しい話題も書き下ろしてます☆
記憶を深く掘りおこしつつ書いています。

家賃の要素

2011-07-06 18:34:16 | 東京暮らし
東横線の渋谷、学芸大、自由が丘の1K、1DKの部屋をモデルとして、部屋の条件別に家賃に与える影響を分析した(例えば「新築」の場合、新築と(全体ではなく)新築以外の差を分析)。

1、渋谷
新築 +1.1万円(109%)
南向き -0.2万円(98%)
角部屋 +0.3万円(103%)
最上階 -1.1万円(91%)
2階以上 +1.1万円(110%)
オートロック+1.8万円(118%)
エアコン -0.5万円(96%)

2、学芸大
新築 +2.3万円(126%)
南向き -0.1万円(99%)
角部屋 +0.2万円(102%)
最上階 -1.3万円(86%)
2階以上 +0.2万円(102%)
オートロック+1.4万円(117%)
エアコン +0.4万円(105%)

3、自由が丘
新築 +6.1万円(176%)
南向き +0.6万円(107%)
角部屋 -0.5万円(95%)
最上階 -1.3万円(87%)
2階以上 -0.1万円(99%)
オートロック+4.7万円(165%)
エアコン -0.3万円(96%)

これらのエリアに限ってということになるが、傾向としては以下のことが言えるだろう。
・新築は、当然家賃プラスに働き、プラス幅はばらつきがある。
・南向きや角部屋は、家賃への影響がそれほどない。
・最上階は、意外なことに家賃にマイナス1万円少々の影響があるが、これは、最上階だと部屋面積が狭い結果、家賃が安くなるという相関のためかもしれない。
・2階以上は、若干プラスに働くこともある。
・オートロックは、新築並みの家賃プラスをもたらす。
・エアコンは、ほとんど影響なし。

本価格の歪み

2011-07-05 21:40:40 | 東京暮らし
本の値段は、3重、4重の意味で歪んでおり、他のモノの値段を考えるうえでも参考になる点があるので、歪みの中身を1つずつ検討してみる。

1、再販制
まず、本については原則、書店での定価販売が義務付けられてることで、価格の硬直性がある。書店が自由に値段を決められないという制度は、読み手の需給に応じた値段になっていないということで、好況右肩上がりの世の中ならまだしも、デフレが進み、同時にデジタル化が進み、多様なメディアが登場する社会の中では、本に値ごろ感が感じられず、遠巻きに読書消費の低迷につながりやすい。さらに、電子書籍の登場や以下2~4により、徐々に「定価」での本の販売に暗雲が立ち込めている。
⇒再販価格維持は、需給に応じない価格を生みがち。

2、古本流通市場
上記再販制がとられているにもかかわらず、古本屋が第二次流通市場の役割を果たすことにより、本の価格形成がこちらの古本市場では実質的になされていると考えられる。まず組織的な古本屋としては、ブックオフを中心とするチェーン店が流行り、また、世界からはamazonが参入。現在では、ネットに接続すれば特定の本の中古価格を参照することができる。そこで提示されている価格は、需要と供給がある程度反映された価格といえる(本源的価値はもちろん個々人にとって違うんだろうけど)。
⇒二次流通市場は、適正な値付けへの道。

3、貸本屋
貸本屋は、一部の漫画レンタルを除き、現在ではあまり見られない。これは、本については借りるより持っておきたいという心理のあらわれとも考えられるが、同時に、本を借りる場合は後述の図書館が存在するということも大きいかもしれない。ただし、レンタルの発想、持たない暮らしは今後重要性を増してくると考えられるので、貸本の何らかの形での復権も考えられる(図書館が有用な地域は厳しいだろうが)。
⇒利用価値への着目が、レンタルの発想を加速させる。

4、図書館
図書館はメディア界において特殊な位置づけを占めている。例えば、DVDやCDを借りるときは、もちろん借り賃を支払うことが必要であり、家にせよ車にせよ借りるには対価が必要だ。これに対して、図書館では、資料の保存・共有という公的機能を担っていることもあり、無料での貸出が可能なところが多い。図書館には予算が付いており、その意味で住民は一定の負担を行っていることになり、本を借りたほうが税金を取り戻すことにはなる。
⇒税金投入により、モノやサービスの価格が歪むことがある。

記録狂

2011-07-01 12:43:33 | 東京暮らし
ブログをやっている時点で、何かしら記録をストックとして残したいという思いがあるんだろうが、世の中には、ログをとる対象は無限にあり、ログをとる手段も年々拡大しつつある。場合によっては、手段が重複し、訳が分からなくなる可能性もある。

1、ブログ

いまや万人ができるログ手段。日記代わりに使えるし、私が部分的に実験しているように、興味関心をリスト化し、リストをアップデートするのにも使える(例えば「外食cp」しかり、「海外携行リスト」、「カラオケリスト」、読書回りも)。さらに、クラウド化されており、どこからでも記録できるため、ハードのPCが壊れたりしても平気という点が大きい。

ソーシャル系でいえば、facebookやmixi等も代替として機能しうるが、どの程度情報のストックに役立つは若干疑問がある。ツイッターは、現時点ではフロー向きであり、情報のストックには不向きだろう。

2、画像系

画像の保存は、悩む。携帯でとっておいて保存では、携帯を替えたときのストックにならない。カメラでとっておいて保存では、PCが壊れた場合にストックにならない。写真現像は、古びる可能性もあるし、コストもかかるので、ここぞというときにとっておきたい。そこで、バックアップとして、ハードディスク等への保存も考えられるし、最近では、ネット上の保存サービスやソーシャル系に保存するということも広がりつつある(ただし、セキュリティーが気になるところ)。いずれにせよ、画像のログは比較的悩みどころになりやすい。

3、ブクログ

個人的な関心だが、読んだ本については、ここにログしていっている。点数化できるのが大きく、本棚機能で一覧表示できるのが魅力という人もいる。アプリ化されてるが、同時にクラウド化されているので便利。読書が加速される一方で、読書偏重になりうるというマイナス点が気になることもある。

4、ブックマーク

チェックしたいサイトのアドレスについてブックマークを付すが、その保存については、その都度行っており、「ブログ」、「ログイン」、「旅行」、「食」、専門系、投資系等、フォルダも設けて分類している。一部、rssリーダーでソーシャル化しており、通常のブックマークをクラウド化する手段もあると理解している(私は今のところクラウド化していないが、必要性を感じるようになったらするかもしれない)

5、定点観測系(家計簿やら食事バランスやら運動やら)

括弧内の3つは例示だが、自分の関心に沿った事項について、一定の期間、定点観測を行って、自分の傾向をつかむだけでも効果があるのではないかと考えている。
・ 家計簿は収支のバランスと支出の癖(固定費が高すぎで、食費、教養娯楽費、交通費も多い等)を、
・ 食事バランスは不足しているもの(果物、野菜等)を、
・ 運動は1週間の運動量が足りているかを、
それぞれ観測する。同時というよりは、それぞれ一定の期間にとどめることで、飽きをなくしたほうがいいかも。ただし、フォーマット化、クラウド化されてないことも多く、どう記録・保存するかは考える余地がある(1のブログを利用する手も)。

発展形として、自分が脳機能のどこを使っているかメモ(理解系を使いすぎで、記憶系が弱く、表現系を伸ばしていきたい等)等がある。

参考、to-do系

厳密な意味でストックしておくべき記録か疑問なので、省略(to-do、仕事to-do、支出to-do、予定to-do等がある)。

学びたかった社会学

2011-06-30 20:27:23 | 東京暮らし
大学を卒業すると、社会人になり、生活が大幅に変わるのが通常だ。そこで、社会人として生きていく準備として、社会で最低限必要となる事項をあらかじめ学んでおくこともアリだと思う。ここでは、そういう事項を学ぶことを「社会学」と仮称し、どんなことを学んだらよいか、試案として例示してみる。「仕事」につき、「時間」がなくなり、「お金」ができるので、この流れでいってみよう。

1、仕事学

世の中にはどんな仕事があって、自分は仕事に何を求めるのか。楽しさか。世の中への役立ち感か。お金か。はたまたヒマつぶしか。どんなスキルが身につく仕事の種類があって、自分はどんなスキルを身に付けたいのか。そもそも仕事をやる上でどんなスキルが必要なのか。これらは、考えても仕方のないとこもあるけど、まず、(1)日々仕事をやっていく上で直面している事柄から学び、次に(2)先輩方やえらい方の仕事ぶりから学び(もしくは真似び)、最後に(3)仕事外でも業界内外の人や文献に学ぶ。アウトプットの質をあげて、社会を生き抜くために、日々どんな自分に変わっていきたいか考えていくことが必要だろう。

2、時間学

社会人は仕事があるので時間に余裕がない。これは真実で、学生のときと大きな違いな点でもある。だから、時間の希少性が上がる。時間の使い方を考えておかないと、日々は恐ろしく早く過ぎていく。家事の頻度は?余暇をどのように使うか?趣味に没頭するか?テレビを見るのに何時間も費やすか?節約も兼ねて自炊するか?選択肢は無限にあるけれど、時間は限られている。自分が何を大切にしているかを振り返れるよい機会ともいえるだろう。

3、家計学

学生と社会人の大きな違いは、学費を払う立場から給料をもらう立場に変わること。収入が多くなり、支出も自然に大きくなる。ここで、収支を把握する癖を身につけないと、支出をある程度にとどめたり、収入変動への対応の仕方が難しくなる。嫌にならないよう大雑把でいいので、1ヶ月の収入が○万円、支出が○万円、差し引き貯蓄が○万円、支出の内訳は家賃が○万円、食費が○万円、教養娯楽費、交通費、、ぐらいは把握しておこう。データをとったら、家賃や通信料等の固定費がいくらか、変動費がいくらかという支出分析をしてみること。都会は家賃等の不動産回りが高く、固定費が高くなる傾向になるので、固定費をどうやって節約するかがキーということが分かるだろう。他にも個々人で支出の癖・キーを発見できるかもしれない。

ハザード対応

2011-06-22 18:54:58 | 東京暮らし
潜在的に大きな損害をもたらしうる事柄を仮に「ハザード」といってみて、ハザード対応ができているかのチェック項目を掲げる。チョイミスやヒヤリハットを超える規模の出来事で、このハザード対応は普段意識することが少ないけど、安心した生活を行うためには、ある程度備えておく必要があると思われる。以下、現代版「七難」の例に、各自の関心にあわせた追加・修正をしてみてほしい。

1、 携帯をなくした。

このとき…何が「本当に」困るか。個人情報流出か、諸情報への不正アクセスか、電話番号・メールアドレスが分からなくなることか。
それに対してどう準備しているか。パスワードをかけておく、バックアップをとっておく等。
なくしたとき、どういう順序でどう行動するか。キャリア会社への連絡か。

2、 財布をなくした。

このとき…何が本当に困るか。クレジットカードやキャッシュカードの不正使用か。
それに対してどう準備しているか。重要なカード及びその番号を控えておく、パスワードの保管方法に気をつける、定期的に資産を棚卸しておく等。
なくしたとき、どういう順序でどう行動するか。銀行、カード会社への連絡等。クレジットorキャッシュの不正使用分を金融機関に補填してもらえるケースもある。

3、 泥棒に入られた。

このとき…何が本当に困るか。財産が奪われること、諸々の不安感等。
それに対してどう準備しているか。二重ロックにしておくとか通帳レスにしておくとか印鑑の保管を工夫するとか。
このとき、どういう順序でどう行動するか。被害状況の把握か、通報か。

4、 誤って大きな買い物(契約)をした。

このとき…何が本当に困るか。資産に見合わない支出をしてしまったこと、過大な負債を負うこと等。
それに対してどう準備しているか。事前に十分に検討を重ねてから、意思決定をすること等。
このとき、どういう順序でどう行動するか。一般的には、クーリングオフ等を除けば、事後的な対応は困難だろう。

5、 交通事故にあった。

このとき…何が本当に困るか。第一は当然、身体損傷等の影響だろう。
それに対してどう準備しているか。いかに交通事故を回避するよう気を配っているか。
あってしまったら、どういう行動に出るか。しばらくは治療等、受身になる可能性もあるが、事後的な賠償や保険の請求も忘れないように。それにつけても、コントロール可能な限り事前の回避が重要かがわかる。

6、 火事。

このとき…何が本当に困るか。財産が燃えることか。自分が賠償責任を負うことか。
それに対してどう準備しているか。自分で火事を起こさないようどう注意してるか。保険は効くか。
このとき、どういう順序でどう行動するか。避難・鎮火が第一で、しばらくは受身になる可能性もあるだろう。事後的な請求もありうる。

7、 被災した。

このとき…何が本当に困るか。ケースによるが、身体損傷や資産の喪失等だろう。
それに対してどう準備しているか。避難訓練、資産保有リスクの認識、被災後にネットで情報収集ができる状態にあるか等。
このとき、どういう順序でどう行動するか。避難が第一だが、日常に戻るまでにどうするか、色々難しいことが多いと思われる。

情報、資産、健康-こうしてみると、ハザードを起こさない、起こっても損害を最小限にする、その観点から気をつけるポイントはそこそこ多いが、致命傷になりうるリスクに対しては、事前にケアしておく意義があるのでは。

it機器対決

2011-06-20 19:20:36 | 東京暮らし
私はメカ音痴なほうなので、ブログやmixi、ツイッターも、かなり広まってから始めた。その意味では、電子機器、ここではiphoneやipad、ネットブック等を念頭においているが、その比較にもバイアスがかかりそうだ。しかし、色々な機器で機能の重複(ネットや音楽、dvd視聴やゲーム等)が見られる中、基本的な機能について一度整理しておくことは意義があると思い、ここにメモしておく。

まず、iphone等のスマホ、ipad、ノートpc、液晶テレビについて触れ、オーディオ、デジカメ、kindle、ゲーム機等の機能が狭く限定されているものについては取り上げない。スマホ以外の携帯は、スマホで代替できると考え、取り上げない。

これらの機器が有する機能の中で重要なものは何だろう。個人的には、「マスト」な機能は少ない(この絞り方がシンプルライフに必要と思うが、そこは個々人の価値観によるだろう)。マスト機能は、ネット(メール等含む)、ショートメッセージ、通話の3つ。「あればいいな」機能は、iphone・ipadアップデート(マストな人が多いかも)、音楽鑑賞、カメラ、動画・dvd視聴、word・excel等編集、目覚まし等。テレビ視聴は、異論があると思うけど、個人的には要らない(ここは、テレビ視聴の効用を分解して考えるべきところかも知れず、またここ数年のテレビの録画機能は驚くべきものがあるので、機会があれば再論)。

実は、上記のマスト機能全てと、あればいいな機能の多くを含んでいるのがiphone。ipadもノートpcも、iphoneとの機能重複が多い。テレビ(+周辺機器)は機能が限定されている。

Iphoneとの併用を考えると、次点は、ノートpcだろう。これは、iphoneにはないiphoneアップデート、dvd視聴、microsoftファイル機能が大きいため。dvd視聴を除けば、軽いネットブックが望ましい(ただし、外出時にiphoneも両方持っていくのはいかがだろう)。時代に逆行するのであれば、そして外出時にパソコンを持ち運び出したくなければ、デスクトップという手もある。なお、上記と矛盾するが、ノートpcで機能の大半をカバーできると考えれば、スマホでない携帯も選択肢に入ってくる(ただし、出先でパソコンを開かずにネットを多用し、それが重要と考えるのであればスマホは必須だろう)。

総括すれば、「スマホ+ノートpc(orネットブック)」が今のところのベストチョイスになるのでは。スマホがiphoneであれば音楽・podcastも聴けていいと思う。時代に逆行してよければ、スマホにかえて通常の携帯、ノートpcにかえてデスクトップという手もある。もちろんテレビなし生活で!

(上記の機能比較を一覧表にしたものを書きくだしたかったが、気合が入らないのでそのうち…)

家計レビュー

2011-04-11 20:00:24 | 東京暮らし
現状と今後の方針は以下の通り。

・フローは主に「給料-固定費(家賃)-継続支出変動費(食費、書籍代、交通費)」。
・家賃は次回引越しのタイミングで再検討、その他の支出についても必要性等を考慮することで抑えていく方針。

・口座は銀行と証券。キャッシュカード、クレジットカード(ほぼ不使用)。定期付パスモ、Tカード、ビックカメラ等ポイントカード(クレジット機能なし)。
・カードや通帳をどう整理するか、証券のキャッシュポジションを提携銀行に移行すべきか(口座数含め)検討中。

・資産バランスの方向性について、銀行は、決済とデフレ対応(キャッシュ保有)、または1口座で両者を兼ねる場合でもバックアップということで、2口座保有でどうか(証券口座を移行する場合はさらに要検討)。証券は、1口座で十分では。
・証券投資は、中長期的な資産形成のためとし(副次的に勉強も兼ねる)、時間をかけすぎない。年齢と資産額の低さを考えると、人的資本に投資するほうが効率的ではないか(インフレでも人的資本をもって対応できなくもない点にも留意)。

・日本への投資は、成長性、給与との連動性あたりからすると、さしあたり不要ではないか。海外への投資は、成長性、インフレ対応あたりからすると、進めるべきでは。
・リターンの魅力と人的資本の性質をあわせ考えると、現状では債券より株式(リート含む)に投資したほうがいいのでは(ただし債券安になった場合に一時的に購入する手はある)。
・個別株・債券等は購入が厳しい立場にある。
・中長期的な資産形成の観点からは、継続的にノーロードのインデックス投信を購入するのがいいのではないか。アクティブは販売・信託手数料の両面で厳しい。
・直販の投信も一考だが、現状では口座数が増えることとなるため、さしあたり見送りか。
・日本のETFは、日本への投資を行うものであることと、頻繁に売買を行いたくなる点がマイナスか。ただし、信託報酬が安いものもあり、分野を絞って投資する手もあるか。なお、金その他のコモディティは、ETFで組成されており、株との相関が低く魅力的だが、現状では価格が急騰しているため購入は様子見か。
・海外のETFは、別途手続きが必要なこと、特定口座に入らないものがあること、取引手数料が高めであることから、現在では投資対象にならない。

・結論として、ノーロード、インデックス、信託報酬がそれほど高くないという条件を満たすemaxis新興国株式、emaxis先進国リート、CMAM先進国株式インデックスeあたりの投信をノンセルのリバランスで買い増していくのがいいのでは。ただし、一時的な原因で基準価額が急騰したら売却、急落したら購入する。
・海外債券投信や分野別・コモディティETFは、定期的に地合いを見つつ投資検討か。
・住宅取得は当面見送るべきか(住宅を使い切ることを前提に、海外に行く見込みがないこと、取得時に債務超過にならないこと、インフレ懸念あたりがそろってきたら要検討か)。

資産形成~とりあえずの一般論

2011-03-16 20:31:54 | 東京暮らし
● 家計の基本は、収入-支出=収支(=貯蓄・投資)、資産-負債=純資産、期首純資産±収支(貯蓄・投資)=期末純資産。
● 収入を支出するか貯蓄・投資するかは各人のライフスタイルによる。
● 貯蓄・投資(資産形成)は将来の支出のため(現実にはそうなっていないケースがある)。

● 収入は、給料等と資産収入が考えられる。
● 支出には、消費のほか、人的投資の要素もある。
● 資産形成のスタイルは、将来の支出をどうしたいかに左右される。なお、本稿では、最終的に円で支出することを前提とする。

● 資産形成について。
● 今後日本で継続的にデフレが続くとの予想のもとでは、資産形成は、将来の消費に備えて貯蓄のみを行うことで対応すればよい。この場合、ペイオフ(1,000万円)の範囲内で各行に預貯金を行うことが考えられる。
● 今後日本でインフレが見込まれる場合、もしくは将来消費を多く行いたい場合、資産形成を投資により行うことが考えられる、
● 現在、一般の個人がアクセスしやすい投資手段としては、株、債券、投信、etfが考えられる。国内モノ、海外モノがありうる。
● その場合、通常の証券会社(例えば野村證券)のほか、ネット証券(例えばsbi証券)に口座を開設することが考えられる。手数料については、一般的に、ネット証券のほうが低いといわれる。

● 短期の投資は投機といえ、リターンは予測できない。
● 中長期の資産形成を行う場合、将来のリターンが予測できないため、ある程度分散投資を行い、貯蓄に比して過度のリスクをとらないポートフォリオを組むことが考えられる。そうでない場合は、投機と変わらない。
● 資産形成を行う場合、過去のリターンとリスク(変動幅)が参考になるが、将来どうなるかは予測できない。ただし、リスクについては、将来の変動幅をも過去のものから予測できるという考え方もある。

● 株価は、対象企業の人気・財務力・成長性に左右される。これを反映して、日経平均等の日本の株価指数を示すものは、代表的な日本企業の財務力・成長性と人気を示すことになる。日本株を買うことは、中長期的には、日本企業の将来に賭けることといえる。
● 海外株式は、対象企業の人気・財務力・成長性に加え、為替に左右される。海外株を買うことは、中長期的には、海外企業の将来と為替に賭けることといえる。
● 債券は、対象企業の財務上の信用力と金利水準に左右される。日本の公社債を買うことは、日本企業の信用力と金利水準に賭けることといえ、海外の公社債を買うことは、海外企業の信用力と金利水準に賭けることといえる。
● 株式は企業価値を買っている一方、公社債は信用リスクを負担して金利を得ており、商品性が異なる。
● 投信とetfは、対象となっている株式や債券その他の資産に分散投資を行うもの。両者は類似しているが、コストや分配の仕組み等が異なっている。

東京のお気に入り

2010-03-07 00:17:06 | 東京暮らし
 一人で外出する場合、ターミナル駅で用事を済ませることもあれば、好きな場所にいくこともある。後者のように近くに住んでなくても積極的に行ってしまう場所は好きなとこだから、住む場所探しの参考にもなる(ただし住んでみたら日常になってそんなに好きでなくなる可能性も)。そこで以下メモ。ただし好きなラーメン屋はキリがないほど多いため除く。

・赤坂の歌広、見附カラ館:カラオケの待ち時間は微妙なもの。そこで休日はあえて都心にいけば、すいていて気兼ねなく歌える。
・吉祥寺のISEYA:こことTAKA-Qとかでカジュアル服を揃え、公園口の無印で下着を揃えれば一石二鳥♪
・下北のヴィレッジヴァンガード:ジャンクな気分になりたい時はヴィレッジへ☆
・渋谷のTSUTAYA:CD、DVDから本、漫画まで。レンタルから購入まで。いろんなものを楽しく取り揃えていて一種のメディアとさえいえる。
・新宿のイエローサブマリン:テーブルトークRPGにカードゲーム、ボードゲームにサイコロと、マニアの心をくすぐる品々が取り揃えられてる。
・新宿の紀伊国屋フォレスト:個人的にここの店の裏話を知ってるけど、それはともかくなにげにすごい店。2階の漫画・攻略本コーナーに隣接する、ディープそうなゲーム関連本の数々。テーブルトークRPGやゲームの舞台裏の話などに触れたいときにはここに。質でいえばその手の専門店並みの品揃えと思う。あ、紀伊国屋書店自体も好きだけどね。
・新宿のビック、ヨドバシ:ゲームやらCDやら色々物欲がわいてきたときに行く。ゲームのみだったら西口ヨドバシが最強かな~
・神保町の某餃子店・書泉ブックマート・コナコーヒー:神保町に行ったらなぜかこの3つのコンボに陥る。ブックマートは傍目から見るとアイドル写真集屋みたいにも見えるが、一応2階はテーブルトークRPGやボードゲームが雑然と置かれてる。
・東京丸善:丸の内地下から、または北口からオアゾへ。味のある4階構造。会社帰りに行くこともあれば、疲れきった旅の終わり、新幹線や電車を降りて新たに本を調達しに行くこともある。

家選び考

2010-03-06 00:14:50 | 東京暮らし
一人暮らしを始めてはや10年超、、引っ越しはそんなに頻繁にはしてないけど、家(賃貸)選びについて失敗したこととかをいろいろ書いときたい。

●住む場所について

家選びのスタートとなるのが住む場所についてだが、いつもよくわからなくなる。まず、通勤の便を重視して選ぶべきか、住みたい場所(商店街が充実してるとこか楽しそうな界隈か晩御飯に事欠かないとこか?)を重視して決めるべきか、家賃の安さで決めるべきか(路線や場所柄安いとか)、その辺をあいまいにして妥協して決めるべきかという問題が立ちはだかる。

通勤時間を重視して選ぶ場合は駅などどこでもよさそうだが、その場合でも環境の悪そうなとこは避けるなど、いろいろな思惑で選択は迷走していく。あこがれの駅に住むといっても出せる家賃には限りがある。だから、きっと妥協で決められるんだろう。私の場合、メトロ沿線か、吉祥寺か文京区か新宿近辺か、いやいや東のほうか…などいろいろ迷いが生じてる。

●個々の物件について

賃貸マンションの検索エンジンにはいろいろな条件を打ち込むことができる。

一つずつコメントすると、
・賃料:管理費込としておかないと意味なし。とりあえず自分の出せる限度額マイナス5000円~1万円ぐらいにしておかないと、不動産屋にいって少しいい物件を見つけた時に、あえなく予算オーバーする。
・建物種別:個人的にはこだわりなし(アパートマンション以外って何なんだろう…)
・駅徒歩:絶対短いほうがいいという人もいるけど、サラリーマンしてる場合、強制的に運動する機会を徒歩で作るのは悪くない(自発的にやるのは壁あるでしょ)と思うが…ただ、経験上、駅から15分前後だと家までの道のりがはるかかなたに思える。
・専有面積:こだわりないけど狭すぎるのはどうかと思う
・間取り:逆にキッチンなしとかないかな~(1R?)
・築年数:リフォーム状態にもよるけど5年以内に住みたくはある
・情報の新しさ・画像・入居条件:イマイチ、条件入力する意味がわからない
・建物設備:男ということもありオートロックすらあまり気にしない。インターネット対応が必要か考えるかという話もあるが、通信カードや進化していってる携帯に頼るという代替案もあるので微妙。
・部屋環境:エアコンは一応現代人としてほしい。フローリングはこれしか住んだことがないのでよくわからない。南向きが必要かも謎。2階以上は必須。前に1階に住んだとき色んなものが出たんで…
・キッチン・浴室・トイレ:むしろキッチンなくても…。室内洗濯機置き場は必須。昔々、洗濯機が風雨にさらされてひどいことになったので。シャワーメインなので、バストイレ別必須かはよくわからない。
・室外設備:サイクリング好きなので、管理してなくてもいいから駐輪場(自転車置き場)はほしい。

追加でコメントすると、個人の大家さんの住んでるとこが隣接している物件は、当たり外れが激しい(特にゴミの分別にうるさすぎ)ので、Mでなければ避けたほうがいいかもしれない。

社会人独り暮らしのヒント

2009-09-08 21:44:14 | 東京暮らし
 一人暮らしよりも孤独な感じの漂う「独り」暮らし。最近少し引越ししたい気分になってるので、社会人独り暮らしのコツ的なものをいくつか書き留めておきたい。

●とにかく身軽に

本でも洋服でも多くのものをもつと生活の妨げになる(過去の反省が入ってる)。掃除がしにくくなるし、ごきぶりの発生確率も高まる。次の引越しもしにくい。最重要なものに絞って持ち、部屋の見通しをよくしておくことが望ましい。定期的な掃除も必要。私といえば冷蔵庫やテレビすらないが、それだと生活感もなくなるしやりすぎといえる(そしてその割に部屋が汚い)。

●呼び出しフォンには出ない

ピンポーンと鳴っても、どうせロクでもない呼び出しだから出ないに越したことはない。新聞の勧誘か宗教勧誘かNHKか…(もしくはストーカーかピンポンダッシュか)。宅配便など事前に時間があらかじめわかってるものだけ出るようにすべき。

●乾燥機付洗濯機は便利だ

社会人のはじめのころまでただの洗濯機を使っていたが、梅雨など室内で乾かしたときには部屋干し臭が漂っていたらしい。これは男子にとってみるとどう解決すればいい問題なのかよくわからないので、素直に乾燥機で乾かしたほうがいいのでは。この点、乾燥機付洗濯機にすると、投資額はかさむものの、うひょひょらっくちーんてな感じになるただし、乾燥までしちゃっていい洋服かどうかの見極めは必要になる。

●自転車は便利だ

社会人になると運動しなくなる。そしておなかが出てきてメタボ化する。これは必然の事態で、日常の中に運動するような仕組みを組み込んでおかないといけない。本当は全身がバランスよく鍛えられスタミナもつくという観点から水泳が望ましいが、恥ずかしいとかジム通いとかで敷居が高い。そんなとき自転車があれば、景色を楽しみつつサイクリングできる。うまくいけば自転車通勤できる。私はママチャリなのにサイクリングしてる…

●人と会う予定を入れる

平日の夜や休日は独りで過ごすことも多い。そうやってすごすのが気楽なときもあれば、うさぎちゃんと化して鬱々として孤独死しちゃう感じになりそうなときもある。独りのときが多くなりがちな人は、平日の昼はもちろん平日の夜や休日にも人と会う予定を入れたほうがいい。もちろん、独り旅に出かけたり、本気で勉強したりする時間もたまには必要かと思われる。ただ社会人になると仕事以外で本気で勉強するモチベーションがゼロになるので、人と話す中で学んだほうが学びやすい面もある。

排水口篇

2009-06-28 21:23:55 | 東京暮らし
※食事中の方は、食事を終えてからお読みください。

 今週末はいろいろ買い物をしたけど、物について印象に残る事件が起きてしまったので、そのことを書いてみる。まず、ここ2年住んでる家にはまだゴキブリが出てないけど、3年目の今年こそ出るかもしれないので、ゴキブリが嫌いとかいう噂のミントやローズマリーが配合されたハーブ・スプレーを購入。また、水周りの詰まりが目立ってきたので、排水管の詰まりをとるための液体を購入。このとき、強毒性の化学液体もあったけど、目や皮膚にかかったら怖いので、微生物が詰まりを分解してくれるとか書いてあった液体を購入…しかしこのときの判断が裏目に出る。

 今日早速排水口の詰まりをとる液体を洗面台の穴に投入しようとして、その液体を嗅いでみたら…おえ~っ!!なんか排泄系の臭いがするー!!これ、もう匂いとは表記できなくて「臭い」ですわ。肥溜めっていうか、微生物っていうか…。キャップをとった爪にヤバい臭いが染み付いた。さらに排水口に投下したところ、その臭いがそこらに充満したので、あわててかなり無関係のはずのハーブスプレーをシュシュっとあたりに散布する。でも…香りというのは異臭には勝てないのである。少しあと洗面台に行って嗅いでみたら、やっぱり凶悪なにおいが残ってる

 この液体、早くも捨てるかどうか迷ってます…何せ、取扱要領に、「たまにキャップをとって換気してください」みたいなの書いてあるし。きっと、微生物を活性化させるためだわ。ハーブスプレーを買った意図とは逆にゴキブリが寄ってきそう。あぁキビシイ…

塾講師

2009-01-25 19:10:02 | 東京暮らし
 私が生まれ育った九州の田舎には本格的な塾ってものがなく(小さい塾で卓球台が置いてあるようなとこはあるけどね)、そのため少年時代は塾というものの存在を、そして存在意義をあまりよくわかってなかった。そんな私が東京に出て大学1年のころからバイトで塾講師をはじめ、週2日勤め続け、ついには就職直前まで3年半も勤めてしまった。こっちの子には、学校で勉強するという考えがあまりないらしい。学生なんて所詮、授業中適当に勉強して、休み時間や昼休みは氷鬼やらドッジボールやらどろじゅんで遊び、放課後は部活ばっかやってればいいのになぁ、というのが正直な感想(しかしもしそうなら塾講のバイトはなくなるね)。
 塾の生徒は小学生から高校生までおり、個別指導だったため小学校の国語から高校の英語・古文・生物・政治経済etcまで教えなきゃならなかった。その上、その時期の子供はまだ変化の途上で多感な時期なためか、さまざまな生徒と向き合わなきゃならなかった。その点が大変でもありまた面白くもあった。こちらが説明してるのに寝がちな子(きっと体育の時間で疲れたんだね)、やたらと人のプライベートを聞いてくる子(人の恋愛に興味津々)、急かさなければぼぉーとしてる子(不思議系・夢見がち系)、両親の悪口ばかり言ってる子、こっそりメアドを渡してくる子、突然立ち上がったり声を上げたりする子(苦笑しつつ冷静に対応)、ぶつぶつ呟く子、淡々と問題を解く無口な子、質問をするのにもいちいちはにかむ子、見た目不良だけど根は優しくて話せばわかる子、塾がつまらないのだろう、常に遅れてくる子… そんな子たちと過ごしながら、勉強をやらせるという仕事。大人の勉強と違って?明確な目的意識なんて乏しいに決まってるのだから、なんで勉強やらなきゃならないの?って聞かれても、そんな質問に対する回答なんてないわけよ。
 仲良かった講師仲間とは今でもたまーに飯食ったりするけれど、生徒の話をすると、この前、昔教え子だった子が、それも私が大学生だった頃中学生だった教え子が、このたび就職することになったことが久しぶりのメールでわかったから、その就職祝いとして飯をおごるために、何年ぶりだろう、少なくとも私が塾を引退して以来会っていないと思うから、5年ぶりぐらいに会ったところ、その生徒だった当時どういう性格だったかはここでは細かくは言えないけれど、一言でいえば思春期にありがちな反抗的でわがままっぽいところが強かったその子が、少なくとも言葉づかいとか物腰とかそういう表面的なところでは素直で、性格もいい方向に、いい方向に変わっているように思えて、私は人の成長に触れた気がした。今でも「先生」と呼ばれるのが微妙だけど…そして「先生って…ヨン様に似てるって言われない?」って言われたのがさらに微妙だけどね。私には、ヨン先生の柔和さと格好よさがまるでないデス
 塾は小田急線上にあり、生徒と会った後日、その駅に、遠出してもまぁいいやと思えるうまいラーメンを食いに立ち寄ったとき、駅は立派に改装されていて、ラーメン屋の反対側にある通りの様子もがらっと変わっていて、そこでも時の流れを感じた。ラーメン屋のある通りとそこからも見える塾だけは昔の面影を残し、しかし過去を感じさせるそれらは、懐かしさを呼び起こすというよりもむしろ他人のように見え距離を感じた。